2021年10月8日金曜日

アンドレ・ザ・ジャイアント特集④「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「巨大な人間山脈」アンドレ。新日本プロレス時代の名シーンを振り返るコーナー。「vs. ハルク・ホーガン(二試合)」「vs. ビッグ・ジョン・スタッド」を紹介します。

アンドレ・ザ・ジャイアント vs. ハルク・ホーガン

(昭和57年12月:大阪府立体育会館)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集④「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「バトル・オブ・スーパーヘビーウェイト」。TV解説は山本小鉄、桜井康雄。まずはホーガンが入場して「イチバーン!」(カッコいいような悪いような)。次いで「巨大なる人間山脈」アンドレ登場。トップロープをまたいでリングイン。リング上で花束を持ったおねえさんを掴んで振り回す暴挙。「超人パワー」ホーガンの人気に怒りまくるアンドレ(本気で怒っているのだろうか?)。アンドレがヒッププッシュ(かわされる)、羽折固め(切り返される)、ストンピング、ヒップドロップ、ネックロック、ヘッドバット、足固め。ホーガンはパンチ、ベアハッグ(キツそうな表情のアンドレ)、アックスボンバー(ドッと沸く会場)。場外戦。ホーガンが場外でもアックスボンバー。アンドレのゴング攻撃でホーガンが出血。ホーガンを痛めつけてリングに早く戻ったアンドレがリングアウト勝ち。しかし、その後ホーガンがアンドレをボディスラム。試合後も荒れる二人。猪木が登場するが、特に何もせず(目立ちたかった?)。なかなか迫力があった試合。アックスボンバー、ホーガンの出血、ボディスラム。気になったのはアンドレ。観客のホーガンコールにイラついていたが、ホントにハラを立てていたのだろうか? ホーガンのベアハッグに苦しそうな表情をしていたが、ホントに効いていたのだろうか? 日本のファンに合わせたような演出をアンドレは見せていたような気がする。


アンドレ・ザ・ジャイアント vs. ビッグ・ジョン・スタッド

(昭和58年)

 

アンドレ・ザ・ジャイアント特集④「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「IWGP決勝リーグ戦」。騒々しいテーマ曲に乗って、「超大型爆弾」と呼ばれるマスクマンのスタッドが入場。アンドレが地響きが鳴るかのような曲で入場。またしても花束を持ったおねえさんを掴む暴挙。デカい二人の対決。スタッドがハンマーパンチ。アンドレはチョップ連打、ヘッドバット。そして早くも「人間エグゾセミサイル」(カウンターキック)からのヒップドロップでアンドレが3カウント勝利。アッサリ負けたスタッド。この来日に合わせてマスクを新調した、ということだが、あまり意味無し。花束のおねえさんが気の毒な一戦だった。


アンドレ・ザ・ジャイアント vs. ハルク・ホーガン

(昭和58年5月27日、高松市民文化センター)

アンドレ・ザ・ジャイアント特集④「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「IWGP決勝リーグ戦」。勝てば1億円の値打ちがあるとも言われるIGWPベルト奪取に王手をかける、という重要な一戦。まずはホーガン入場。アンドレが入場するが、いつものようにホーガンコールにイラだち、場外へ出る。ホーガンが場外へ追いかけ、試合開始。ホーガンがパンチ、エルボー、ジャンピングニー、腕固め、アックスボンバー。アンドレはベアハッグ、ネックロック(互いに掛け合い、スタミナを奪う)、チョップ、二階からのヘッドバット。そしてアンドレがいつもの得意パターンである「人間エグゾセミサイル」(二発)からのヒップドロップ。フォールを返すホーガン。そして場外でやり合い、両者リングアウト。試合後ももみ合い、坂口らが両者に割って入る。結末はだいたい予想通り。ただ、グラウンドの展開でアンドレが横倒しになっているシーンが長かったことと、アンドレの必勝パターンを返したため、ホーガンが強く見えた。その後、ホーガンは猪木とIWGPの決勝を争う。            

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