「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負(84年)。「猪木、藤波 vs. 長州力、マサ斎藤」「vs. アドリアン・アドニス」「vs. アンドレ・ザ・ジャイアント」を紹介します。
①アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. 長州力、マサ斎藤
(1984年5月)
(内容)タッグ戦。まずは「維新軍」長州、マサが黒いコスチュームで入場。猪木組は共にガウン姿。花束贈呈。猪木と長州でスタート、と思ったら、すぐに藤波にタッチ(リズムタッチ?)。腕の取り合い。マサが藤波にバックドロップ、コブラツイスト、ツープラトン攻撃(河津落とし、ほか)。猪木はマサに張り手、インディアンデスロック、アリキック、ヘッドバット連発。長州のオクラホマ・スタンピード、猪木は鉄拳制裁。藤波が長州に弓矢固め、首4の字。サソリを仕掛けられまいとディフェンスしていた猪木が捕まる。マサ、次いで長州がサソリ(藤波にも)。猪木が長州に延髄斬り。長州がラリアット、ツープラトンのパイルドライバーで報復。しかし、レフェリー(ミスター高橋)のカウントに不満の維新軍がレフェリーに暴行。長州は藤波にもラリアットをかますなど自由に暴れてマサと共に引き上げていった。猪木組の反則勝ち。やられてしまったらそれはレスラーにとって「負け」。結果は関係ない。タッグ戦はやっぱり連係プレーをする維新軍の方に勢いがあった。
②アントニオ猪木 vs. アドリアン・アドニス
(1984年6月1日)
(内容)新日本常連外国人アドニス。黒いジャンバー姿。猪木はいつものように赤いガウン。ヒールっぽい雰囲気を出そうとするアドニスは花束をキャンバスに叩きつけたり、憎々しい表情を作ったり。試合開始。アドニスがヒザ蹴り、エルボー、ハンマーパンチ、ヘッドロック。猪木はアームブリーカー、腕ひしぎ、リバーススープレックス。猪木の足にこだわるアドニス(延髄斬りを封じる作戦か?)。コブラツイスト、足攻め、ハーフボストン、鉄柱で足攻め、オクラホマ・スタンピード、(必殺の)トップロープからのエルボー、ブルドッキングヘッドロックで猪木を痛めつける。受けに回っていた猪木。トップロープで急所を痛めたアドニスに「(おなじみ)トップロープからのニードロップ」、そして延髄斬りで3カウント。やっぱり猪木が勝った。アドニスの足攻めには意味があったのだろうか?
③アントニオ猪木 vs. アンドレ・ザ・ジャイアント
(1984年6月11日)
(内容)「大巨人」アンドレ。猪木とは過去に何度も対戦している。まずは猪木が先に入場。花束を受け取る。アンドレが赤いタイツ一丁で入場。トップロープをまたいでリングイン(花束ナシ)。レフェリーはいつものミスター高橋ではなくてタイガー服部。ファンの猪木への声援にナーバスになるアンドレ(定番)。そして巨体を生かした攻め。逆水平、ヘッドバット、パイルドライバー(タイツを掴むタイプ)、バックや足を固める技、ストンピング(&ノリノリのダンス。珍しい)、ベアハッグ、ココナッツクラッシュ。猪木は相手の巨体に苦戦しながらボディブロー、ドロップキック、タックル(逆に倒された)、飛びつきヘッドシザース、アリキック、「トップロープからのニードロップ」(二度目は失敗)。猪木の延髄斬り後、両者場外へ。アンドレが猪木をフェンスの向こうに落として反則負け(フェンスアウト)。やっぱり勝負が着かなかった。共にスーパースター。どちらかが完璧な負け方をするワケにはいかない。ただ、この当時はやはりアンドレのパワーの方が圧倒的だった印象。
「vs. ハルク・ホーガン(第二回IWGP優勝戦)」「vs. 長州力」「vs. ストロング・マシン」
0 件のコメント:
コメントを投稿