2021年11月10日水曜日

アンドレ・ザ・ジャイアント特集⑦「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界の大巨人」アンドレ。新日本プロレス時代の名シーンを振り返るコーナー。「vs. スーパーストロングマシン」「vs. 藤波辰巳」「アンドレ、トニー・セントクレア vs. 坂口、星野」を紹介します。

アンドレ・ザ・ジャイアント vs. スーパーストロングマシン

(昭和60年5月31日、埼玉県大宮)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集⑦「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「一人民族大移動」「戦うギネスブック」と呼ばれるアンドレ。なんとマシン軍のワカマツがアンドレのセコンドにつく。ワカマツと仲間割れしたマシン1号。リングネームを「スーパーストロングマシン」に変えて、再スタート。TV解説は山本小鉄。両者入場。猪木がリングサイドで試合観戦。つかまったら終わり、とばかりにマシンはアンドレをかわしてアリキック。アンドレはチョップ、ヘッドバット。ワカマツが試合に介入。猪木がワカマツに延髄斬り。マシンそっちのけでアンドレは猪木を痛めつける。試合結果はノーコンテスト。あっけなく終わってしまった。なんだかアメプロみたいな展開、結末。ストーリー的には面白い部分もあったけど、技の攻防がほとんど無かった。会場のファンはどう思っただろう?


アンドレ・ザ・ジャイアント vs. 藤波辰巳

(昭和60年6月7日、長野県松本)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集⑦「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「IWGPヘビー級王座挑戦者決定トーナメント決勝戦」として行われた試合。勝者はアントニオ猪木との一騎打ちが予定されている、とのこと。まずは藤波がピンクのジャンパー姿で入場。アンドレはワカマツと入場。手にはムチ。藤波がアリキック、回転エビ固め(以前、トップロープからの回転エビ固めをアンドレに決めたことがある)、ボディブロー(効果無し)、延髄斬り(これは効いた)、ボディアタック。アンドレはムチでチョーク攻撃、フロントネックロック、チョップ、腕固め、「人間エグゾセミサイル」(カウンターキック)。再び回転エビ固めをやろうとする藤波。アンドレがそのまま藤波の上に座って3カウント。いろんなやりとりがあった試合。でも最後はアンドレがただ藤波に座っただけで終わってしまった。規格外のアンドレ。思わず笑ってしまった結末。


アンドレ・ザ・ジャイアント、トニー・セントクレア vs. 坂口征二、星野勘太郎

(昭和60年6月13日、愛知県)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集⑦「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)大きなアンドレ。小さな星野。どんな試合になるか? 「大巨人のテーマ」に乗ってアンドレ組が入場。まずは星野とセントクレアでスタート。セントクレアがヘッドシザースなど器用なところを見せる。星野と坂口はセントクレアの腕を絞ったり、アンドレを二人がかりで攻撃したり。小さい星野が頑張ってユーモラスな雰囲気に。アンドレも笑顔。坂口が畳み掛けるようにセントクレアにジャンピングニー、アトミックドロップ、ハーフボストンを決めるが、最後はアンドレが星野をジャイアントプレスで3カウント。愉快なプロレスを見せたアンドレ。キャリア的に晩年に入ってきた印象。 

--------------

--------------

リンク:「昭和プロレス」記事一覧

0 件のコメント:

コメントを投稿