2020年2月28日金曜日

プロレススーパースター列伝 17「リック・フレアー編」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「狂乱の貴公子」リック・フレアー編。ダスティ・ローデス、バーン・ガニア、リッキー・スティムボート、ブルーザー・ブロディ、アブドーラ・ザ・ブッチャー、キラーX、テリー・ファンクらが登場する第十七巻。

体格で苦労したデビュー当時、「巨漢10番勝負」、日本での戦い、が見せ場です。

プロレススーパースター列伝 17「読書の学習帳ブログ」[Google Blogger]

1981年、NWAタイトル戦「ダスティ・ローデス vs リック・フレアー」

高校のアマレスで活躍するフレアー。バーン・ガニアのスカウト。ガニア「しかし、この男はちょっと短足だ」。二流、三流の相手。ニューヨークで大型レスラーと対戦。悪役に転向(「狂乱の貴公子」と呼ばれる)。バトルロイヤルでの陰謀。インディアン・チーフ・ストロンボー戦で4の字固め。

リッキー・スティムボート戦。盛り上がるノースカロライナ地区。

巨漢10番勝負がスタート。ブルーザー・ブロディ戦。アブドーラ・ザ・ブッチャー戦。フォーク、鉄柱攻撃に苦戦するフレアー。

女性ファン「チビのくせにムリするからよ!

アニー・ラッド戦。キラーX戦(フリッツ・フォン・エリックが送り込んできたナゾのマスクマン)。その後も連勝するフレアー。

NWA王者として来日。防衛戦(天龍、鶴田、テリー・ファンク)。

「いつも一生懸命にギリチョンでタイトル防衛する王者がいたっていいじゃないか!」(アントニオ猪木 談)(完)

「マット界のホープ」菊池孝
ケリー・フォン・エリック、プリンス・トンガ(キング・ハク)など

(コメント)
足が短いのを克服してNWA王者になった男。大型レスラーには敵わないため悪役に転向。「狂乱の貴公子」と呼ばれようになったものの、「プロレス界あるある」なのか、レスラー仲間から制裁されてしまう。アンドレに「腹でもへってるのか」と言われてしまうシーン、「4の字固め」を無意識に使うシーンに注目。リッキー・スティムボートが登場。どう見ても堀内孝雄なスティムボート(タイガーマスク編のマーク・ロッカはチャールズ・ブロンソンだった)。「巨漢10番勝負」も面白い。ブッチャーを鉄柱にぶつけるシーン(ちょっとやりすぎのような気も)。「キラーX」の正体は? キラーXとブッチャーのやりとりも個性的(女性ファンの表情にも注目)。NWA王者として日本で防衛戦(天龍、鶴田、テリー・ファンク。なぜ鶴田がNWAを獲れないのか子供の頃は不思議に思っていました。獲ってはいけない理由があるんだろう、と推測したものです。「NWA王者が決まる仕組み」についてはフレアーの本に書いてあります)。巻末の付録は「マット界のホープ」(素晴らしい資料になってます)。フレアーと言えば「華やかなガウン」と「決まったパターンの動き(デッドリードライブ、パンチ、など)」が有名な人。このフレアー編では有名レスラーとのエピソードがいっぱい(実話かどうかは不明)。最終巻の第17巻。このマンガの集大成のような内容。昭和プロレスファンなら全巻セットで所有したいものです。 

プロレススーパースター列伝 1(アブドーラ・ザ・ブッチャー編の前半)
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