ザ・ファンクス編の後半
兄弟でNWA王座を目指すシーン、兄弟の父シニアとの悲しい別れ、日本での猪木戦が見せ場です。
プロレス入りをためらうドリー(彼女の猛反対)。結局、ロニー・エチソンとのデビュー戦。テリーのデビュー。親子3人のタッグ戦。
NWA世界ヘビー級戦「ジン・キニスキー vs ドリー・ファンク・ジュニア」。日本でアントニオ猪木と対戦するドリー。NWA世界ヘビー級戦「ドリー・ファンク・ジュニア vs ハーリー・レイス」。パーティーで倒れてしまうシニア。NWA世界ヘビー級戦「ジャック・ブリスコ vs テリー・ファンク」。
「おれたちザ・ファンクスは戦いぬく!!」(完)
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タイガー・ジェット・シン編の前半
突然乱入してきた謎のインド人、シン。インドのプロレスも紹介されています。
昭和48年、いきなり乱入して山本小鉄を襲うシン。猪木「日本へよんだ覚えはない!」。伊勢丹前での「アントニオ猪木夫妻 新宿襲撃事件」。
「インドのプロレス」とは。インド独特の猛練習。コールタールと重油を混ぜたプールで戦い、水牛やワニともその中で戦う、というもの。グレート・ガマ、ダラ・シンらが有名。
若手時代のシン。オマー・シン、次いでヒンズー・ハリケーンと名乗る。反則負けばかり。フレッド・アトキンスの指導。レスリングを覚え、日本に殴り込み。
ストロング小林、坂口征二、アントニオ猪木戦。試合後、これからも猪木を徹底的に狙っていくことを宣言するシン(続く)。

(コメント)
ザ・ファンクス編の後半。シニアと兄弟の別れが悲しい。ドリーとレイスのNWA戦でのシニアのセリフ「(レイスのイレズミ)荒ワシは悪役をあらわしとる!」。何気にダジャレ。シン編の前半。突然乱入して山本小鉄を襲うシン。猪木「日本へよんだ覚えはない!」。ホントかな? いきなり部外者がリングに乱入するなんてできる? 昔、ファンの少年が勝手にエプロンサイドに登って木村健悟に怒られてるのを見たことがあります。「伊勢丹事件」も面白い。「やらせのパフォーマンス」だったとか。「どっきり番組」みたいに「仕掛け人」と「仕掛けられる人」がいたらしい。猪木はどっちなんだろう? 「インドのプロレス」。重油とかワニを使ってトレーニングするシーン。インドではこんなことやってるんですか? 何か信じがたい。このマンガは「ノンフィクション」なんですけども、こういう描写があると微妙な気分になってくる(子供の頃ですら信じてなかった)。猪木戦。猪木がバックドロップを「高等技」と呼んで「ぞ~っ」とするシーン(180ページ)。バックドロップって「高等技」ですかね? 多くのレスラーが普通に使いますけど(当時は「高等技」だったのかも。フレアー編でも四の字固めが「高等技」とされていました)。エエ話が多かったファンクス編に比べてシン編は面白い描写が多い。ヒールは話題が多くていいですね。シンが猪木への執念を見せるシーンでこの巻は終了。次巻ではどんな戦いが見られるのか?
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