2021年8月11日水曜日

初代タイガーマスク特集⑩「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

NWA世界ジュニアヘビー級王者。新日本プロレスの「四次元殺法」タイガー。「vs. グラン浜田」「vs. ダイナマイト・キッド」「vs. 小林邦昭」を紹介します。

初代タイガーマスク特集⑩「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

タイガーマスク vs. グラン浜田

(NWAジュニアヘビー級タイトル戦:昭和58年2月3日、札幌中島体育センター)

初代タイガーマスク特集⑩「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)小林邦昭と共に入場する浜田(実況によると浜田は「マリポーサ殺法」の使い手なのだそう)。そしてテーマ曲「燃えろ!吠えろ!タイガーマスク」に乗ってNWAベルトを巻いたタイガーが入場。コーナーポストに立つ。解説は山本小鉄、桜井康雄。まずはリストを取り合うなどのレスリング(小鉄「(プロレスは)基本が大事」)。両者じっくりとテクニックを見せる。タイガーがフライングクロスチョップ、ドロップキック、タイガードライバー(タイガー式DDT)、ツームストン、ダイビングヘッドバット(自爆。以前も自爆。キレイに決めたことがあるのかどうか)、ソバット、変型スープレックス、バックドロップ(キツい角度)。浜田はカンガルーキック、バックドロップ、ボディスラム(迫力)、トペ、プランチャ。最後はタイガーが切り返しの固め技で3カウント勝利。浜田はレフェリーのミスター高橋に文句つける。前回の浜田との試合は消化不良な感じ(リングアウト)。今回もカッコいい勝ち方とは言い難い。タイガーの「本当の強敵」は浜田だったのかも。「マリポーサ殺法」の意味はよくわかりませんが。


タイガーマスク vs. ダイナマイト・キッド

(NWAジュニアヘビー級王座決定戦:昭和58年4月21日)

初代タイガーマスク特集⑩「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)キッドのツームストンで首を負傷したタイガーが戦線離脱、王座返上。キッドと決定戦。髪を伸ばしていつもとは雰囲気が違うキッド。レフェリーは山本小鉄。気合いが入っているキッド。パワー戦法、スリーパー、ミサイルキック、マスク攻撃、高速ブレーンバスター&サイドスープレックス。タイガーはソバット、トペ、ブレーンバスター、弓矢固め、サマーソルトドロップ、吊り天井。場外戦で両者フェンスアウト。延長を求めるファンの声。キッドがツームストン。そして延長戦。キッドがツームストンからのダイビングヘッドバット。タイガーはバックドロップ、ツームストン。またしても場外戦。鉄柱、鉄柵攻撃。割れたビール瓶を持ち出したキッドが小鉄にヘッドバット。場外で互いにツームストン。両者リングアウト。新王者は決まらず。ベルトは「コミッション預かり」となった。タイガーが得意のジャーマンを出せなかったのが残念(足でディフェンスされてしまった)。「両者フェンスアウト」「延長戦」「ビール瓶」など、「昭和プロレス」を感じた一戦。キッドの高速サイドスープレックス、ダイビングヘッドバットが迫力の一戦でした。


タイガーマスク vs. 小林邦昭

(NWAジュニアヘビー級王座決定戦:昭和58年6月2日)

初代タイガーマスク特集⑩「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)第1回IWGP決勝リーグ優勝戦「アントニオ猪木 vs. ハルク・ホーガン」の前座試合。小林との決定戦。赤いパンタロンのマーシャルアーツスタイルで入場の小林。過去、一度もタイガーに勝っていない小林が先制攻撃。スピンキック、バックドロップ、腕ひしぎ、ケブラドーラ・コンヒーロ、後ろ回し蹴り、首四の字、セカンドロープからのボディアタック、ハーフボストン、雪崩式ブレーンバスター、フィッシャーマンズ。タイガーは延髄斬り、ソバット、スリーパー、風車式バックブリーカー、腕ひしぎ(お返し)、卍固め、タイガードライバー、フィッシャーマンズ(掟破り)、ラリアート、ツームストン、ダイビングヘッドバット(自爆)。最後はタイガーがエビ固めで3カウント勝利、新王者に。試合後、タイガーに手を差し出し、握手を求める小林。これで両者の抗争は終了か? またしてもダイビングヘッドバットを自爆したタイガー。なんとなく、ワザとトチってるような気がしたのは私だけ? 

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初代タイガーマスク特集⑪ラスト
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