2020年2月23日日曜日

プロレススーパースター列伝 10「タイガーマスク中編」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

タイガーマスク編の中編。アントニオ猪木、アブドーラ・ザ・ブッチャー、藤波辰巳、アグアイヨ、ブラック・ブロンコ、テラー・ロッカ、スティーブ・ライト、ブラックタイガー、カール・ゴッチらが登場する第十巻です。

マスカラスと並ぶ二大マスクマンのタイガー。デビュー以来の活躍と過去を振り返る内容。メキシコ、ロンドン時代のタイガーがメインテーマになっています。ナゾの「プロレスラー養成機関」にも注目の一冊。

プロレススーパースター列伝 10「読書の学習帳ブログ」[Google Blogger]

メキシコに遠征する猪木。「猪木、藤波 vs ブッチャー、アグアイヨ」。フォークで逆にブッチャーをメッタ刺しにする猪木。試合後、メキシコのプロレス記者からタイガーの過去を知る猪木。

ティグレ・エンマスカラド(メキシコ時代のタイガー)。プロレスラー養成機関でのトレーニング(朝から晩までウサギトビ、ガラス入りのサンドバッグでキックの訓練、鉄板が敷いてあるリングでのスパーリング)。ブラック・ブロンコ戦で覆面をはがされ、ミスターカンフーと改名。ヌンチャク。メキシコ追放。

ロンドンでのテラー・ロッカ戦(大苦戦)。ゴッチの指導を受ける。日本へ帰国し、「タイガーマスク」に変身。スティーブ・ライト戦。ドバイ遠征。

タイガーを狙うナゾのマスクマン、ブラックタイガー。オーストラリアでの「ブラックタイガー vs ジミー・ローズ」。来日したブラックタイガー(続く)。

(コメント)
タイガーマスク編の中編。メキシコのプロレス記者がタイガーのメキシコ時代のエピソードを猪木に語る(猪木の驚くリアクションに注目)。荒野にあるという「プロレスラー養成機関」。ミル・マスカラスやエル・カネックが特別コーチとしてそこで指導するそうな(ホントにあるんですか? 最上階にあるトレーニング場など、ツッコミどころ満載)。「ショーグン」がローデスと戦ったエピソードを梶原に話すタイガー(71ページ)。カブキって「ショーグン」という名前だったことがありますかね?  「ミスターカンフー」がヌンチャクを使うシーン(これも本当にあったことなのかどうか。ヌンチャクって結構危ない武器なんですけど)。イギリス時代のタイガーのライバル、テラー・ロッカ。どう見てもチャールズ・ブロンソンじゃないですか。ブラックタイガーがローズにパイルドライバー二連発するシーンは迫力(現実にやったかどうかは不明。タイガーマスク編は面白いんですけど「作り話」っぽいのよね)。意外に短かったタイガーマスクの全盛時代。次巻ではブラックタイガーとの抗争&決着。映像も残っている試合だけにどんな風に描写されているか、に期待。 

プロレススーパースター列伝 1(アブドーラ・ザ・ブッチャー編の前半)
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プロレススーパースター列伝 11(タイガーマスク編の後編)
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