2023年10月20日金曜日

アントニオ猪木:特集(81)ラスト「90年代・引退試合」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」猪木がついに引退。「猪木、タイガー vs. 佐々木健介、藤田和之」「vs. 角田信朗(公開スパーリング)」「vs. ドン・フライ」を紹介します。

アントニオ猪木、タイガーキング vs. 佐々木健介、藤田和之

(1997年7月6日:真駒内アイスアリーナ)

アントニオ猪木:特集(81)ラスト「90年代・引退試合」

(内容)「サマーストラグル97」でのタッグ戦。佐々木、藤田のパワーコンビ。若手の藤田に注目。格闘技的な雰囲気の内容。両チーム、手足やバックを取り合う動き。猪木は浴びせ蹴り、張り手、トップロープからのニードロップ(藤田の背後に決めた)、スリーパー。タイガーはキック(ハイキック、後ろ回し蹴り)、タイガードライバー(すっぽ抜け)、ツームストン、トップロープからのダイビングヘッドバット。藤田は受けに回りながら、ボストンクラブ、パワー技。佐々木は猪木に袈裟斬りチョップ、ストンピング、一本背負い、タイガーにラリアット、リフトアップ、と遠慮を知らない攻撃。最後は猪木。延髄斬りでキレイに藤田を仕留めた。「テクニック&パワー」の「新日イズム」で戦われた試合。当時、トップクラスであった佐々木は控えめな出番。藤田にとっては良い経験・思い出になったと思われる。


アントニオ猪木 vs. 角田信朗

(1998年3月22日:愛知県体育館)

アントニオ猪木:特集(81)ラスト「90年代・引退試合」

(内容)「公開スパーリング」として行われたもの。猪木と比べると小柄な角田(K1戦士)だが、ガッチリした身体(顔はヒロ斎藤に似ている)。角田が速いキック(後ろ回し蹴り、ハイキック、アリキックなど)を出し、ヒザ十字を狙うが、猪木はディフェンスしながらアリキック、バックを取るグラウンド、アキレス腱固め。そして互いに握手、おじぎ。角田がスパーながら素早い動きを見せた。


アントニオ猪木 vs. ドン・フライ

(1998年4月4日:東京ドーム)

アントニオ猪木:特集(81)ラスト「90年代・引退試合」

(内容)猪木の引退試合。「ファイナル・イノキ・トーナメント」で勝ち残ったフライとの一戦。フライはアルティメット大会で優勝したこともある猛者。パンチが得意な危険な男。モハメド・アリが聖火を燃やして、猪木入場。白いガウン、背中には「闘魂」。セコンドには佐山聡、小川直也、長州力、リングサイドには前田日明、アニマル浜口、天龍源一郎、キラーカーンら。試合開始。黒いグローブを着けたフライがパンチ、ヘッドバット、水車落とし、アキレス腱固めなどの足技。猪木は浴びせ蹴り、グラウンド、スリーパー。フライがマウントポジションでパンチ。体を入れ変えて猪木がマウントパンチ、顔面キック(グレート・アントニオ戦を思い出すような蹴り)、延髄斬り、パンチ連発。そして、コブラツイストからのグランドコブラで猪木がギブアップ勝ち。試合時間は「4分9秒」。マウントパンチからの畳み掛ける連続技が迫力だった猪木。特に延髄斬りのシーンは会場のファンが思わず熱くなってしなったほど。最後まで猪木らしい試合っぷり。試合後はアリから花束。そしてマイク。ファンに感謝、「歩むこと」「挑戦すること」の大切さを述べ、「ありがとう!!」。引退のゴング。ベートーベンの「運命」が流れる中、花道を退場。そしてファンに笑顔、「イノキ ボンバイエ」のテーマ。「いくぞ、1・2・3 ダァー!!」。全てが完璧だった引退試合。プロレスラーは引退してもカムバックすることがよくあるが、猪木は本当にコレが最後の試合となった。

 

2023年10月19日木曜日

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」90年代の猪木。伝説の男と対決。「vs. ウィリー・ウィリアムス」「vs. タイガーキング」「猪木、タイガー vs. 藤原、ライガー」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ウィリー・ウィリアムス

(1997年1月4日:東京ドーム) 

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)「97 新春バトルラッシュ in 東京ドーム」として行われた興行。「INOKI FINAL COUNTDOWN」6戦目の相手はあのウィリー。猪木と1980年に戦ったカラテ家。猪木戦の後、バスの運転手を本業としながら不定期にリングに上がる生活。正直なところ、全盛を遙かに過ぎた二人に凄い試合ができるとは思えない(個人的に)。白いガウンの猪木。ウィリーは空手着。ウィリーがパンチ&ヒザ蹴りで先制攻撃。猪木はグラウンドでスリーパーを狙う。パンチやキックを使うウィリーだが、猪木がロープ際でコブラツイスト。そのままグラウンドに持ち込み、グラウンドコブラでウィリーがギブアップ。試合時間は「4分13秒」。試合のルールはどういったものだったのだろう? 「顔面パンチはナシ」だったのだろうか?  それなら、ウィリーに勝ち目は無かった。ディフェンスしながら猪木がプロレス技で勝利。「記念」のような試合だから、これでよかったのかも。


アントニオ猪木 vs. タイガーキング

(1997年4月12日:東京ドーム) 

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)「97 BATTLE FORMATION」での「INOKI FINAL COUNTDOWN」7戦目。タイガーキングは80年代初頭に活躍した初代「タイガーマスク」のこと(一応、正体は「不明」)。人気絶頂の頃にマスクを脱いで新日本離脱。従来のプロレスを批判したりといった行動で当時のファンをガッカリさせたこともある。そんなサヤマが「タイガーキング」として特別復帰(「タイガーマスク」というキャラクター名が使えないため「タイガーキング」らしい)。金色のコスチュームのタイガー。例のフットワーク、速い後ろ回し蹴り、キック、ロープを使ったあの懐かしのムーブ、回転式延髄斬り。猪木はキックや腕ひしぎをディフェンスしながら、グラウンド、インディアン・デスロックからの弓矢固め。最後は猪木。コブラツイストでギブアップ勝ち。試合時間は「6分46秒」。佐山は動きが速かったが、やっぱりスケールの大きさでは猪木。「師匠と弟子」といった感じの試合で、決着後に両者が握手するシーンが素晴らしかった。


アントニオ猪木、タイガーキング vs. 藤原喜明、獣神サンダーライガー

(1997年5月3日:大阪ドーム)

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)タッグ戦。ライガーに特に注目のカード。猪木を相手にどんな動きを見せるか? まずは藤原、ライガーが入場。次いでガウンの猪木とマントのタイガーが並んで入場。タイガーとライガー。ライガーがセントーン、垂直落下ブレーンバスター、ロメロスペシャル。タイガーはタイガードライバー、昭和時代のロープワーク&足をからめ取る動き、ハイキック、ツームストーン、トップロープからのダイビングヘッドバット(自爆)。猪木と藤原は腕を取ったりするグラウンド。藤原がヘッドバット、張り手。タイガーと藤原。藤原がパイルドライバー、脇固め、ヘッドバット。タイガーはハイキック、ツームストーン。猪木とライガーは互いに浴びせ蹴り。勝負を決めたのはやっぱり猪木。藤原にトップロープからのニードロップ、延髄斬り、スリーパーで勝利。両チームとも得意技を出し合った試合。タイガーとライガーはアクロバティックな動きでスピードもあった。猪木と藤原は過去にもやっているため、大体想像がつく動き。しかし、猪木の延髄斬りは迫力。猪木とライガーがあまりからまなかったのが、少し残念。

特集(79)「90年代」
「vs. ウィリエム・ルスカ」「vs. リック・フレアー」「vs. ビッグバン・ベイダー」
特集(81)ラスト「90年代・引退試合」
「猪木、タイガー vs. 佐々木健介、藤田和之」「vs. 角田信朗(公開スパーリング)」「vs. ドン・フライ」 

2023年10月18日水曜日

アントニオ猪木:特集(79)「90年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」90年代、特別参戦の猪木。「vs. ウィリエム・ルスカ」「vs. リック・フレアー」「vs. ビッグバン・ベイダー」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ウィリエム・ルスカ

(1994年9月23日) 

