2021年9月29日水曜日

アンドレ・ザ・ジャイアント特集①「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「人間山脈」アンドレ。新日本プロレス時代の名シーンを振り返るコーナー。「アンドレ、アレン vs. 坂口、タイガー戸口」「vs. スタン・ハンセン」「vs. タイガー戸口」を紹介します。

アンドレ・ザ・ジャイアント特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

アンドレ・ザ・ジャイアント、バッドニュース・アレン vs. 坂口征二、タイガー戸口

(昭和56年9月18日)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)巨大な「人間山脈」アンドレ。体重250キロ。観客を威嚇しながらリング入場。トップロープをまたいでリングイン。坂口は貫禄を感じるガウンで戸口と入場。TV解説は山本小鉄、桜井康雄。アレンと戸口でスタート。アレンがヘッドバットをアンドレに誤爆するハプニング。何をやってもケタ外れなアンドレ。キック、ヘッドバット、チョップ、アームホイップのような感じのスープレックス。ここでスタン・ハンセンが場外に現れ、田園コロシアムでの一騎打ちが決まっているアンドレを挑発。アンドレに坂口がキャメルクラッチ、スリーパー、戸口がトップロープからのストンピング(ちょっとショボかった)。しかし最後はアンドレが坂口にカウンターキックからのヒップドロップで3カウント。試合後に再び現れるハンセン。アレン、ピート・ロバーツ、新日本の若手が止めに入るが、アンドレとハンセンがリング上でもみ合う。当時の二大スーパースター、アンドレとハンセンのアピールが迫力だった試合。共に全盛期。坂口のやられっぷりがよかったことで、二人の対決への期待が大いに盛り上がることに。


アンドレ・ザ・ジャイアント vs. スタン・ハンセン

(昭和56年9月23日、田園コロシアム)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)体重140キロのハンセンがブルロープを持って入場。次いでアンドレがテーマ曲「ジャイアントプレス」に乗って入場。リングインと同時に互いに攻撃。花束を持ったお姉さんたちがリングから避難。ハンセンコールの中、激しい攻防。アンドレのベアハッグからハンセンがラリアットで脱出。アンドレはリストを絞ったりするなどハンセンの左腕を攻撃。そして「二階からの」ヘッドバット、アームブリーカー、ブレーンバスター、チンロック。ハンセンは逆水平、ボディスラム(ドッと沸く会場)、キャメルクラッチ。そして場外乱闘で両者リングアウト。やっぱりそうか、と思ったら、「時間無制限」で試合続行。ロープにからまるアンドレ。ヘッドバット、ボディスラム(やられたお返し)。ハンセンはやられて反撃する、というパターンで主導権は握れない。そしてラリアットがついに炸裂。場外にエスケープするアンドレ。青いサポーターを巻いて、ハンセンを挑発。サポーターを注意するミスター高橋レフェリーにアンドレがラリアット。アンドレの反則負け。終わった後もやり合うアンドレとハンセン。新日本の若手(前田明、ジョージ高野ら)が止めに入るが、止められない。全体的にはアンドレが押し気味だった試合。「時間無制限」ではなく「完全フォール制」だったら、アンドレだったかも。ただ、ボディスラムとラリアットでハンセンはインパクトを残すことができた。また、ハンセンの試合では「ラリアット封じ」として相手がハンセンの左腕を攻撃するシーンがよく見られるが、それでハンセンがラリアットを出せなくなったことはあまりなかったような気がする。


アンドレ・ザ・ジャイアント vs. タイガー戸口

(昭和56年12月1日)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)戸口はアメリカが主戦場の選手。アンドレのセコンドにレネ・グレイ。グレイが気になる戸口はクレームをつける。まずはアンドレが腕を取ったり、足を固めたりするテクニックを見せる。そして羽折の状態で背後からヘッドバット、アームブリーカー。戸口はチョップで反撃(チョップでお返しされる)、トップロープからのニードロップ(足首を当てるタイプのもの)。アンドレがもう一度トップロープに登った戸口をデッドリードライブ。そしていつものパターン「カウンターキックからのヒップドロップ」で3カウント。アンドレは凄い。でもいつも同じフィニッシュのような気がする。映像だと同じパターンでは飽きてくる。やっぱりプロレスは生で観戦するのが基本。 

アンドレ・ザ・ジャイアント特集②

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