2022年5月19日木曜日

武藤敬司:IWGP初戴冠後(1)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

新日本プロレスの武藤。1995年、IWGP王者に。「vs. アーン・アンダーソン」「vs. スティーブ・オースチン」「vs. 佐々木健介」を紹介します。

武藤敬司 vs. アーン・アンダーソン

武藤敬司:IWGP初戴冠後(1)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)1995年5月3日、福岡ドームで橋本真也を破って初めてIWGPヘビー級王者となった武藤。WCW時代にも戦ったアンダーソンと勝負。テクニシャンのイメージがあるアンダーソンだが、決め技はDDTでパワーもある。タイツの後ろには「Enforcer」。アンダーソンが場外で鉄柵・鉄柱攻撃、アームブリーカー、4の字、スパインバスター、バックドロップ(失敗)、(スペースローリングエルボーをキャッチして)スタンガン。武藤は受けに回りながらソバット、スリーパーからのドラゴンスリーパー。最後は武藤がミサイルキックからのムーンサルトで3カウント勝利。どちらかと言うとアンダーソンの方が目立っていた試合。武藤は王者らしく「受けて立つ」といった感じだったが、映像ではフィニッシュのムーンサルトはあまりキレイに決まっていなかったように見えた。


武藤敬司 vs. スティーブ・オースチン

(後楽園ホール)

武藤敬司:IWGP初戴冠後(1)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)オースチンもまたWCWの選手。「グレート・ムタ」として武藤はオースチンのUS王座に挑戦したことがある(その時は曖昧な結末だった)。ベルトを巻いて入場の武藤。足を取り合う展開。武藤がインディアンデスロック、チンロック、フラッシングエルボー、場外でスペースローリングエルボー(失敗)、ソバット、フランケンシュタイナー、DDT。オースチンは古い時代のレスラーのような動き。首4の字、ストンピング、鉄柵やロープでスタンガン、クローズライン、カナディアンバックブリーカー、ネックブリーカー、パイルドライバー、ニードロップ、前に落とすタイプのブレーンバスター。最後は武藤。スペースローリングエルボー、雪崩式フランケンシュタイナー、そしてシュミット式バックブリーカーからのムーンサルトで3カウント勝利。武藤が当時、得意としていた一連のムーブで快勝。ムーンサルトもキレイに決まった。後にWWFでとんでもないスーパースターになるオースチン。この頃は表情が地味で、得意技「スタナー」も使っていなかった。この試合は今となっては貴重な名勝負だ。


武藤敬司 vs. 佐々木健介

武藤敬司:IWGP初戴冠後(1)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)パワー全開男、健介との試合。先制攻撃を仕掛ける健介。いきなりラリアット、パワースラム。そして、ヘッドロック、(スペースローリングエルボーをキャッチして)投げっぱなしジャーマン、垂直落下式ブレーンバスター(二回。首を痛めて顔をしかめる武藤)、パワーボム、ストラングルホールド。武藤は健介の足をじっくり攻める。キーロック、足首を固める、ドラゴンスクリュー、アキレス腱固め、インディアンデスロックからの鎌固め、フラッシングエルボー、4の字、ソバットからのフェイスクラッシャー、フランケンシュタイナー、スペースローリングエルボー、トップロープからのミサイルキック(三発)、卍固め。最後は武藤が雪崩式フランケンシュタイナーからのムーンサルトで3カウント勝利。いわゆる「一点集中攻撃」(ヨーロッパの選手がよくやるパターンだとか)で武藤が勝利。試合後、武藤からの握手を拒否する健介。負けて悔しいのはわかるけど、健介の人気がそれほどでもなかったのはそういうところだったのかもしれない。

「vs. 天山広吉(防衛戦)」「武藤敬司、飯塚孝之 vs. ヘル・レイザース」「武藤敬司、平田淳嗣 vs. スコット・ノートン、マイク・イーノス」
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グレート・ムタ:新日本時代(7)

「vs. スティーブ・オースチン(アメリカWCW)」「vs. 木戸修」「vs. エル・ヒガンテ」 

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