アントニオ猪木:特集(79)「90年代」

(内容)「INOKI FINAL COUNTDOWN」の二戦目。昭和時代の強敵ルスカと対戦。攻めようとするルスカ。猪木は警戒。ルスカが柔道の投げからグラウンド。正直なところ、何を狙っているのかよくわからないルスカの攻撃。猪木がパンチ。ルスカは腕ひしぎ、そして道着の帯を使う反則。場外とエプロンでスリーパーを決められてしまう猪木。ダメージが深いのか、タンカに乗せられる猪木。長州が登場。猪木にカツを入れる。回復した猪木はチョークスリーパー、トップロープからのニードロップ、そしてスリーパーで勝利。なんだかよくわからない勝ち方(タンカに乗せられた時点で「試合終了」じゃないの?)。プロレスと格闘技を混ぜるとヘンな内容になってしまう「?」な試合。猪木の「トップロープからのニードロップ」は良かった。だから、それでいいのかも。


アントニオ猪木 vs. リック・フレアー

(1995年4月29日:北朝鮮・平壌「メーデー・スタジアム」)

アントニオ猪木:特集(79)「90年代」

(内容)スペシャルイベント。リングアナは田中秀和、レフェリーはタイガー服部。パープルの派手なガウンでフレアーが入場。猪木は白に「闘魂」と書かれたガウン。試合はフレアーが攻めて、猪木が耐える、という基本形。フレアーの首投げに猪木がレッグシザース。互いに腕を取り、ストンピング。フレアーが攻める。逆水平、場外で鉄柱攻撃、ブレーンバスター、ニークラッシャー、足首を固める、ニードロップ、4の字、エルボードロップ、バックドロップ。猪木が観客にアピールしながらパンチ連発、ドロップキック(スカ)。そして猪木が畳み掛けるように浴びせ蹴り、トップロープからのニードロップ、延髄斬りで3カウント勝利。猪木のパンチ(鉄拳制裁)が印象的だった試合。フレアーもいつものバッタリ倒れるパフォーマンス、コーナーに振られて場外に落下、コーナーに登ってデッドリードライブされる、を見せた。猪木の勝利でスタンドからは拍手が。北の人間に「プロレス」というのものはどう見えたのだろう? 「平和の祭典」ということだったらしいが、未だにこの地域に真の平和は訪れていない。


アントニオ猪木 vs. ビッグバン・ベイダー

(1996年1月4日:東京ドーム) 

アントニオ猪木:特集(79)「90年代」

(内容)昔、ビートたけしが新日本プロレスに連れてきたベイダー。その後、WCWで王者になるなど、日米でトップスターに。「INOKI FINAL COUNTDOWN」の5戦目の相手として来日。例の甲冑をかついで入場するベイダー。52歳の猪木は赤いガウン。花道で入場する猪木の前に立ちはだかるベイダー。TV画面には一部しか映っていなかったが、ベイダーが花道から落下寸前に(かなり緊張していたらしい。ベイダーの著書にそのときの様子が書いてあるとか)。試合開始。ベイダーが先制攻撃。張り手、ボディスラム、パンチ連発。猪木もパンチ、張り手を使うが、パワーはもう一つ。場外戦でベイダーがテーブルを使い、エプロンサイドの猪木にラリアット。猪木がスリーパーを出すが、強烈な投げっぱなしジャーマンを食う(後頭部から落下)。ここから猪木が奇跡の挽回。おなじみ「トップロープからのニードロップ」、アリキック、延髄斬り、場外でイス攻撃、流血したキズにパンチ、腕固め、腕ひしぎ。そしてまたベイダー。胴絞めスリーパー(ガッチリ決まった)、チョークスラム、ドラゴンスリーパー、ボディプレス、ムーンサルト。最後は猪木。ボディアタックをミスったベイダーをボディスラム、腕ひしぎでギブアップ勝ち。猪木が危険な技に耐えた試合。特にベイダーの投げっぱなしジャーマン、チョークスラム、ムーンサルトは強烈なものだった(80年代に行われた二人の試合ではベイダーはまだムーンサルトは使っていなかった)。猪木に勝ちを譲ったのは明らかだったが、ベイダーはキツい技をよくもあれだけ出せたもの。どうやら互いに信頼関係があったらしい。

特集(78)「90年代」
「vs. 天龍源一郎」「猪木、馳浩 vs. 藤原喜明、石川雄規」「vs. グレート・ムタ」
特集(80)「90年代」
「vs. ウィリー・ウィリアムス」「vs. タイガーキング」「猪木、タイガー vs. 藤原、ライガー」

2023年10月17日火曜日

アントニオ猪木:特集(78)「90年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」90年代、特別参戦の猪木。「vs. 天龍源一郎」「猪木、馳浩 vs. 藤原喜明、石川雄規」「vs. グレート・ムタ」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. 天龍源一郎

(1994年1月4日:東京ドーム)

アントニオ猪木:特集(78)「90年代」

(内容)猪木が花道を小走りしてリング入場。共にガウンで風格。レフェリーはタイガー服部。まずはニラみ合い。互いに警戒するオープニング。その後は両者が得意技を交互に出し合う。猪木がヘッドバット、パンチ、延髄斬り。天龍は張り手連発、延髄斬り、逆水平。ここでハプニング。猪木のチョークスリーパーで天龍が失神(目をつぶっているだけのようにも見える)。目覚めた天龍が突っ張り、延髄斬り、ラリアット、浴びせ蹴り(かするように当たった?)、サッカーボールキック。猪木は延髄斬り、卍固め(パワーで返された)、腕ひしぎ、浴びせ蹴り、パンチ、チョークスリーパー。しかし、最後は天龍がパワーボムで3カウント勝利。身体全体のパワー&タフネスで天龍が勝利。全盛を過ぎた猪木に勝っても自慢にはならないが、天龍には良い思い出になっただろう。


アントニオ猪木、馳浩 vs. 藤原喜明、石川雄規

(1994年)

アントニオ猪木:特集(78)「90年代」

(内容)猪木が藤原組と対戦。石川は猪木に憧れてレスラーになる決意をした男。アメリカへ渡り、「マレンコ道場」でトレーニング。帰国して「プロフェッショナルレスリング藤原組」に入団。どんな動きを見せるか? 赤い生地に花びらがデザインされたガウンの猪木(馳はTシャツ)。猪木と藤原でスタート。藤原がボディブロー(連発)、脇固め。猪木はグラウンド、ボディシザース。馳と石川。石川が張り手。馳はバックを取るレスリング、ジャイアントスィング。猪木と石川は互いにアリキック。藤原に猪木がチョークスリーパー、馳が裏投げ。そして猪木と石川。猪木がチョークスリーパー、延髄斬り。再びチョークスリーパーで猪木組がレフェリーストップ(?)勝ち。晩年の猪木がよく使っていたチョークスリーパーで決まった試合。チョークスリーパーは反則だが、プロレスには「5カウント未満なら許される」という裏技が。石川は試合内容、結果をどう思っただろう? 彼が満足しているのなら「良い試合だった」と言ってもいいかもしれない。


アントニオ猪木 vs. グレート・ムタ

(1994年5月1日:福岡ドーム)

 

アントニオ猪木:特集(78)「90年代」

(内容)猪木が引退に向けて様々な相手と勝負する「INOKI FINAL COUNTDOWN」の一回目。ムタは説明不要ではあるが、一応、説明。猪木の弟子である武藤敬司の化身。武藤とは違って反則殺法を使って勝とうとするヒールキャラ。まずは赤を基調とした派手なニンジャ・コスチュームでムタが入場。次いで猪木がリングに向かうが、ムタが花道で立ちはだかる。毒霧を噴射して、ムタが猪木をリングに誘う。ゴング。場外に出たりしながらムタが猪木をじらし、バックや腕を取るレスリング。猪木はアリキックを使うが毒霧を浴びて顔が緑色に。ムタが暴れる。花道でのブレーンバスター&クローズライン、バックドロップ、場外で鉄柵&テーブルにパイルドライバー&鉄柱攻撃、ソバット。流血する猪木は浴びせ蹴り、鉄拳制裁、チョーク気味のスリーパーを見せるが、またしても毒霧を浴びる。ムタがシュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(二連発)、ジャーマン、ドラゴンスープレックス。大技で決められなかったムタ。チョーク気味のスリーパーからの体固めで猪木が3カウント勝利。試合後、サッサと引き上げるムタ。猪木は勝ったが、顔が毒霧で緑になってちょっとカッコ悪かった印象。試合もどちらかと言うとムタのペース。できればムタではなく、武藤とテクニックで勝負してほしかったところ。

