2021年8月4日水曜日

初代タイガーマスク特集⑧「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

世界ジュニアヘビー級王者、「黄金のスーパーヒーロー」タイガー。ニューヨークでも大人気。「vs. ダイナマイト・キッド」「タイガーマスク、星野 vs. ブラックタイガー、ビジャノⅢ」「vs. ブラックタイガー」を紹介します。

初代タイガーマスク特集⑧「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

タイガーマスク vs. ダイナマイト・キッド

(WWFジュニアヘビー級タイトル戦:昭和57年8月30日)

初代タイガーマスク特集⑧「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)WWFジュニアヘビー級王者のタイガー。キッドとニューヨーク、マジソンスクエアガーデンで防衛戦。WWFベルトを巻いて登場のタイガー。フットワーク、ローリングソバット、レッグシザースなど、スピーディーな動きで会場がドッと沸く。キッドは日本での試合と同様、ニードロップ、サイドスープレックス、足固め、延髄斬り、トップロープからのダイビングヘッドバット。しかし最後はタイガーがブレーンバスターからのラウンディングボディプレス(タイガー式ムーンサルト)で3カウント勝利。6回目の防衛成功。やはりタイガーは凄い。アメリカのファンがスタンディングオベーション。王座を持つにふさわしい「世界的スター」になった。


タイガーマスク、星野勘太郎 vs. ブラックタイガー、ビジャノⅢ

(昭和57年9月、後楽園ホール)

初代タイガーマスク特集⑧「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)「ブラッディファイトシリーズ」で星野と組んだタッグ戦。来週タイガーに挑戦するブラックタイガーがどんな動きを見せるか? まずはブラックタイガーと星野でスタート。ブラックのブレーンバスター。タイガーとビジャノはタイガーがスピードで優勢。タイガーとブラックが対峙するシーンでは観客の「タイガーコール」。ビジャノはパワーを使うタイプらしく、タイガーにニードロップ、キャメルクラッチ。星野がブラックにアトミックドロップ、バックドロップ。ブラックはブレーンバスター(場外)、ツームストンで報復。ビジャノが捕まる。星野のパイルドライバー、タイガーのツームストン、風車式バックブリーカーで3カウント。この当時の新日本プロレスのジュニアヘビー級と言えばやっぱりツームストンパイルドライバー。タッグマッチはテンポが速すぎなところもありますが、それぞれが見せ場を作った良い試合だったのではないかと。ビジャノはスピードがないのでちょっと浮いた存在だった。マスクがカッコよかっただけに少し残念。


タイガーマスク vs. ブラックタイガー

(WWFジュニアヘビー級タイトル戦:昭和57年9月21日、大阪府立体育館)

初代タイガーマスク特集⑧「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)王者タイガーの防衛戦。「黄金のスーパーヒーロー」タイガー。「暗闇の虎」ブラックタイガー。まずはリストの取り合い(レスラーがまず最初にテクニックを披露するのが「新日本流」)。タイガーがローリングクラッチ、ソバット、トペ、ブレーンバスター。しかし、必殺のムーンサルト、ジャーマンは失敗。ブラックはフェイスロック、場外戦、などでじっくりとタイガーを痛めつけ、ツームストン、トップロープからのエルボー、コブラツイスト、四の字、サイドスープレックス。最後はタイガーが珍しい固め技で3カウント勝利。負けてくやしいブラックは場外でタイガーをツームストン。ブラックタイガーは良い選手なんですけどね。ヒールだから負けないといけない。できれば新技を披露するとか、何かやって欲しかったですね。当時は猪木がケガで欠場したりするなどタイガーに頑張ってもらわなければならなかった新日本プロレス。そんな事情もちょっぴり感じた一戦でした。

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