2021年7月9日金曜日

初代タイガーマスク特集①「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

新日本プロレスに突然現れた「謎のマスクマン」タイガー。「vs. ダイナマイト・キッド(デビュー戦)」「タイガー、藤波 vs. アダムス、マスターズ」「vs. スコルピオ」を紹介します。

初代タイガーマスク特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

タイガーマスク vs. ダイナマイト・キッド(デビュー戦)

(昭和56年4月23日)

初代タイガーマスク特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)バンドの演奏の中、「謎のマスクマン」タイガーが入場。次いで「爆弾貴公子」ダイナマイト・キッド。花束を叩きつけるキッド。「猪木 vs. ハンセン」の前に行われる注目の試合。解説は山本小鉄、桜井康雄。タイガーがフットワーク、後ろ回し蹴り、腕の取り合い。キッドはスリーパー。タイガーは「蛇の穴」出身?(という情報)。キッドがタイガーのマスクをはがそうとしたり、アバランシュホールド、トップロープからのダイビングヘッド。場外戦では、キッドは鉄柵攻撃、タイガーはムエタイ式キック。最後はキッドのブレーンバスターを切り返したタイガーがジャーマンで3カウント。デビュー戦であらゆる技を見せたタイガー。今から考えるとちょっと見せすぎだったようも気もしますが、最初が肝心。一気にファンの心を捉えることに成功。


タイガーマスク、藤波辰巳 vs. クリス・アダムス、マイク・マスターズ

初代タイガーマスク特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)アニメ「タイガーマスク二世」が放送中。そのテーマ曲が流れる中(「暗い闇切りさいて 明るい朝日がさすように~」)、タイガーと藤波が入場(藤波は当時WWFジュニアヘビー級王者)。タイガーが相手の足を取るフライングレッグシザースを披露(しかし、会場のファンはその動きをすでにテレビなどで見ているため、大きな反応は無し)。アダムスを「将来、有望です」などとほめる山本小鉄。しかし「タイガーの正体」についての実況の話はスルー。藤波がレスリング、ダブルアームスープレックス、弓矢固め、トップロープからの攻撃を見せる。アダムスはギロチンドロップ、ブレーンバスター。マスターズはダブルアームスープレックス、ブレーンバスター。タイガーは裏投げ。最後は合体技でタイガー組が3カウント勝利。ちょっと技をトチったり、ぎこちなかったタイガー。小鉄に「スピードはあるけど隙がある」などとダメ出しされてしまった。二人がかりでやられるシーンも。タイガーはシングル戦の方がいいみたい。

(参考)クリス・アダムス(後、WCWでも試合)、マイク・マスターズ(重量挙げ出身らしい)


タイガーマスク vs. スコルピオ

(昭和56年8月14日)

初代タイガーマスク特集①「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)テーマ曲に乗って入場するタイガー。階段でコケる(リングサイドの女の子も思わず笑うほどのコケっぷり)。改めてトップロープにカッコよく登ってポーズ。レフェリーはユセフ・トルコ。いかにも「メキシコ」なコスチュームのスコルピオ。キャリア20年のルード(悪役:ヒールのこと)。しかしながらオッチャンっぽい体型。速いタイガーの技を受けまくる。タイガーのヘッドシザーズ、エルボースマッシュ、ローキック連発、プランチャ。最後はトチり気味のローリングクラッチでタイガーが3カウント勝利。試合終了後、しつこくからむスコルピオにローリング・ソバット。会場は大ウケ。「おっちゃんレスラー」スコルピオが役目をキッチリ果たした楽しい試合でした。


初代タイガーマスク特集②

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