2021年7月16日金曜日

初代タイガーマスク特集③「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

大人気「謎のマスクマン」タイガー。「タイガー、木村健吾 vs. エル・シグノ、ネグロ・ナバーロ」「vs. グラン浜田」「タイガー、藤波辰巳 vs. エル・カネック、スーパー・マキナ」を紹介します。

タイガーマスク、木村健吾 vs. エル・シグノ、ネグロ・ナバーロ

(昭和56年10月30日:愛知県安城市体育館)

初代タイガーマスク特集③「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)メキシコタッグチームとの対戦。ナバーロ&剛竜馬っぽいシグノ。マスクマンと比べるとちょっと地味な感じのコンビ。ゴング前、ナバーロが投げつけた花束をキレイにキャッチするタイガー。健吾は西ドイツから帰ってきたばかり。まずは4人ともレスリング。健吾が捕まる。連携プレーを見せるメキシココンビ。場外で鉄柵攻撃、トップロープからのニードロップ、ストンピング。タイガーがドロップキック、風車式バックブリーカー。タイガーのマスクをはがそうとするナバーロ。健吾がパイルドライバー。最後はトップロープからのローリングクラッチでタイガーが3カウント勝利。タイガー組はあまり連携することなく、シングル戦のように戦った。「四次元レスラー」タイガーの試合ということで天井からのカメラ映像も中継されていましたが、上から映した映像はそれほどカッコいいものではなかったような気が(気のせい?)。


タイガーマスク vs. グラン浜田

(昭和56年11月5日)

初代タイガーマスク特集③「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)メキシコタイトルを三階級制覇した浜田が来日。「猪木 vs. ラッシャー」の前座で行われた蔵前国技館での一戦。両者、腕やバックの取り合い、ストレッチ技、ダブルドロップキック。一つ一つの技にパワーがある浜田。ボディスラム、バックドロップ、ダブルアームスープレックス、ボストンクラブ、トペを見せる。タイガーは弓矢固め、ソバット、カナディアンバックブリーカー、ジャーマン、四の字固め、風車式バックブリーカー。互いに譲らない展開で浜田が場外での技に失敗してリングアウト。結果はスッキリしないものでしたが、浜田のパワーが印象的だった試合。単なるチョップやボディスラムも見応え十分。こういう人が本物のプロなのだと思う。タイガーもジャーマンなど見せ場があって良かったです。


タイガーマスク、藤波辰巳 vs. エル・カネック、スーパー・マキナ

(昭和56年12月1日)

初代タイガーマスク特集③「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)UWAヘビー級王者カネック(実況によると「カネック」とは「ならず者」という意味らしい)。アメフトキャラのマキナ(「マキナ」は「マシン(機械)」の意味、とのこと)。ヘビー級に転向した藤波。この4人ではタイガーが体格的にちょっと小さい。まずはレスリングのテクニックを見せる4人。マキナは腕を取ったりするなど、意外に器用。藤波がドラゴンスクリュー、アームホイップ連発、トップロープからのニードロップ(足首を当てているように見える)を見せる。カネックはタイガーをリフトアップしてパワーを誇示(二回も)。タイガーはメキシカンサーフボード、プランチャ。最後は藤波がブレーンバスターでマキナから3カウント勝利。タイガーはいい選手だけどやっぱり小さい。得意のドロップキックをキレイに決めても相手はビクともしない。短かった「タイガーマスク時代」を暗示するような試合だった。 

初代タイガーマスク特集①

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