「超人」ホーガンの全てが解る後編。ハンセンとのタッグ・初対決、ニック・ボックウィンクル戦、「ロッキー3」の撮影シーンが見せ場です。
五輪メダリスト、ケン・パテラ戦。来日。ハンセンとタッグを組まされることに激怒するホーガン。腹いせにウイリエム・ルスカに必殺ベアハッグ(ルスカが大笑いしているように見える)。「ハンセン、ホーガン vs 猪木、バックランド」。ついに実現した「ハンセン vs ホーガン」(TV中継なし)。試合後は親友に。
ホテルの部屋で必殺技を考えるホーガン。タッグ戦で猪木に「アックスボンバー」。
アメリカで爆発するアックスボンバー。ビッグK戦。AWA王者ニック・ボックウィンクル戦。試合の邪魔をするニックのマネージャー、ボビー・ヒーナン。ハンディ戦「ホーガン vs ニック、ヒーナン」。カラテ技を悪用するヒーナン。アックスボンバーで顔がひしゃげるニック(王座の移動は無し)。
「ロッキー3」に出演。高所恐怖症のスタローンとの撮影。
来日。藤波戦。猪木のケガ。日本勢に加勢するホーガン。「アントン・リブ」で改めて「打倒、猪木」を誓うホーガン(完)。
(コメント)
ハルク・ホーガン編の後編。ついに実現した「ハンセン vs ホーガン」。しかし、TV中継は無し(現場で観戦した人いますか?)。映像で確認できないので試合内容はこのマンガを信じるしかない。鉄柵に腕を挟まれて負けるホーガン(何かつまんない負け方)。ハンセンのラリアットをかわすシーン。シンマばりに「ダメじゃないの、ユー!」って言ってやりたい。「ハンセン」と言えば「ラリアット」。それをよけられたら見せ場がないじゃないの(昔、ジャンボ鶴田がハンセンのラリアットを受けなかったときはTVで見ていてシラけたものです)。ホテルの部屋でアックスボンバーの練習をするホーガン(迷惑)。ニック・ボックウィンクルは弱かった(全盛時代ではなかったのかもしれませんが)。AWAタイトルが安物に見えたのはこの男が原因だと未だに思う。弱いニックに勝ってもちっとも面白くないホーガン(「おもしろくねえッ・・・」140ページ)。アンドレはホーガンの活躍ぶりに嫉妬してホテルのテレビを壊す(壊すなよ)。「ロッキー3」の撮影シーン。スタローンとのやりとりに注目。すっかりスターになったホーガン。藤波を軽くKO。その後、WWFで大スターになったのは皆さんもご存じ。80年代は「明るいイベント」が求められた時代。明るいホーガンは時代にうまくマッチした。日本に来ていた頃のホーガン。WWFでスターになったホーガン。どちらが好みですか? 私は日本でのアンドレ戦が気に入っています。 

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