特集(77)「80・90年代」
「vs. 長州力」「vs. ブラッド・レイガンス、ムッシュ・ランボー」「vs. 長州、天龍」ほか
特集(79)「90年代」
「vs. ウィリエム・ルスカ」「vs. リック・フレアー」「vs. ビッグバン・ベイダー」 

2023年10月16日月曜日

アントニオ猪木:特集(77)「80・90年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」90年代、第一線を退いた猪木。「vs. 長州力」「vs. ブラッド・レイガンス、ムッシュ・ランボー」「vs. 長州、天龍」ほかを紹介します。

アントニオ猪木 vs. 長州力

(1989年2月22日:両国国技館)

アントニオ猪木:特集(77)「80・90年代」

(内容)猪木が花をデザインした紫のガウンで入場。試合開始、互いに警戒し、得意技を連発する展開に。長州がヘッドシザース、腕ひしぎ、ひねりを加えたバックドロップ(三発)、パンチ、トーキック。猪木は長州のストンピングに張り手で対抗、腕を取る動き、ヘッドバット合戦からのパンチ、ラリアットをかわして脇固め、畳み掛けるように延髄斬り(三発)&パンチ&ダブルアームスープレックス、キーロック、パンチ連発からのブレーンバスター。しかし、ここまで。最後は長州がリキラリアット六連発(一発は後頭部)で3カウント勝利。得意技を連発しても勝てなかった猪木。最早、猪木の時代ではない。猪木「プロレスが全てではない」という考えの持ち主ではあったが、負けるとやっぱり悔しいものがあったのでは? 若手の肩を借りて退場する姿は長年のファンにとっては残念なものがあった。そして猪木は「スポーツ平和党」を結成。第15回参議院議員通常選挙(1989年7月23日)に比例で99万3989票を集めて初当選、参議院議員に。もうプロレスをすることはない、と思われたが・・・。


アントニオ猪木、馳浩 vs. ブラッド・レイガンス、ムッシュ・ランボー

(1992年5月17日)

アントニオ猪木:特集(77)「80・90年代」

(内容)新日本に特別参戦する猪木。1990年2月10日には坂口征二と組み、蝶野正洋&橋本真也と対戦。蝶野をフォールして勝利。1992年1月4日には馳浩と対戦し、卍固めで勝利。そしてこの試合。レイガンスはミネソタ州出身。アマレスで実績。AWA入り。マサ斎藤、ビル・ロビンソン、ニック・ボックウィンクルらと対戦。ランボーはカナダの選手で、フランス系。マスクを被っていた時期もあったが、ドイツで傭兵スタイルに変身。ケン・パテラ、テリー・ファンク、テッド・デビアスと対戦経験あり。まずは猪木とランボーでスタート。パンチを連発する猪木。レイガンス組もパンチ、エルボーの打撃系。ランボーが馳にサイドバスター、猪木に強烈なボディスラムとエルボー。猪木がレイガンスにレッグシザースとアームブリーカー。ランボーが馳に決めたパワースラムはなかなかの威力。レイガンスに鉄拳制裁する猪木。しかし猪木にツープラトンのブレーンバスター。猪木がランボーに延髄斬りとバックドロップ。レイガンスが猪木にジャーマンスープレックスホールド、バックドロップホールド。最後はやっぱり猪木。延髄斬り二発からのチョークスリーパーでレイガンスから3カウント。多くの技が交錯。パワー型のレイガンス組はスープレックスで猪木を痛めつけたが、及ばず。しかし、なぜ猪木のチョークスリーパーは反則にならないんだろう? ちょっとズルいような気もする(「5カウント未満の反則」はOK?)。


アントニオ猪木のスパーリング

(1993年)

アントニオ猪木:特集(77)「80・90年代」

(内容)「ハイパーバトル93」に猪木が登場(ジャージ姿)。まずは小島聡とスパー。猪木が張り手、ダブルアームスープレックス、延髄斬りを披露。次いで石澤常光が相手。石澤が足を取る動き。猪木はアキレス腱固め、張り手連発、ボディスラム。そして観客に挨拶して、退場。猪木の動きは良かった。「軽い手合わせ」だったが、延髄斬りには迫力が。


アントニオ猪木、藤波辰爾 vs. 長州力、天龍源一郎

(1993年5月3日:福岡ドーム)

アントニオ猪木:特集(77)「80・90年代」

(内容)注目のタッグ戦。白いガウンに「闘魂」の猪木。黒いガウンに「飛龍」の藤波。長州は黒いシャツ、天龍は黄色のガウン。天龍、長州、藤波、猪木の順にコール。コールと同時にガウンを「バッ」と脱ぐ猪木がおなじみのポーズ、首には真っ赤な「闘魂タオル」。猪木と天龍でスタート。猪木が張り手連発からの延髄斬り。天龍はスリーパー。藤波と長州はグラウンド。その後は持ち技を連発する4人。藤波のキーロックを持ち上げて長州がバックドロップ、リキラリアット。天龍は逆水平、クローズライン、爪先キック(陰湿な蹴り方。個人的には嫌い)。代わる代わる藤波を痛めつける。長州がサソリ、天龍はハーフボストン、DDT。猪木が頑張る。天龍、長州に鉄拳制裁。長州に延髄斬り、ダブルアームスープレックス、天龍に浴びせ蹴り、延髄斬り、卍固め。しかし、長州が猪木にリキラリアット、サソリ。最後は伝説の名シーン。猪木が天龍に卍固め。同時に藤波が長州にコブラツイスト。そのまま藤波がグランドコブラに持ち込んで3カウント。猪木が頑張った試合。鉄拳制裁が印象的。長州、天龍はやや受け身の姿勢。天龍にはゴツゴツした新日本出身の選手ではない「異質さ」があった。

特集(76)「80年代」
「vs. マードック、オートン、ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋(優勝決定戦)」ほか
特集(78)「90年代」
「vs. 天龍源一郎」「猪木、馳浩 vs. 藤原喜明、石川雄規」「vs. グレート・ムタ」 

2023年10月15日日曜日

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」88年「イリミネーションリーグ」。「vs. マードック、オートン、ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋(優勝決定戦)」ほかを紹介します。

アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. ディック・マードック、カウボーイ・ボブ・オートン、スコット・ホール

(1988年12月7日)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」として行われた6人タッグ。前回はマードック組の勝利。今回はどうか? カラーで分けられたチーム。マードック組は「青」だが、前回の試合では着用していた青いジャンバーは無しで三人ともショートタイツのみ。猪木組は赤いジャンバーで入場(似合っていてカッコいい)。長州とホールでスタート。ホールがトーキック、オートンはエルボー。猪木とオートン。バックを取るオートン、猪木はアームブリーカー、マードックに延髄斬り。長州とマードック。マードックはこの試合では長州にパンチをよく使い、得意のエルボー。長州のリキラリアット炸裂。星野はホールにナックル連発。そしてオートンが場外に落下。しかし、ノーカウント。レフェリーが「落下」を確認しないと落ちたことにはならないらしい(アメプロではよくあるパターン)。怒りの長州がオートンにサソリ。マードックのブレーンバスターを食った長州だが、リキラリアットで星野とマードックを場外に追放。ホールにもリキラリアット。猪木がトップロープからリングイン、ホールに延髄斬りで3カウント。残るはオートンのみ。オートンが猪木をバックブリーカー、ショルダーブリーカー、ニースタンプ、腕固めで痛めつける。しかし、ここまで。長州のブレーンバスター、猪木のコブラツイスト。さらに長州がリキラリアット。猪木が延髄斬り、トップロープからのニードロップでオートンをフォール。猪木組の勝ち。この試合で重要な役割を果たした長州のラリアット。昔と比べると随分パワーアップ。新しい新日本を背負うにふさわしい攻撃力だった。


アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 藤波辰巳、橋本真也、蝶野正洋

(1988年12月7日:大阪府立体育会館)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ優勝決定戦」。同じ日に二試合目となる猪木のコンディションはどうか? 藤波組とは以前にも対戦(猪木組の勝ち)。紫のジャンバーの藤波組、次いで赤の猪木組が入場、花束贈呈。長州と橋本でスタート。橋本がニールキック二発。星野がナックル連打を使うが、橋本がキック。長州と藤波。パワーを見せる長州。猪木と蝶野。力比べでは蝶野で、身のこなしも速い。橋本が長州に激しくストンピング、エルボー、パンチ(長州に何か恨みでも?)。猪木が橋本に鉄拳制裁。蝶野に長州がキッチンシンク、ブレーンバスター、猪木はブレーンバスター、スリーパー。橋本が猪木にボディスラムからのアームロック、三角絞め。星野と藤波。小さい星野。ブレーンバスター、バックブリーカー、ドラゴンスリーパーでギブアップ。長州と藤波。長州がリキラリアット、藤波はコブラツイスト。ここで橋本と蝶野が二人を攻撃して場外へ。猪木が橋本と蝶野の二人を相手にすることに。橋本がDDT。しかし、ニールキックを空振り。猪木が延髄斬りで3カウント。蝶野は師匠である猪木に容赦ない攻撃(猪木に何か恨みでも?)。ヘッドバット、手刀、顔面と後頭部にストンピング、バックフリップ、トップロープからのニードロップ、逆水平。猪木が逆襲。バックドロップ、アリキック、そして卍固め。体勢が崩れてグランド卍に。蝶野がギブアップ、猪木組優勝。優勝チームに大きなトロフィー、賞金1000万。マードックら外国人チームが猪木組を祝福。坂口らも登場して会場のファンにボール投げのサービス。なかなか面白かった「イリミネーションリーグ」シリーズ。長州は猪木と戦うよりも組んでいるときの方が強かったような気がする。猪木も弟子たちが強くなっていくのを見るのが楽しかったのでは? 


アントニオ猪木、長州力 vs. ディック・マードック、カウボーイ・ボブ・オートン

(1988年12月9日)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ戦」後の特別試合。マードック組がリーグ戦で着用したブルーのジャンバーで入場。次いで猪木組。長州はいつもの黒いシャツ、猪木は紫のガウン。花束贈呈。長州とオートンでスタート。長州がサソリを仕掛けるが、マードックがすぐさまカット。そして長州にトーキック、パンチ、エルボー。猪木はマードックに鉄拳、オートンに足固めからの弓矢固め。長州がオートンにパンチ、チョップ、リキラリアット。猪木がオートンをボストンクラブで攻める。長州がマードックにリキラリアットを食らわし、猪木がオートンに延髄斬り(当たり浅め)で3カウント。猪木組が勝利。マードック組は引き立て役に回った。しかし、この試合でもマードックは長州にパンチを連発。なぜだろう? 殴ってやりたい、と思うようなことがあったのだろうか?

特集(75)「80年代」
88年「イリミネーションリーグ公式戦」。「vs. マードック、オートン、スコット・ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋」ほか
特集(77)「80・90年代」

「vs. 長州力」「vs. ブラッド・レイガンス、ムッシュ・ランボー」「vs. 長州、天龍」ほか 

2023年10月14日土曜日

アントニオ猪木:特集(75)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年「イリミネーションリーグ公式戦」。「vs. マードック、オートン、スコット・ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋」ほかを紹介します。

アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. ディック・マードック、カウボーイ・ボブ・オートン、スコット・ホール

(1988年11月17日)

アントニオ猪木:特集(75)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」として行われた6人タッグ戦。オートンはちょっと前は「海賊男ビリー・ガスパー」だったが、今回は素顔。ホールは後、「WWFスーパースター」になり、「NWO」でも活躍する男。マードック組(青いジャンバー)、猪木組(赤いジャンバー)の順に入場、花束贈呈。ホールは後に「レーザー・ラモン」というキャラに変身するが、この当時は金髪パーマに口ヒゲ。ラモンの時とは見た目が別人のように全然違う。長州とホールでスタート。ホール、マードックがグイグイ締め上げるヘッドロック。星野にはマードックがエルボー、オートンがアトミックドロップ。オートンが猪木、長州とグラウンド。星野がホールに腕固め。長州がマードックにリキラリアット。小さい星野を狙うホール。ヒザ蹴り、サイドバスター、アバランシュホールド、エルボードロップ(自爆)。そして長州のラリアットでホールがフォール負け。これで終了、と思ったら、これは「イリミネーション」マッチ。最後の一人になるまで試合は続く(前回「アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 藤原善明、木村健吾、木戸修」を紹介したが、そのときは普通のタッグマッチのように木村が猪木にフォールされて、即終了だった)。猪木がオートンに4の字を仕掛けるが、マードックにバックブリーカー、アトミックドロップされる。やられる星野。オートンが(滞空時間長めの)ブレーンバスター、合体バックブリーカー。マードックが垂直落下式ブレーンバスターで星野から3カウント。その後、オートンと長州がもつれ合って場外に転落、失格。最後に残った猪木とマードックがシングル戦。これまで何度も戦ってきた両者。何となく結果が読めそうな対決(猪木が延髄斬りで勝利かな?)。マードックがドロップキック、4の字(失敗)、場外に落ちそうになったところをオートンがサポート、パンチ、バックドロップ、エルボードロップ、パイルドライバー、カーフブランディング。猪木はアリキック、鉄拳、アームブリーカー、スリーパー。そして猪木がコブラツイスト。ここで既に失格になったオートンが介入。猪木が場外に転落、失格。マードック組の勝利。最後はちょっとズルかったが、楽しかった試合。こういうゲーム的な試合も悪くない。この試合でおいしいところを持っていったのはオートン。マードックが場外に落ちないようにサポートする姿が実にユーモラスだった。ホールはこの当時は地味。まさか、後にあんな派手な舞台(WWF、WCW)で活躍するビッグネームになるとは。


アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 藤波辰巳、橋本真也、蝶野正洋

(1988年11月25日)

アントニオ猪木:特集(75)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」。橋本と蝶野が猪木相手にどんな動きを見せるかに期待。リング入場、選手紹介。橋本はゴツい身体、蝶野はヒゲを生やして貫禄十分(若手には見えない)。藤波組がまず猪木を狙って先制。そして長州と藤波でスタート。長州がパワーを見せる。星野は藤波にナックル連打。橋本はちょっとこの試合ではカラ回り。長州のエルボー、ブレーンバスターを食らう。猪木と力比べ。橋本優勢、猪木がリバーススープレックス。蝶野は猪木の足を攻める。長州が蝶野にキッチンシンク二発、サソリはディフェンスされてしまう。猪木が蝶野にインディアン・デスロックからの弓矢固め。そして蝶野がエアプレンスピンで星野を場外へ。橋本がニールキック失敗。長州のリキラリアット、蹴りを食らって場外へ。猪木と藤波はグラウンド、猪木が腕ひしぎ。蝶野が猪木の顔面にストンピング(師匠によくそんなことができるもんだ)。怒りの猪木は蝶野に鉄拳制裁。蝶野は長州に延髄斬り(猪木の前で使っていいの?)。猪木と藤波が珍シーン。互いに延髄斬りを空振り。両者もつれ合って場外へ(失格)。蝶野が長州と一騎打ち。蝶野がバックフリップ、トップロープからのタックル(後に見せる技をこの時点で既に使っていた)。しかし、最後は長州がリキラリアットで蝶野から3カウント。これも面白かった試合。橋本がドジって、蝶野は最後まで頑張った。90年代に数え切れないほど戦う長州、橋本、蝶野。橋本、蝶野は若手の頃から強かった。


アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 坂口征二、マサ斎藤、後藤達俊

(1988年12月3日)

