「キングコング」ブロディの全てが解る後編。初来日での試合、エリック、ニック・ボックウィンクル、ハーリー・レイスとのタイトル戦が見せ場です。
フリッツ・フォン・エリックと戦うことになったブロディ。エリックの凄まじい過去。テキサス州ヘビー級タイトル戦「エリック vs ブロディ」。レフェリーも血だるまの激戦。
昭和54年、初来日。「ブロディ、ラシク vs 馬場・鶴田」戦(エリックのサルマネをするラシクを「タコ入道」呼ばわりするブロディ)。ブロディ「助ける価値のある男か!」(試合後ラシクに)。
ダラスでのアブドーラ・ザ・ブッチャー戦。フォークを持ち出すブッチャー。
日本でのドリー戦。世界最強タッグ決定リーグ戦「ブロディ、スヌーカ vs ザ・ファンクス」。エプロンサイドにスタン・ハンセン。
アメリカでの大試合。ニック・ボックウィンクルとのAWAタイトル戦、ハーリー・レイスとのNWA戦。
「(ブロディを)IWGPになんとか出場させたい」(アントニオ猪木 談)(完)
(コメント)
ブルーザー・ブロディ編の後編。エリックのアイアンクローの凄まじさが表現されています。一撃でレフェリーが血だるま。初来日のブロディ。馬場・鶴田との戦いが見せ場。このマンガではブロディは馬場の強さを評価(ニードロップで馬場があっさりとブロディに負けた映像を見たことがあります。本音では馬場のことをどう思っていたんだろう?)。ブッチャー戦。フォークを自分の頭に刺してしまったブッチャー「キャッ!!」(ブロディとブッチャーのプエルトリコでの試合を見たことがありますが、つかみ合いばかりであまり面白くありませんでした。この巻みたいな試合を期待したのですが)。ニック・ボックウィンクルとのAWAタイトル戦、ハーリー・レイスとのNWA戦。前編のサンマルチノ同様、「弱すぎる世界王者」で登場するニックとレイス。子供の頃、なぜブロディが世界王者になれないかがサッパリわかりませんでした。「アントニオ猪木 談」ではブロディをIWGPに出場させたいと書いてありますが、ブロディの試合は大味すぎるんですよね。「テクニックを見せる」のが「王者の条件」。猪木は後にブロディと対決。テクニック的には猪木はブロディを認めていません。ブロディがNWA王者になっていたら? ホーガンがAWA王者になっていたら? アメプロも今とは違うものになっていたかも。 

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