「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」85年の猪木。「vs. ブルーザー・ブロディ、バッドニュース・アレン」「vs. ブロディ、キングコング・バンディ」「vs. ブロディ」を紹介します。
①アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. ブルーザー・ブロディ、バッドニュース・アレン
(1985年6月28日)
(内容)タッグ戦。ブロディがチェーンを振り回しながら入場し、リング上でも振り回す(アブない奴)。猪木がブロディに先制攻撃、ボディブロー。ブロディはカウンターキック、ゴリラスラム(ブロディ流ボディスラム)。藤波が捕まる。ブロディのタックル、ドロップキック(ちょこっと当てるタイプ)、チンロック、アレンのチョップ、ボディスラム、ギロチンドロップ、ヘッドバット。再び猪木とブロディ。猪木がアームブリーカー、ブロディはブレーンバスター、ギロチンドロップ。アレンにドロップキックを決めた藤波だが、ブロディに軽く投げられて蹴りを入れられる(体格差を見せつけるブロディ)。猪木がブロディに鉄拳、コブラツイストの後、二人が場外に。外でやり合って両者リングアウト。シングル戦もリングアウトだった猪木とブロディ。勝ち負けよりもブロディの豪快な動きが見られたらファンはそれで満足しなければならない、という内容・結末だった。
②アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. ブルーザー・ブロディ、キングコング・バンディ
(1985年7月26日)
(内容)まずは猪木組が入場し、女性から花束贈呈。次いで怪物コンビ。ブロディがチェーンを振り回しながら入場し、リング上でも振り回す(田中リングアナに当たりそうに)。試合はブロディ組が巨体を見せつける攻撃。藤波の「軽さ」が目立つ残酷な内容。ブロディが藤波を軽く持ち上げ、ヘッドロック、タックル、カウンターキック、ブレーンバスター、バンディはトーキック、エルボー、ハンマーパンチ、ラリアット。ハイテンションのブロディ。コーナーで控えるが、観客席に乱入。猪木とブロディ。ブロディがチョップ、ボディスラム、ギロチンドロップ、スリーパー、バックドロップ、カウンターキック。猪木はチョップ、アリキック、バックドロップを畳み掛けるように決め、鉄拳制裁。目まぐるしい攻防の中、バンディが猪木にラリアット、エルボードロップ。しかし、ここで(なんとなくわざとらしい)同士討ち。ブロディのカウンターキックがバンディに誤爆。猪木がバンディに延髄斬りで3カウント勝利。さすがは猪木といったところだが、やはり悲しい試合。ブロディとバンディはどちらも文句ナシの怪物だが、ブロディを売り出し中ということでバンディは負け役に。藤波はやはり小さい。怪物二人に蹴散らされるシーンが目立った。
③アントニオ猪木 vs. ブルーザー・ブロディ
(1985年7月28日)
(内容)まずは赤いガウンの猪木が入場。そしてブロディがチェーンを振り回しながら観客を蹴散らして入場。リング上で吠えまくる(テンション高すぎ)。まずは共にロープワーク(縦横無尽にバタバタ走る)、力比べ。その後は消耗戦。ブロディがヘッドロック、タックル、ニードロップ、ボディスラム、ギロチンドロップ、カウンターキック、スリーパー、ドロップキック、アバランシュホールド、ブレーンバスター、ボディプレス、パイルドライバー。猪木はアームホイップ、スリーパー、パンチ、回転エビ、畳み掛けるようにバックドロップ、延髄斬り、ドロップキック、ブレーンバスター。ここで猪木がエキサイト。ブロディのチェーンを持ち出して攻撃。猪木の反則負け。その後も攻撃する猪木を蝶野正洋、橋本真也らが数人がかりで止めた。なかなか難しい「大物対決」。フォール負けするとレスラーとしての商品価値が落ちるため、不透明な決着にしがち。この試合の結末はともかく、ブロディのギロチンドロップ(高いジャンプ力)、前に落とすブレーンバスターが迫力だった。
特集(52)「80年代」
「vs. ブルーザー・ブロディ」(二試合)「猪木、坂口 vs. ジャイアント・マシン、スーパー・マシン」
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