アントニオ猪木:特集(75)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」。組み合わせが面白いタッグ戦。新日本ツートップの猪木と坂口が別のチーム。長州と斎藤は師弟の関係。後藤は猪木の付き人を務めていた。坂口組がシルバーのジャンバーで入場。猪木組は赤。猪木と坂口でスタート。猪木が腕を取る動き。星野はトップロープからのボディアタックを敢行するが、坂口にキャッチされる。長州は後藤をパワーで圧倒。注目の長州と斎藤。チョップ合戦。長州が足を固める攻め、エルボー、サソリ、ストンピング、トーキック。猪木と後藤。力比べ、猪木がリバーススープレックス。若手の後藤はクローズライン、タックルを使うが、長州のキッチンシンク、ブレーンバスターに苦戦。星野と斎藤。星野がナックル連打、ドロップキック、バックブリーカー、トップロープからのニードロップ(自爆)。斎藤の監獄固めでギブアップ。猪木が斎藤に鉄拳、ブレーンバスター。後藤にも鉄拳。しかし、後藤が猪木をかつぎ上げて共に場外へ(両者失格)。長州が坂口、斎藤の二人を相手にすることに(ハンディキャップマッチ風)。坂口が張り手、二人がかりでクローズライン、アトミックドロップ、ハーフボストン。しかし、ジャンピング・ニーをトチってリキラリアットに沈む。長州と斎藤。一進一退。斎藤のヘッドバット、長州がブレーンバスター、リキラリアット。ラリアット相打ちから斎藤がブルドッキング・ヘッドロック。長州のバックドロップに斎藤がバックドロップでお返し、3カウント。師匠の斎藤がフォール勝ち。決着後、6人が握手して健闘を讃え合った。見所がいっぱいあった試合。注目の長州と斎藤では長州が容赦ない蹴りを使用。試合となれば相手が誰でも手加減無しなのが長州のいいところ。後藤が猪木を落としたのは意外な展開。坂口はデカくて強かった。その分、技をミスるとユーモラスな雰囲気に。

特集(74)「80年代」
「vs. 長州力」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」「vs. 藤原善明、木村健吾、木戸修」
特集(76)「80年代」
「vs. マードック、オートン、ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋(優勝決定戦)」ほか

2023年10月13日金曜日

アントニオ猪木:特集(74)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の猪木。スリーパーを使う。「vs. 長州力」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」「vs. 藤原善明、木村健吾、木戸修」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. 長州力

(1988年10月19日:静岡産業館)

アントニオ猪木:特集(74)「80年代」

(内容)1988年7月22日、札幌中島体育センターで長州に敗れた猪木。世代交代の時期。先に黒のジャンバーの長州が入場(セコンドに佐々木健介)。次いで紫のガウンの猪木(セコンドに鈴木みのる)。花束贈呈。試合開始、互いに警戒し、ニラみ合い。力比べは長州優勢。長州が張り手、キッチンシンク、首4の字。猪木は切り返し技からのスリーパー。コーナーの金具を使おうとする両者。猪木が鉄拳、ヘッドシザース。長州が延髄斬り。長州をコーナーに叩きつける猪木。次いで鉄拳、スリーパー、長州の技(オクラホマ・スタンピード、サソリ)をディフェンス、キッチンシンク。長州が反撃のバックドロップ、そしてコーナー攻撃、場外でイス攻撃。ここで両者流血。パンチの応酬。猪木がスリーパー。長州がロープに足を伸ばすが猪木はスリーパーを外さない。猪木の反則負け。セコンドに分けられた猪木だが、レフェリー(タイガー服部)に攻撃。荒れた試合。流血して「執念の塊」みたいになった猪木は迫力があったが、試合内容はどうだったか? 力が落ちた猪木。反則に持ち込んだのは、負けるわけにはいかない、という意識が強かったからだろう。「世代交代」は既に済んでいるが、これだけやられた長州は報復が必要、と思われたが・・・。


アントニオ猪木 vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ

(1988年10月27日)

アントニオ猪木:特集(74)「80年代」

(内容)「闘魂復活7番勝負」の第1戦で戦ったビガロと「第7戦」として再び対戦。猪木入場、花束贈呈。次いでビガロが周囲を威嚇しながら入場し、リングイン。試合はビガロ優勢。ハンマーパンチ、エルボー、ヘッドバット、ボディスラムからのギロチン、トップロープからのヘッドバット、ラリアット、ニースタンプ。猪木が鉄拳連発、目潰し攻撃、延髄斬り(空振り)。ビガロがスリーパー、アリキックをキャッチ、ドロップキック、ブルドッキング・ヘッドロック。ここからは猪木。ドロップキック(空振り)、ビガロを場外に落とそうとして逆にピンチ、鉄拳、スリーパー(チョーク?)。ロープブレイクにもかかわらずまたしてもスリーパーを外さない猪木。反則負け。絞められてピクリとも動かなかったビガロが急に目覚めて大暴れ。場外でイスを投げまくったところで外人レスラーたちが助っ人に参入。アピールして引き上げ。猪木がチョーク・スリーパーを使いだした頃の試合。そういう負け方はヒールがやるもの。当時、猪木は何を考えていたのだろう?  こんな結果ではファンは喜ばないと思うのだが。


アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 藤原善明、木村健吾、木戸修

(1988年11月11日)

アントニオ猪木:特集(74)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」として行われた6人タッグ戦。猪木が長州と同じチーム。両チーム入場。猪木組がそろいの赤のジャンバー(カッコいい。猪木はガウンよりもそっちの方が似合うかも)。藤原組は黒のジャンバー。ヤル気にあふれる長州(次世代のリーダー)が先発。相手は木戸。木戸がドロップキック。藤原と星野。藤原が脇固め、ヘッドバット、ボストンクラブ。星野は脇固めをお返し。木村が活躍。星野にボクサーばりのパンチ。猪木にはジャブ(シャドーボクシング)。星野にブルドッキング・ヘッドロックする木村。どうやら小さい星野がターゲットらしい。猪木に胴絞めスリーパー、長州にアッパー、ドロップキック。猪木は藤原に腕固め。長州が藤原に背後からリキラリアット。猪木が延髄斬り。またしても木村が登場。猪木にパイルドライバー、稲妻。しかし、ここまで。このところ猪木が多用するスリーパーに捕まる。グッタリした木村に猪木がバックドロップで3カウント。面白かった試合。レスリングが巧い人たちばかり。特に藤原の脇固め。星野のエルボーをキャッチして脇固めに持っていったシーンが良かった。同じく脇固めが得意の木戸は出番が少な目だった。

特集(73)「80年代」
「vs. 長州、マシン、小林邦昭」「vs. 藤波辰巳(IWGP戦)」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」
特集(75)「80年代」
88年「イリミネーションリーグ公式戦」。「vs. マードック、オートン、スコット・ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋」ほか 

2023年10月12日木曜日

アントニオ猪木:特集(73)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の猪木。「vs. 長州、マシン、小林邦昭」「vs. 藤波辰巳(IWGP戦)」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」を紹介します。

アントニオ猪木、藤原善明、越中詩郎 vs. 長州力、スーパー・ストロング・マシン、小林邦昭

(1988年8月4日)

アントニオ猪木:特集(73)「80年代」

(内容)6人タッグ。両チーム入場、花束贈呈。ヤル気あふれる長州。猪木と長州でスタート、と思ったら、猪木が藤原に交代。長州もマシンに交代。マシンがストンピング、藤原は張り手。そして猪木と長州。猪木が足を取り、鉄拳、ケンカみたいなつかみ合い。小林は猪木にエルボー。その後、藤原がヘッドバット、エルボースマッシュ、チョーク、ボストンクラブを体をヒネってディフェンスするテクニック、スリーパー、脇固め。マシンはラリアット、エルボー、トップロープからのダイビングヘッドバット。長州はサソリ、リキラリアット、合体技(パイルドライバー、ネックブリーカー、ブレーンバスター)。越中はヒップアタック、ドロップキックを使うが、捕まる。小林が越中にフィッシャーマン。猪木がリングイン。小林に延髄斬りを食らわしたが、リキラリアットされる。混戦、場外戦。どうやら両者リングアウト。最後はスッキリしなかったが、試合自体は見せ場が多かった。長州組の合体技、リキラリアット(出すタイミングとパワーが良かった)、猪木の延髄斬り、藤原のテクニック、小林のキック&フィッシャーマン、マシンのダイビングヘッドバット。越中はタフさを見せたが、ヒップアタックというのは微妙な技。結局、それをずっと使い続けることになるが、メインイベンターが使う技ではない。


アントニオ猪木 vs. 藤波辰巳

(1988年8月8日:横浜文化体育館)

