2023年10月19日木曜日

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー」90年代の猪木。伝説の男と対決。「vs. ウィリー・ウィリアムス」「vs. タイガーキング」「猪木、タイガー vs. 藤原、ライガー」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ウィリー・ウィリアムス

(1997年1月4日:東京ドーム) 

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)「97 新春バトルラッシュ in 東京ドーム」として行われた興行。「INOKI FINAL COUNTDOWN」6戦目の相手はあのウィリー。猪木と1980年に戦ったカラテ家。猪木戦の後、バスの運転手を本業としながら不定期にリングに上がる生活。正直なところ、全盛を遙かに過ぎた二人に凄い試合ができるとは思えない(個人的に)。白いガウンの猪木。ウィリーは空手着。ウィリーがパンチ&ヒザ蹴りで先制攻撃。猪木はグラウンドでスリーパーを狙う。パンチやキックを使うウィリーだが、猪木がロープ際でコブラツイスト。そのままグラウンドに持ち込み、グラウンドコブラでウィリーがギブアップ。試合時間は「4分13秒」。試合のルールはどういったものだったのだろう? 「顔面パンチはナシ」だったのだろうか?  それなら、ウィリーに勝ち目は無かった。ディフェンスしながら猪木がプロレス技で勝利。「記念」のような試合だから、これでよかったのかも。


アントニオ猪木 vs. タイガーキング

(1997年4月12日:東京ドーム) 

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)「97 BATTLE FORMATION」での「INOKI FINAL COUNTDOWN」7戦目。タイガーキングは80年代初頭に活躍した初代「タイガーマスク」のこと(一応、正体は「不明」)。人気絶頂の頃にマスクを脱いで新日本離脱。従来のプロレスを批判したりといった行動で当時のファンをガッカリさせたこともある。そんなサヤマが「タイガーキング」として特別復帰(「タイガーマスク」というキャラクター名が使えないため「タイガーキング」らしい)。金色のコスチュームのタイガー。例のフットワーク、速い後ろ回し蹴り、キック、ロープを使ったあの懐かしのムーブ、回転式延髄斬り。猪木はキックや腕ひしぎをディフェンスしながら、グラウンド、インディアン・デスロックからの弓矢固め。最後は猪木。コブラツイストでギブアップ勝ち。試合時間は「6分46秒」。佐山は動きが速かったが、やっぱりスケールの大きさでは猪木。「師匠と弟子」といった感じの試合で、決着後に両者が握手するシーンが素晴らしかった。


アントニオ猪木、タイガーキング vs. 藤原喜明、獣神サンダーライガー

(1997年5月3日:大阪ドーム)

アントニオ猪木:特集(80)「90年代」

(内容)タッグ戦。ライガーに特に注目のカード。猪木を相手にどんな動きを見せるか? まずは藤原、ライガーが入場。次いでガウンの猪木とマントのタイガーが並んで入場。タイガーとライガー。ライガーがセントーン、垂直落下ブレーンバスター、ロメロスペシャル。タイガーはタイガードライバー、昭和時代のロープワーク&足をからめ取る動き、ハイキック、ツームストーン、トップロープからのダイビングヘッドバット(自爆)。猪木と藤原は腕を取ったりするグラウンド。藤原がヘッドバット、張り手。タイガーと藤原。藤原がパイルドライバー、脇固め、ヘッドバット。タイガーはハイキック、ツームストーン。猪木とライガーは互いに浴びせ蹴り。勝負を決めたのはやっぱり猪木。藤原にトップロープからのニードロップ、延髄斬り、スリーパーで勝利。両チームとも得意技を出し合った試合。タイガーとライガーはアクロバティックな動きでスピードもあった。猪木と藤原は過去にもやっているため、大体想像がつく動き。しかし、猪木の延髄斬りは迫力。猪木とライガーがあまりからまなかったのが、少し残念。

特集(79)「90年代」
「vs. ウィリエム・ルスカ」「vs. リック・フレアー」「vs. ビッグバン・ベイダー」
特集(81)ラスト「90年代・引退試合」
「猪木、タイガー vs. 佐々木健介、藤田和之」「vs. 角田信朗(公開スパーリング)」「vs. ドン・フライ」 

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