2023年10月15日日曜日

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」88年「イリミネーションリーグ」。「vs. マードック、オートン、ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋(優勝決定戦)」ほかを紹介します。

アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. ディック・マードック、カウボーイ・ボブ・オートン、スコット・ホール

(1988年12月7日)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ公式戦」として行われた6人タッグ。前回はマードック組の勝利。今回はどうか? カラーで分けられたチーム。マードック組は「青」だが、前回の試合では着用していた青いジャンバーは無しで三人ともショートタイツのみ。猪木組は赤いジャンバーで入場(似合っていてカッコいい)。長州とホールでスタート。ホールがトーキック、オートンはエルボー。猪木とオートン。バックを取るオートン、猪木はアームブリーカー、マードックに延髄斬り。長州とマードック。マードックはこの試合では長州にパンチをよく使い、得意のエルボー。長州のリキラリアット炸裂。星野はホールにナックル連発。そしてオートンが場外に落下。しかし、ノーカウント。レフェリーが「落下」を確認しないと落ちたことにはならないらしい(アメプロではよくあるパターン)。怒りの長州がオートンにサソリ。マードックのブレーンバスターを食った長州だが、リキラリアットで星野とマードックを場外に追放。ホールにもリキラリアット。猪木がトップロープからリングイン、ホールに延髄斬りで3カウント。残るはオートンのみ。オートンが猪木をバックブリーカー、ショルダーブリーカー、ニースタンプ、腕固めで痛めつける。しかし、ここまで。長州のブレーンバスター、猪木のコブラツイスト。さらに長州がリキラリアット。猪木が延髄斬り、トップロープからのニードロップでオートンをフォール。猪木組の勝ち。この試合で重要な役割を果たした長州のラリアット。昔と比べると随分パワーアップ。新しい新日本を背負うにふさわしい攻撃力だった。


アントニオ猪木、長州力、星野勘太郎 vs. 藤波辰巳、橋本真也、蝶野正洋

(1988年12月7日:大阪府立体育会館)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ優勝決定戦」。同じ日に二試合目となる猪木のコンディションはどうか? 藤波組とは以前にも対戦(猪木組の勝ち)。紫のジャンバーの藤波組、次いで赤の猪木組が入場、花束贈呈。長州と橋本でスタート。橋本がニールキック二発。星野がナックル連打を使うが、橋本がキック。長州と藤波。パワーを見せる長州。猪木と蝶野。力比べでは蝶野で、身のこなしも速い。橋本が長州に激しくストンピング、エルボー、パンチ(長州に何か恨みでも?)。猪木が橋本に鉄拳制裁。蝶野に長州がキッチンシンク、ブレーンバスター、猪木はブレーンバスター、スリーパー。橋本が猪木にボディスラムからのアームロック、三角絞め。星野と藤波。小さい星野。ブレーンバスター、バックブリーカー、ドラゴンスリーパーでギブアップ。長州と藤波。長州がリキラリアット、藤波はコブラツイスト。ここで橋本と蝶野が二人を攻撃して場外へ。猪木が橋本と蝶野の二人を相手にすることに。橋本がDDT。しかし、ニールキックを空振り。猪木が延髄斬りで3カウント。蝶野は師匠である猪木に容赦ない攻撃(猪木に何か恨みでも?)。ヘッドバット、手刀、顔面と後頭部にストンピング、バックフリップ、トップロープからのニードロップ、逆水平。猪木が逆襲。バックドロップ、アリキック、そして卍固め。体勢が崩れてグランド卍に。蝶野がギブアップ、猪木組優勝。優勝チームに大きなトロフィー、賞金1000万。マードックら外国人チームが猪木組を祝福。坂口らも登場して会場のファンにボール投げのサービス。なかなか面白かった「イリミネーションリーグ」シリーズ。長州は猪木と戦うよりも組んでいるときの方が強かったような気がする。猪木も弟子たちが強くなっていくのを見るのが楽しかったのでは? 


アントニオ猪木、長州力 vs. ディック・マードック、カウボーイ・ボブ・オートン

(1988年12月9日)

アントニオ猪木:特集(76)「80年代」

(内容)「88 ジャパンカップ・イリミネーションリーグ戦」後の特別試合。マードック組がリーグ戦で着用したブルーのジャンバーで入場。次いで猪木組。長州はいつもの黒いシャツ、猪木は紫のガウン。花束贈呈。長州とオートンでスタート。長州がサソリを仕掛けるが、マードックがすぐさまカット。そして長州にトーキック、パンチ、エルボー。猪木はマードックに鉄拳、オートンに足固めからの弓矢固め。長州がオートンにパンチ、チョップ、リキラリアット。猪木がオートンをボストンクラブで攻める。長州がマードックにリキラリアットを食らわし、猪木がオートンに延髄斬り(当たり浅め)で3カウント。猪木組が勝利。マードック組は引き立て役に回った。しかし、この試合でもマードックは長州にパンチを連発。なぜだろう? 殴ってやりたい、と思うようなことがあったのだろうか?

特集(75)「80年代」
88年「イリミネーションリーグ公式戦」。「vs. マードック、オートン、スコット・ホール」「vs. 藤波、橋本真也、蝶野正洋」ほか
特集(77)「80・90年代」

「vs. 長州力」「vs. ブラッド・レイガンス、ムッシュ・ランボー」「vs. 長州、天龍」ほか 

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