アントニオ猪木:特集(73)「80年代」

(内容)衰えていく猪木。新日本にとって「世代闘争」は大きなテーマ。ビッグバン・ベイダーとの王座決定戦でIWGPヘビー級王者になった藤波。猪木と防衛戦、60分1本勝負。共に日本プロレスに入門した過去。二人は兄弟のような関係だが、どんな試合となるか? まずは挑戦者の猪木が紫のガウンで入場(「紫」という色は「格」を示すもの。この頃の猪木は格はあるが、パワーは落ちている。80年代の全盛期に着用していた「赤いガウン」の頃と違うのが少し寂しい)。藤波は黒のガウン。花束贈呈、ゴング。まずはグラウンド。猪木がスリーパー、藤波は延髄斬りをディフェンスし、ジャイアントスイング、4の字。その後は両者が持っている技を多く出す一進一退の攻防。藤波がドロップキック、ドラゴンスリーパー、ヘッドバット、バックブリーカー、4の字(技が掛かったまま両者場外へ)、サソリ、ブレーンバスター、腕ひしぎ合戦、ラリアット、トップロープに登った猪木をデッドリードライブ。猪木はバックドロップ、弓矢固め、インディアンデスロック、コブラツイスト、ジャーマン(ブリッジが崩れた)、浴びせ蹴り、トップロープからのミサイルキック、スリーパー、卍固め合戦、連続攻撃(張り手連発、パンチ、延髄斬り、ブレーンバスター、アルゼンチンバックブリーカー、バックロドップ)、鉄拳、飛びつきヘッドシザース、4の字、アリキック、再びブレーンバスターからのバックドロップ。そして猪木がグランドコブラ。ここで時間切れ引き分け。悔しそうな表情の藤波。猪木は藤波をねぎらい、ベルトを藤波の腰に巻いた。長州が猪木を肩車して健闘を讃える。藤波は越中に肩車されてファンの歓声に応える。なかなか感傷的だった試合。共に大きな技を出し合ったが決着がつかなかった。互いの力を見せ合い、比べ合い、「どこまでやれるのか」を競った良い試合だったと個人的には思うがどうだろう?


アントニオ猪木 vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ

(1988年10月10日)

アントニオ猪木:特集(73)「80年代」

(内容)猪木がカムバック。「闘魂復活7番勝負」の第1戦としてビガロと対戦。紫のガウンで入場の猪木に花束贈呈。ビガロは炎をイメージした派手なコスチューム(以前は黒のアマレススタイルだった)。若手に手を出しながら入場。猪木がキックで先制。凶器を持ち出したビガロに空手チョップ、アームブリーカー。ビガロがパワーで反撃。タックル、ドロップキック、ヘッドバット、ギロチンドロップ、ハンマーパンチ、片腕でボディスラム、フィストドロップ、トップロープからのダイビングヘッドバット(自爆)。すかさずコーナーに登る猪木。トップロープからのニードロップをビガロの後頭部へ。3カウント勝利。フォール負けに納得いかないビガロは猪木を蹴りまくり、レフェリーに詰め寄り、若手をリフトアップして場外に投げ捨てる。そしてイスをぶん投げたりしながら怒って退場した。猪木が面白い勝ち方をした試合。いつものように相手の胸板ではなく後頭部にニードロップ。使い方を変えると効果が変わる見本。ビガロは負けたが、迫力&コミカル(自爆シーン)で良かった。

特集(72)「80年代」
「vs. ビリー・ガスパー(海賊男)」「vs. 長州力」「vs. ビッグバン・ベイダー」
特集(74)「80年代」
「vs. 長州力」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」「vs. 藤原善明、木村健吾、木戸修」 

2023年10月11日水曜日

アントニオ猪木:特集(72)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の猪木。因縁に決着をつける戦い「vs. ビリー・ガスパー(海賊男)」「vs. 長州力」「vs. ビッグバン・ベイダー」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ビリー・ガスパー

(1988年3月19日:後楽園ホール)

アントニオ猪木:特集(72)「80年代」

(内容)猪木が謎の男と対戦。紫のガウンで猪木が入場。そして会場の照明が消され、「海賊男」ガスパー登場。しかし、海賊男がもう一人いる(誰?)。ゴング。マスクとYシャツのようなコスチュームのガスパー(後頭部から金髪がハミ出ている)。腕を取る動き、ハーフボストン。猪木がアリキックを連発するが、ガスパーがブレーンバスター、背中にストンピング、トップロープでスタンガン、エルボーといった荒っぽい攻め。猪木がドロップキック、マスクに手を掛ける反則、ヘッドバット、額にストンピング連発。なかなかパワフルなガスパー。ニースタンプを連発。猪木がエルボーアタック、パンチで反撃するが、ガスパーとレフェリー(ミスター高橋)が一緒に場外に転落。もう一人の海賊が猪木を襲う。そいつに猪木がショルダースルーからの延髄斬り。カバーしてレフェリーが3カウントを数えた。勝った猪木だが、ガスパーに後ろからゴングでドツかれる。ディック・マードック登場。イスで海賊二人を追い払う。猪木は二人を通路まで追ったが、そこまで。面白かった試合。「エンターテイメント」と割り切って観ればこういう試合も悪くない。ガスパーではない方の海賊に延髄斬りで3カウント勝利した猪木。コレって2-1のハンディキャップマッチだったっけ? 最後に猪木の救援に駆けつけたマードックがカッコ良く、おいしいところを持っていったような気がする。この「ビリー・ガスパー」の正体はボブ・オートン・ジュニア(ランディ・オートンの父)だったそうだ。


アントニオ猪木 vs. 長州力

(1988年7月22日:札幌中島体育センター)

アントニオ猪木:特集(72)「80年代」

(内容)「IWGP挑戦者決定リーグ戦」で行われた一戦。黒いショートタイツ姿の長州が先に入場。次いで猪木が紫の地に花をデザインしたガウンで入場するが、リングインを長州が妨害。場外でガウンを脱ぐ猪木(ガウンの下には真っ赤な「闘魂タオル」)。ようやくリングインした猪木に長州がオクラホマ・スタンピード。しかし、猪木が延髄斬り、キーロック、ドロップキック、スリーパー、インディアンデスロックで長州の動きを止める。ヘッドシザース、リキラリアットの長州。猪木が畳み掛ける攻撃。延髄斬りからのブレーンバスター、ボディスラム、トップロープからのニードロップ、ジャーマン(ブリッジが崩れた)。しかし、最後は長州。猪木の後頭部にリキラリアット、3カウント。長州が初めて猪木に勝った。技を受け止めたうえで猪木を粉砕。ややあっけないフィニッシュだったような気もするが、これが「時の流れ」というものなのだろう。「猪木を倒す」という通過儀礼。これからの新日本を背負う長州にとっては通らなければならない道だった。 


アントニオ猪木 vs. ビッグバン・ベイダー

(1988年7月29日)

アントニオ猪木:特集(72)「80年代」

(内容)「IWGP挑戦者決定リーグ戦」で行われた一戦。紫のガウンで猪木が入場。ベイダーは黒マスク、鎧(ヨロイ)、ドクロの杖。リングインして猪木につっかかる。杖をへし折って猪木を挑発。リング中央に鎧を置いてスモーク噴射パフォーマンス。その最中に猪木が延髄斬り。場外で鉄拳を振るう猪木だが、TVケーブルで滑って転倒。ベイダーに鉄柵攻撃され、鉄柵の向こうへ(この頃には「フェンスアウト・ルール」は無くなっていたようだ)。その後、猪木が腕攻め、アームブリーカー、バックドロップ、腕ひしぎ、ボディブロー、畳み掛けるようにボディスラム、トップロープからのニードロップ、腕固め。ベイダーは巨体を生かした攻め。ボディアタック、ベアハッグ、サバ折り、ブレーンバスター、アバランシュホールド、ストレッチ技、パンチ。再び場外戦。ゴングの木槌を使う猪木。ベイダーが腕から出血し、猪木がキズにキック。リングに戻り、ベイダーが不用意にトップロープからの攻撃。これをかわした猪木が腕固めでギブアップ勝ち。長州には敗れてしまったが、猪木がベイダーから勝利。フィニッシュシーンはアンドレをギブアップさせた時と同じ腕固め。巨漢には有効。相手の腕を流血させるなど久しぶりに「キラー猪木」が見られた一戦だった。

特集(71)「80年代」
「vs. 藤波、木村」「vs. 長州力、馳浩」「vs. ビッグバン・ベイダー、マサ斎藤」
特集(73)「80年代」
「vs. 長州、マシン、小林邦昭」「vs. 藤波辰巳(IWGP戦)」「vs. クラッシャー・バンバン・ビガロ」 

