2020年2月18日火曜日

プロレススーパースター列伝 1「アブドーラ・ザ・ブッチャー前編」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

アブドーラ・ザ・ブッチャー編の前半。キム・ウオン、マスク・ザ・プリチュア、ディック・ザ・ブルーザー、大木金太郎、アントニオ猪木、フリッツ・フォン・エリック、ヘイスタック・カルホーンらが登場する第一巻です。

第一巻がブッチャーなのが嬉しいじゃないですか。日本に来る前のエピソードとか、額のキズの話とか、いっぱい物語がありそうなレスラー。

プロレススーパースター列伝①「読書の学習帳ブログ」[Google Blogger]

1964年、香港でのキム・ウオンとの試合。カラテ技でKO負けのブッチャー。キムにしつこく頼んで師匠のガマ・オテナを紹介してもらう。オテナは大山倍達とも交流があるそうな。小石を鍋でいためて、「突き」のスピードをアップする特訓。

アメリカに帰ってきてマスク・ザ・プリチュアを相手にカラテ技を試す。ザ・シークに声を掛けられて、タッグを組む。シークは弱いクセにギャラも搾取。プロモーターになったシークと仲間割れ。

全米のプロモーターから干されたブッチャー。ディック・ザ・ブルーザーと千ドルを賭けて対戦。この試合の後、ブッチャーはシカゴで荒っぽい試合の連続。額のキズはこのときにつけられたそうな。

1970年、日本プロレスに初来日。大木金太郎との頭突き合戦。アントニオ猪木とも対戦。ブッチャーをバックドロップで鉄柱にぶつける猪木(ひどいことをするキラーな猪木)。

アメリカに帰ってさらに大暴れなブッチャー。黒人がのさばることを好まぬマット界が送り込んだ刺客は「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリック。かなりのタフファイト。次の相手はヘイスタック・カルホーン(金網デスマッチ)。

宿敵シークに声を掛けられ、もう一度タッグを組むことに(続く)。

コメント
「1964年の香港でのキム・ウオンとの試合」から全てが始まったらしい(「キム・ウオン」なんてレスラーいたんですか?)。キムのアドバイスで達人ガマ・オテナと出会うブッチャー。オテナから地獄突きを習った、とのこと(「ガマ・オテナ」って実在の人物ではないんですって。子供の頃はこのマンガのエピソードを全て信じていました)。ザ・シークとタッグを組む。シークは弱いですね。体があまり大きくないから仕方がないですかね? ディック・ザ・ブルーザーとやったときはまだ額にキズが無い。この試合の後、ブッチャーはキズだらけに(カラー写真でキズを見たことがありますか? 引くほど深いキズです)。1970年、日本プロレスに初来日。大木金太郎、アントニオ猪木と対戦。猪木がブッチャーをバックドロップで鉄柱にぶつけるシーン。ひどすぎる。ブッチャーよりも猪木の方がずっとヒールじゃないですか。フリッツ・フォン・エリック、ヘイスタック・カルホーンとの試合。エリックのアイアンクローって実際どのくらいスゴイ技だったんでしょうか? カルホーンの試合は映像で見たことがあります。「名物キャラ」ですね。横幅が広い男。強いという印象はあまりなかったような。宿敵シークに声を掛けられ再びタッグを組むことになるシーンでこの巻は終了。シークは何をたくらんでいるのか? 

プロレススーパースター列伝 2(アブドーラ・ザ・ブッチャー編の後半。スタン・ハンセン編)
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