2023年9月20日水曜日

アントニオ猪木:特集(53)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」85年の猪木。「vs. ジャイアント・マシン」「vs. 藤波辰巳」「猪木、藤波 vs. ジャイアント・マシン、スーパー・マシン」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ジャイアント・マシン

(1985年9月6日)

アントニオ猪木:特集(53)「80年代」

(内容)アンドレ・ザ・ジャイアントがマスクマンに変身。過去何度も戦っている二人だが、マスクを被ったことによって何らかの違いが生じるのかどうか? 猪木がガウン無しで入場(首には闘魂タオル)。次いでジャイアントがワカマツに先導されて入場。何やらアピールするワカマツ。いつまでもうるさいワカマツだが、猪木を見てサッサと逃走。ゴング。すっかり動きが遅くなったアンドレ。猪木がパンチ、延髄斬り、腕ひしぎ。アンドレマシンはショルダークロー、ヘッドバット、スリーパー(コスチュームの一部を使ってチョーク)、そしてサバ折りの体勢。脱出できない猪木。なぜかレフェリー(ミスター高橋)に蹴り。ワカマツが介入。しかし、猪木がなぜかレフェリーに延髄斬り。アンドレマシンがラリアットで3カウント勝利。混乱した状況で猪木がフォール負けした試合。アンドレマシンに勝たせてマシンシリーズを続けたかったのだろう。


アントニオ猪木 vs. 藤波辰巳

(1985年9月19日)

アントニオ猪木:特集(53)「80年代」

(内容)新日本プロレスのエースとして外国人を相手にすることが多い猪木。藤波と勝負。ピンクのジャンバーの藤波、次いで赤いガウンの猪木が入場。藤波がロープを広げて猪木をリングインさせる。花束贈呈。レフェリーはルー・テーズ。力比べ。猪木が腕や足を取り、藤波はバックを取るレスリング。猪木がボストンクラブ、インディアンデスロック、鎌固め。藤波は張り手、フェイスロック。その後、猪木がリバース・スープレックス(二回)、腕ひしぎ、首4の字、ボディスラムからのスリーパー。藤波はハーフボストン、弓矢固め、ドロップキック、サソリからの4の字(結構長め)。ここから激しい大技。延髄斬りを空振りした藤波に猪木が延髄斬り。藤波がラリアットからの延髄斬り、ドラゴン・スープレックス(ブリッジが崩れた)。猪木もジャーマンを久しぶりに見せ、トップロープからのニードロップ、パンチからの卍固め、アリキックからの卍固め(二度目)、さらに卍固め(三度目)。藤波がギブアップ。決着後、上田馬之助が両者を激励(日本プロレス時代からの縁があるからだろうが、上田と猪木には「日本プロレス追放」の因縁があるのでは?)。なかなか良い試合だった。外国人と戦うと大味な試合になりがち。藤波との試合はグラウンドでの切り返し技など猪木本来の魅力である「巧さ」が見られた。藤波の動きもスピーディで良かった。


アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. ジャイアント・マシン、スーパー・マシン

(1985年9月)

アントニオ猪木:特集(53)「80年代」

(内容)アンドレ・ザ・ジャイアントとマスクド・スーパースターが変身したマシンコンビ。スーパースターは元々マスクマンだが、アンドレは違う。素顔の時とはちょっと違う戦いぶりに注目。まずは猪木組が入場し、花束贈呈。マシン軍はワカマツに先導されて入場。レフェリーはルー・テーズ。猪木とスーパー・マシンでスタート。マシンがタックル、猪木はヘッドシザース、ドロップキック。交替した藤波が捕まる。ジャイアントにチョップする藤波だが、全く通用せず。ジャイアントがスリーパー、コスチュームでチョーク(セコい反則。素顔の時はショートタイツのため、できない反則)、クロー攻撃。スーパー・マシンはスイング式ネックブリーカー、ニードロップ。藤波のクロスチョップを食ったジャイアントが手首をロープにからませる演出。猪木が見せ場を作る。ジャイアントのマスクに手を掛ける挑発の後、ボストンクラブ(あの巨体を見事にひっくり返した)。トップロープからのニードロップを見せた藤波だが、マシン軍が合体ラリアット(アンドレはマシンのときはラリアットが決め技)。猪木がジャイアントと勝負する間、藤波がスーパー・マシンを逆さ押さえ込みで3カウント勝利。猪木のボストンクラブが大きな見せ場だった試合。デカすぎてそんな技を掛けるのは不可能と思われたが。アンドレはマスクをかぶるとキャラ変。必要ないのに敢えてセコい反則をするシーンがユーモラスだった。

特集(52)「80年代」

「vs. ブルーザー・ブロディ」(二試合)「猪木、坂口 vs. ジャイアント・マシン、スーパー・マシン」

特集(54)「80年代」
「vs. ブルーザー・ブロディ」「vs. ブロディ、アレン、リック・オリバー」「vs. ブロディ、レイ・キャンディ」 

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