2023年10月10日火曜日

アントニオ猪木:特集(71)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の猪木。マードック、越中とタッグ。「vs. 藤波、木村」「vs. 長州力、馳浩」「vs. ビッグバン・ベイダー、マサ斎藤」を紹介します。

アントニオ猪木、ディック・マードック vs. 藤波辰巳、木村健吾

(1988年3月11日)

アントニオ猪木:特集(71)「80年代」

(内容)「87 ジャパンカップ争奪タッグリーグ優勝決定戦」で戦ったチームが再び。前回は藤波がマードックをスモールパッケージして3カウント勝利。今回はどうか? 藤波組、猪木組の順に入場、花束贈呈。藤波組が先制攻撃後、マードックと木村でスタート。木村がグラウンド、パンチ、キック、藤波がストンピング。藤波組は打撃系の攻撃が多い印象。マードックは身軽な動きを見せ、エルボー、延髄斬り、木村とパンチの応酬、藤波にカーフブランディング。猪木はタッチしてすぐに交代。マードックが腕ひしぎ、飛びつきレッグシザース。猪木は藤波にトップロープからのパンチ、ブレーンバスター、木村にヘッドバット、バックドロップ、スリーパー。藤波は猪木にバックブリーカー、木村はハンマーパンチ、キック。この試合はマードックが中心。木村に鉄柱攻撃、脇固め、イス攻撃。藤波がマードックにデッドリードライブ、ボディスラムからのドラゴンスリーパー、木村は稲妻二連発。猪木と藤波が場外でやり合い、リング上ではマードックと木村。マードックがスモールパッケージで木村から3カウント奪取。マードックがスモールパッケージで報復した一戦。猪木の出番は少な目で延髄斬り、卍固めといった技は無し(珍しい)。その分、マードックの飛びつきレッグシザース、藤波のドラゴンスリーパー、木村の稲妻が目立っていた。


アントニオ猪木、越中詩郎 vs. 長州力、馳浩

(1988年4月11日)

アントニオ猪木:特集(71)「80年代」

(内容)ヘビーとジュニアの混合タッグ戦。まずは長州組が入場。長州は黒のジャンバー、馳は黒のガウン。猪木は紫のガウン、越中は黒のロングコート風コスチューム。花束贈呈。ニラみ合う越中と馳が花束を投げつけ合う。馳と越中がグラウンドの展開。馳はヘッドシザースで切り返すのが巧い。猪木と馳。どんな技を見せ合うのかと思ったら、馳は張り手されて交代。猪木と長州は力比べ。長州の方がパワーで上になってしまった。再び猪木と馳。猪木が弓矢固め、キック、ブレーンバスター、ボディスラム。馳はグラウンドで勝負するが、足をガッチリ固められて苦悶の表情。越中が馳にジャーマン、長州に張り手。これに頭に来た長州がパワーを見せつける。場外での鉄柱攻撃で越中が流血。馳にヒップアタックするが、二発目のヒップアタックをキャッチされて投げっぱなしジャーマン。さらにエルボー、ブープラトンのブレーンバスター、合体ネックブリーカー、パイルドライバー。長州はパンチ連発、リキラリアット。長州のラリアットをマトモに受けたうえに返した越中はなかなかタフ。馳の投げっぱなしノーザンライトも食ったが、猪木に交代。猪木が馳に畳み掛ける攻撃。浴びせ蹴り、ボディスラム、卍固め、そしてバックドロップで3カウント。猪木が一気に終わらせた試合。馳とはまだまだ格が違いすぎた。越中はタフ。後に平成維震軍を結成して長州と抗争するが、それも納得の打たれ強さを見せた。


アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. ビッグバン・ベイダー、マサ斎藤

(1988年4月22日:沖縄県奥武山体育館)

アントニオ猪木:特集(71)「80年代」

(内容)「世代闘争」がテーマの新日本。猪木は藤波と対戦することが多くなってきたが、今回はタッグ。まずは猪木組が入場。猪木は紫のガウン、藤波はショートタイツのみ。ベイダーは鎧(よろい)とドクロ杖。トップロープをまたいでリングインしようとしてトチる。そして鎧からスモーク噴射のパフォーマンス(微妙。あんまり面白くない)。藤波とベイダーでスタート。藤波がヘッドロック、ベイダーはボディスラム、エルボードロップ(自爆。失敗するとコミカルに見えるのが、巨漢レスラーの楽しいところ。アンドレもそうだった)。斎藤が藤波にブルドッキングヘッドロック。ベイダーが猪木にラリアット。猪木はベイダーにパンチ、斎藤にブレーンバスター、鉄拳連発。ベイダーが藤波にラリアット、アバランシュホールド、ボディアタック。猪木が珍しくトップロープからのミサイルキック、そして藤波とダブルでドロップキック。ここから乱戦。斎藤が藤波を監獄固めで捕まえる。猪木とベイダーがやり合う。猪木が延髄斬り、卍固め、ベイダーはラリアット、エルボードロップ。事態の収拾にモタつくレフェリー(タイガー服部)。ベイダーが猪木をコーナーに逆さ吊りしてタックル、ボディアタック。服部を突き飛ばし、新日の若手がリングイン。ベイダー組の反則負け。その後もやり合う4人。ここで藤波が珍プレー。背後からベイダーにドロップキックをかまそうとして空振り。そしてベイダーらは引き上げていった。ベイダーが目立った試合。体格的に有利であるうえに動きにスピードがある。アンドレ・ザ・ジャイアントが年を取って新日本から去っていったが、ベイダーがその穴を埋めた印象。面白かったのが藤波のドロップキック空振り。猪木もハルク・ホーガンと戦うときはイマイチ当たっていないドロップキック。わざとなのか、ヘタなのか。猪木といえば「延髄斬り」「アリキック」。ドロップキックが巧くないというのは妙な感じがする。

特集(70)「80年代」
「vs. 長州力(IWGP戦)」「vs. 長州、マサ斎藤」「vs. ビッグバン・ベイダー」
特集(72)「80年代」
「vs. ビリー・ガスパー(海賊男)」「vs. 長州力」「vs. ビッグバン・ベイダー」 

2023年10月9日月曜日

アントニオ猪木:特集(70)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の猪木。長州、ベイダー、海賊男で混沌。「vs. 長州力(IWGP戦)」「vs. 長州、マサ斎藤」「vs. ビッグバン・ベイダー」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. 長州力

(1988年2月4日)

アントニオ猪木:特集(70)「80年代」

(内容)猪木のIWGP王座防衛戦。新日本に帰ってきた長州。以前とどう違うのか、に注目。まずは長州が入場(セコンドには馳浩、佐々木健介)。猪木は紫のガウン、ベルトは腰ではなく手に持っている。国歌演奏、ゴング。長州が先制。ドロップキック、ラリアット二連発、ストンピング、場外で鉄柵&鉄柱攻撃。猪木が反撃。延髄斬り、鉄拳連発、鉄柵&鉄柱攻撃。流血した長州はペースダウン。その後、猪木がコブラツイスト、足攻めからの4の字、長州はバックドロップ、サソリ。互いに畳み掛ける攻撃。猪木が延髄斬りからの卍固め、長州はバックドロップからの卍固めで対抗。最後は猪木。ブレーンバスター、バックドロップからの卍固めでレフェリーストップ勝ち。基本的に長州は何も変わっていなかった。パワーだけで真っ直ぐ攻めるやり方。この頃は確かに猪木もパワーダウンしていたが、ベイダーやスティーブ・ウィリアムスといった長州よりもパワーのある相手と戦っている。結局、実力で長州が猪木を上回ることはなかった。


アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. 長州力、マサ斎藤

(1988年2月5日)

アントニオ猪木:特集(70)「80年代」

(内容)IWGP戦の翌日に行われたタッグ戦。長州組、猪木組の順に入場、花束贈呈。いきなり仕掛ける猪木。長州と斎藤に鉄拳。出血してエキサイトする長州をなだめて斎藤が先発。ところが長州が入り、場外で猪木を痛めつける(鉄柱、鉄柵、イス攻撃、ストンピング)。流血の猪木に斎藤がバックドロップ。長州を狙う猪木組。藤波がヘッドバット、ドラゴンスクリューで長州のキズと足を攻撃。猪木はトップロープからのニードロップ、鉄拳、ヘッドバット。長州のバックドロップを食った猪木。斎藤が猪木のキズを狙ってストンピング、噛みつき、チョップ。乱戦模様。猪木が斎藤に延髄斬り、長州に4の字。混乱した状況を見てレフェリー(タイガー服部)は両チーム反則をとった。「遺恨」な内容だった試合。猪木と長州が流血し、キズを狙われた。この試合は藤波。珍しくヘッドバット。キレのあるドラゴンスクリュー。リキラリアットを阻止したシーンも良かった。


