2020年2月20日木曜日

プロレススーパースター列伝 8「ジャイアント馬場&アントニオ猪木後編」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

ジャイアント馬場、アントニオ猪木編の後半。ジョニー・バレンタイン、クリス・マルコフ、ジャック・ブリスコ、カール・ゴッチ、ルー・テーズ、ウィリエム・ルスカ、モハメッド・アリらが登場する第八巻です。

伝説のBI砲。東京プロレス発足から現在(当時)まで。馬場をライバル視する猪木、新日本と全日本に別れていく過程が見せ場です。

プロレススーパースター列伝 8「読書の学習帳ブログ」[Google Blogger]


アメリカで実力を付けていく猪木。豊登に誘われて東京プロレスに参加(「太平洋ひきぬき事件」)。「猪木 vs ジョニー・バレンタイン」。地方巡業での事件(「板橋事件」)。東京プロレスがつぶれ、行き場がなくなった猪木。

日本プロレスの第9回ワールドリーグ戦。馬場を助ける猪木。馬場と復帰した猪木で「BI砲」結成。不戦敗の失態。「ゴッチ教室」でトレーニングに励む猪木。

ゴッチ「やる気がないのなら帰れッ!!」「おまえはもうこなくていい!!」

第11回ワールドリーグ戦。「猪木 vs クリス・マルコフ」。猪木の新必殺技。「猪木 vs ジャック・ブリスコ」。猪木と倍賞美津子の結婚。「日本プロレスのっとり計画」。追放される猪木。

昭和47年、新日本プロレス結成(猪木、藤波、山本小鉄、木戸修、ユセフ・トルコ)。旗あげ興行「猪木 vs カール・ゴッチ」。ゴッチとの二戦目を裁くルー・テーズ。「猪木、坂口 vs ゴッチ、テーズ」の夢のタッグマッチ。「猪木 vs ストロング小林」(バックドロップで投げられる小林。次のページではジャーマン・スープレックス・ホールドになっている。)。「猪木 vs 大木金太郎」「猪木 vs 坂口」「猪木 vs ウィリエム・ルスカ」「猪木 vs モハメッド・アリ」。

NWA世界王者になった馬場。王道の馬場。格闘技路線の猪木。

BI砲は二度と帰ってこない!(完)

コメント
猪木と豊登が「東京プロレス」を旗揚げする後編。東京では客がいっぱい。地方巡業ではサッパリ(プロレス界あるある?)。日本プロレスに復帰した猪木。「BI砲」結成。ちょいちょい出てきては猪木を批判する日本プロレスの連中がウザい。「ゴッチ教室」で若手をしごくゴッチ。「やる気がないのなら帰れッ!!」とか言って若手を蹴り飛ばしたり、ブン殴ったり(ホントにそうだったのかな?)。「日本プロレスのっとり計画」の話。馬場が話を持ちかけたのに猪木が結果的に悪者に。何かスッキリしませんね。悪いのは馬場もしくは馬場派の連中じゃないの? 新日本プロレスでの「猪木 vs カール・ゴッチ」が見せ場(藤原との試合を映像で見たことがありますが、ゴッチは筋肉で重たそうな体をしていました。しょぼい技なんか通用しない人。外国人のパワー・体格はすごいですね)。試合後のアリの「あのペリカンめ!」が印象的(178ページ)。結局、馬場と猪木は独立してから戦いませんでしたね。「プロレス」だったら馬場が勝っていたでしょうね(デカいから)。「格闘・ケンカ」になったら猪木かな(何でもアリだもの、猪木は)。アレコレ想像するのがプロレスの楽しいところ。実際に試合したらつまらない内容になることもよくあります(「ブッチャーvs. ブロディ」とか)。馬場と猪木が別れてそれぞれが自分の団体で個性を見せた。それでよかったと思います。

プロレススーパースター列伝 1(アブドーラ・ザ・ブッチャー編の前半)
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プロレススーパースター列伝 9(タイガーマスク編の前編)
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