新日本プロレスの武藤敬司。「グレート・ムタ」として活躍。「vs. スティーブ・オースチン(アメリカWCW)」「vs. 木戸修」「vs. エル・ヒガンテ」を紹介します。
①グレート・ムタ vs. スティーブ・オースチン
(1994年4月11日、アメリカ)
(内容)ムタがWCW・US王者オースチンに挑戦。赤いニンジャスタイルのムタが入場。日本ではおなじみの毒霧噴射は無し。次いでオースチンがマネージャーのパーカー大佐と入場。基本的にはムタが攻め、オースチンが受けに回るパターン。ムタがバックを取ったり、ヘッドロック、ブレーンバスター、フラッシングエルボー、ソバット、ドロップキック、スタンガン(オースチンの決め技)、スペースローリングエルボー、雪崩式フランケンシュタイナー。オースチンはバックドロップ、場外戦、ハンマーパンチなどの打撃技。パーカーがムタにちょっかいを出す。ムタがパーカーにソバット。オースチンを場外に投げてオーバー・ザ・トップロープ。ムタの反則負け。その後、オースチン&パーカーにプランチャ。WCWに昔あった懐かしのルール「オーバー・ザ・トップロープ」で決着。以前、TV王座を獲得したことがあるムタ。雪崩式フランケンシュタイナーが凄かっただけにUS王座を獲って欲しかったところ。後、オースチンはWWFで大ブレイク。WCW・US王座は佐々木健介が日本でスティングから獲得。
②グレート・ムタ vs. 木戸修
(1994年9月26日、神戸ワールド記念ホール)
(内容)ムタが黒いニンジャスタイル。白と黒のペイント。緑の毒霧噴射。試合の主導権はムタ。腕を取る動き、ドロップキック、スリーパー、フラッシングエルボー、場外でスペースローリングエルボー&チョーク攻撃(小島聡のシャツをはぎ取って木戸にチョーク攻撃。やられてエキサイトした小島がムタに手を出す。セコンドが選手に手を出していいの?)、スペースローリングエルボーからのフェイスクラッシャー。木戸はムタの攻めを切り返す動き。ヘッドロック、ネックブリーカー、トップロープからのニードロップ(迫力)、ストンピング(いかにも木戸らしい蹴り方)、ジャーマン(急所蹴りで阻止された)、ムタのシュミット式バックブリーカーを切り返して脇固め。至近距離で毒霧を浴びた木戸。最後はシュミット式バックブリーカーからのムーンサルトがキレイに決まってムタの勝利。結末はだいたい予想通り。しかし、木戸の脇固めはいつ見てもタイミングがいい。負けたけど負けてない感じもした一戦。話によると木戸はムタの毒霧に怒ったらしい。キレイ好きの木戸には我慢できないものだったとか。でもムタはいつも毒霧を使う。本気で怒ったというのが本当であれば対戦を断ればよかったのでは?
③グレート・ムタ vs. エル・ヒガンテ
(1995年2月8日、仙台市体育館)
(内容)ムタは木戸戦と同じスタイル。緑の毒霧噴射。デカいヒガンテは水色のタイツ。体の大きさを誇示するようなヒガンテの動き。カウンターキック、手刀、場外で鉄柵攻撃、アイアンクロー。ムタはソバット、キック、噛みつき、スペースローリングエルボー、毒霧噴射(ヒガンテの腹部に命中)、イス攻撃。最後はムタがイスに乗って毒霧噴射、ムーンサルトで3カウント勝利。デカいヒガンテにムーンサルトを決めたシーンが迫力。ムタの頭を鷲掴みするヒガンテのクロー攻撃も迫力があった。
グレート・ムタ:新日本時代(8)
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