アントニオ猪木 vs. ビッグバン・ベイダー

(1988年2月7日)

アントニオ猪木:特集(70)「80年代」

(内容)シングル戦。猪木が入場。頭に白いテーピング(タッグ戦でのキズ)。次いでマサ斎藤に先導されてベイダー。鎧(ヨロイ)をかぶって手にはドクロの杖。鎧からスモーク噴射のパフォーマンス。ゴング。巨体で威嚇するのがベイダーのパターン。そしてヒザ蹴り、ハンマーパンチ、ボディアタック、腕攻め。タックルを仕掛けようとしてコーナーに自爆。エルボードロップをかまそうとして自爆。猪木が反撃。腕固めからのアームブリーカー、延髄斬り、ショルダースルー。両者もつれ合って場外へ。鉄柱で猪木の背中を攻撃するベイダー(二回)。しかし、鉄柱に自爆。ここでマヌケな海賊男が乱入。目をやられた猪木。ベイダーがコーナーに猪木を逆さ吊りにしてアメフト流タックル、さらにエルボードロップ。新日の若手(後藤達俊?)にベイダーラリアット。テーブルのようなものをリングに持ち込むベイダー。コーナーにそれを置いて猪木を叩きつけるつもり。ところが逆にベイダーがそれに激突、自爆。混乱した状態で終わった試合。結果は海賊に襲われた猪木の反則勝ちか? あまり面白くない「海賊の乱入劇」。猪木がベイダーをどう攻略するか、を楽しみにしていた会場のファンはどう思っただろうか? それにしても巨漢レスラーはコミカル。技を自爆すると実に派手。身体を張って笑いを取りに行っているように見えてくる。

特集(69)「80年代」
「vs. ビッグバン・ベイダー」「vs. スティーブ・ウィリアムス、オーエン・ハート」「vs. ベイダー、マサ斎藤」
特集(71)「80年代」

「vs. 藤波、木村」「vs. 長州力、馳浩」「vs. ビッグバン・ベイダー、マサ斎藤」

2023年10月8日日曜日

アントニオ猪木:特集(69)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」88年の幕開け。「vs. ビッグバン・ベイダー」「vs. スティーブ・ウィリアムス、オーエン・ハート」「vs. ベイダー、マサ斎藤」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ビッグバン・ベイダー

(1988年1月4日)

アントニオ猪木:特集(69)「80年代」

(内容)88年がスタート。新年から大変な奴を相手にすることになった猪木。ベイダーはアメフト選手からレスラーになった男。本名のレオン・ホワイトでAWAのマットに上がる。スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディと対戦。マサ斎藤のスカウトで1987年12月に新日本プロレスに「ビッグバン・ベイダー」として来日。この時、混乱が生じてしまい新日本は両国国技館の使用停止処分を受けた。ベイダーのその後の活躍はおなじみ。新日本、全日本、WWF、WCWでトップを取った。この猪木戦は初期のベイダー。全身黒ずくめで、よろい(スモーク噴射機能付き)&先っちょにドクロが付いた棒を持ってリングイン。猪木は白のガウンで、コスチューム対決は敗北(?)。側転して身体能力の高さをアピールするベイダー。試合では巨体を誇示して猪木に圧力。腕を取り、ボディアタック、フルネルソンされてもパワーで切り返し、パンチ合戦では優勢。猪木は足をからめ取ったり、アームブリーカー、腕固めで腕を攻めたり。ベイダーが攻める。ヘッドバット、手首ラリアット、リフトアップ、猪木をコーナーに逆さ吊りしてアメフト流タックル。二回目のタックルを自爆したベイダーに猪木が延髄斬り、アリキック。しかし、卍固めはパワーで返され。ベイダーのボディスラムがレフェリー(タイガー服部)に衝突。ベイダーがアバランシュホールドを決めるが、レフェリー不在。再び猪木をコーナーに逆さ吊りして攻撃。この時、長州が乱入し、ベイダーにリキラリアット(客席から長州にモノが投げつけられた)。事態の収拾にミスター高橋が登場するが、ベイダーが猪木にラリアット。止めようとする若手集団を突き飛ばし、さらに猪木を攻撃して引き上げていった。いろんな見せ場があった試合。またしても長州。第二回IWGPを思い出させるような乱入。何が狙いでベイダーを襲ったのか? 猪木は巧さは相変わらずだが、パワーは落ちている。これからは「長州の時代」ということで「ベイダー退治」は長州にまかせる、ということなのだろうか?


アントニオ猪木、高田伸彦 vs. スティーブ・ウィリアムス、オーエン・ハート

(1988年1月11日)

アントニオ猪木:特集(69)「80年代」

(内容)猪木、高田の師弟コンビ。ハートはブレット・ハート(新日本では初代タイガーマスクと対戦)の弟。選手入場。紫のガウンの猪木。高田は白いTシャツ。高田とオーエンでスタート。腕の取り合い。オーエンがフロントスープレックス、スリーパー、高田がバックドロップ。猪木とウィリアムスでは猪木がコブラツイスト、延髄斬りを出すが、ウィリアムスがスープレックス、ギロチンドロップ、パイルドライバーといった粗い技で優勢。その後、高田がシャープなハイキック、4の字、腕ひしぎ、ドラゴンスープレックス。猪木はインディアンデスロック、「ボディスラム→トップロープからのニードロップ」。オーエンはジャーマン、トップロープからのダイビングヘッドバット、ブレーンバスター、ツームストン、トップロープからのエルボー、ネックブリーカー。ウィリアムスはタックル、弓矢固め、ロープの反動を使ったブレーンバスター、クローズライン、(猪木に)投げっぱなしジャーマン。そして猪木とオーエン。猪木が鉄拳制裁連発。ウィリアムスがタックルをオーエンに誤爆。猪木が延髄斬りでオーエンから3カウント。ある程度予想された結果。小さいオーエンがやっぱり狙われた。多くの技の応酬。ウィリアムスはゴツゴツした攻め。オーエンは器用な動きとトップロープからの派手な技。高田はハイキックが実にシャープ。猪木はウィリアムスと戦うのはキツそうな感じだった(特に投げっぱなしジャーマン)。


アントニオ猪木、坂口征二 vs. ビッグバン・ベイダー、マサ斎藤

(1988年2月1日)

アントニオ猪木:特集(69)「80年代」

(内容)ガウン姿の猪木組が入場。そして照明が消され、ベイダー組が入場。以前は全身黒ずくめの暑そうなコスチュームだったベイダーだが、この試合では上半身はマスクのみ。坂口とベイダーでスタート、と思ったら、ベイダーが猪木を指名して猪木とベイダーでスタート。ベイダーがヒザ蹴り、ハンマーパンチ、ボディアタック、腕固め、リフトアップ。猪木はアームブリーカー、ボディプレスに来たベイダーに剣山。坂口と斎藤は体格と柔道技で坂口が優勢。坂口とベイダーがいい勝負。坂口がチョップ、カウンターキック、ニーアタック、ジャンピング・ニー。猪木と斎藤もいい勝負。斎藤がバックドロップ、サソリ、猪木はアリキック、鉄拳。猪木とベイダー。猪木と坂口がダブルで腕ひしぎ、ベイダーがラリアット、エルボードロップ。猪木の延髄斬りが炸裂。そして4者入り乱れ、場外戦。両チーム・リングアウトで終了。「プロレスは相性次第」ということを感じた試合。坂口とベイダーの大型対決、猪木と斎藤のテクニック合戦。坂口とベイダーのシングル戦が観たい、と思うような内容だった。

特集(68)「80年代」
「vs. バーバリアン、マニー・フェルナンデス、スティーブ・ケーシー」「vs. 藤波辰巳、木村健吾」ほか
特集(70)「80年代」
「vs. 長州力(IWGP戦)」「vs. 長州、マサ斎藤」「vs. ビッグバン・ベイダー」