2023年9月14日木曜日

アントニオ猪木:特集(47)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」85年の猪木。「vs. キングコング・バンディ」(二試合。「ボディスラム・マッチ」)「vs. ハクソー・ヒギンズ」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. キングコング・バンディ

(1985年2月5日)

アントニオ猪木:特集(47)「80年代」

(内容)巨大な男が来日。身長は193cm~196cm(猪木よりも背が高い)。横幅がゴツいため、日本では「闘うシロナガスクジラ」などと呼ばれたバンディ。アメリカンプロレスの人気者。あのフリッツ・フォン・エリックの引退試合の相手を務めたとのこと。ジャイアント馬場、ロード・ウォリアーズ、トミー・リッチらと抗争。巨体が自慢で猪木との試合は「ボディスラム・マッチ」(賞金1万5000ドル)として行われた(ゴング前、バンディが種類にサイン)。スキンヘッドに黒いマント姿でバンディが入場。アマチュアスタイルのコスチューム(ハラが出てるのが少し気になる)。猪木は赤いガウンで入場。女性から花束贈呈。その花を吹っ飛ばすバンディ。ゴング前、いきなりバンディがボディスラムで先制。怒りの猪木だが、相手の巨体に手こずる。逆水平、ドロップキックを出すが、バンディは倒れず。パンチ、そしてボディスラムを仕掛けるが投げられない。コブラツイストもバンディがデカすぎて掛けられず。おなじみ「トップロープからのニードロップ」は成功。バンディは大きな技を使う。ハンマーパンチ、エルボードロップ(身軽)、スリーパー、ニードロップ(重い)、ボディプレス(自爆)。場外戦。猪木を痛めつけるバンディだが、鉄柱に自爆。リングに戻るのが遅れてリングアウト負け。負けて怒りのバンディ。決着後も猪木を攻撃。後藤達俊ら新日の若手が止めに入るが、バンディは蹴散らした。微妙な結末だった試合。最後の「鉄柱自爆」はわざとらしかったような気がする。まだまだ、二人の抗争を続けるためであろう。


アントニオ猪木 vs. キングコング・バンディ

(1985年2月6日)

アントニオ猪木:特集(47)「80年代」

(内容)二日続けて行われた「ボディスラム・マッチ」。バンディ、猪木の順でリング入場。選手に武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也が付き添う。レフェリーのミスター高橋は「WWF」の文字が入ったシャツを着用。女性から両選手に花束贈呈。その花を場外にぶちまけるバンディ(花もったいない)。猪木がバンディを投げようとするが、さすがに序盤はムリ。力比べも不利。ドロップキックを使う猪木だが、何度も投げられそうに(足をからませて阻止)。アームブリーカー、回転エビを見せる猪木にバンディはパワーで対抗。パンチ、エルボー、ニードロップ、足を固めるなど細かい技、スリーパー。猪木がアリキック連発。しかし、バンディがラリアットからのボディスラム(賞金ゲット)。しかし、ボディプレスを自爆(前日と同じ)。そして猪木が延髄斬り二連発で3カウント勝利。負けて悔しいバンディ。決着後も猪木を痛めつけた。バンディが終了した試合。結局、延髄斬りで敗北。デカくてインパクトがあるが、そこまでか。後のバンバン・ビガロのようなポジション。ベイダーのようにはなれなかった。


アントニオ猪木 vs. ハクソー・ヒギンズ

(1985年2月14日)

アントニオ猪木:特集(47)「80年代」

(内容)海外での一戦。ヒギンズは身長192~195cm。ニックネームは「ノコギリ男」。アメリカではなかなかのポジション。ケリー・フォン・エリック、ハーリー・レイス、ワフー・マクダニエル、テリー・ファンクらと対戦経験。猪木と勝負。なぜかワカマツがヒギンズのセコンド。試合開始。いきなり場外にエスケープするヒギンズ(観客席からモノが投げつけられた)。リングでは荒っぽい攻撃。キッチンシンク、ボディスラム、パイルドライバーを畳み掛けるように連発。そしてハンマーパンチ、トップロープでスタンガン。猪木は場外に出たがるヒギンズにイラついて鉄拳制裁&ドロップキック。ヒギンズのギロチンドロップに猪木はブレーンバスターでお返し。最後は猪木。アリキック連発からの延髄斬りで3カウント勝利。セコンドのワカマツが「カウントが速い」といった感じで抗議したが、受け入れられなかった。猪木が勝利。ヒギンズはパワーがあったが、あっけなく敗北。パワーだけでは猪木に勝てない。

特集(46)「80年代」
「猪木組 vs. アンドレ、マードック、アドニス」「猪木組 vs. マシンズ」「vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー」

特集(48)「80年代」

「vs. デビッド・シュルツ」「vs. ブルーザー・ブロディ」「vs. ビリー・ジャック」 

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