アブドーラ・ザ・ブッチャー編
すっかり人気レスラーになったブッチャー。落ち目のザ・シークがブッチャーの人気・実力を利用しようとする。
かつて仲間割れしたシークとタッグを再結成したブッチャー。連勝で、お客も盛り上がる。1万ドルを賭けたバトルロイヤル。全員がブッチャーを攻撃。バトルロイヤルは「死のワナ」。
再来日。強さとユーモラスな雰囲気でますます人気上昇のブッチャー(完)。
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スタン・ハンセン編
売れる前のハンセンを知ることができる第二巻。車を相乗りしてスーパーで買い物するシーン、タイヤでラリアットの特訓をするシーンが見せ場。
アントニオ猪木を吹っ飛ばすハンセン。その前にはニューヨークでブルーノ・サンマルチノを得意技ウエスタンラリアットでKO。
子供の頃から暴れん坊だったハンセン。プロモーターの前でドラム缶をへこませるパフォーマンスを見せ、プロレス入り。デビューは反則負けで、安いギャラ。ジャンボ鶴田と一緒にファンクスの道場でトレーニング。ラリアットの特訓で腫れ上がる腕。
「類人猿」ブル・カリー戦でラリアット。快進撃。ブルーザー・ブロディとの対戦。ブロディと組んでボボ・ブラジル、ベアキャット・ライト組のオクラホマ・タッグ選手権に挑戦。レフェリーはルー・テーズ。
(コメント)
ブッチャー編の後半。落ち目のザ・シークが人気レスラーになったブッチャーに復讐しようとする。1万ドルを賭けたバトルロイヤル。全員でブッチャーを総攻撃。バトルロイヤルは「死のワナ」だそうだ(プロレスが100%真剣勝負ならそうだと思いますが、昔、全日本でやっていたバトルロイヤルは実にのどかなものでしたね)。大ピンチのブッチャー。師匠ガマ・オテナ(架空の人物)の教えを思い出す。シークが地獄突きを食らうシーンに注目。スタン・ハンセン編。ニューヨークでブルーノ・サンマルチノを得意技ウエスタンラリアットでKOするハンセン。でもコレって作り話。ボディスラムをトチってブルーノをケガさせた、というのが真相だとか。ブル・カリーとかいう噛みつき猿にラリアットを決めるシーンが迫力(左腕ではなく右腕で。しかも場外まで吹っ飛ぶカリー)。ブロディとの対戦でも右腕ラリアット。ボボ・ブラジルのヘッドバット。ハンセンの後頭部に食らわすシーンはヤバすぎる。本当に頭ぶつけちゃって(ヘッドバットをやるレスラーってレスラー仲間から嫌われるんですよね。頭おかしいんじゃない? ってな感じで)。本当にあったのかどうかわからないシーンも入れながら「知られざるエピソード」を紹介するこのマンガ。プロレスファンの方は必ず全巻セット(17巻)で所有してください。
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