2023年5月2日火曜日

アントニオ猪木:特集(39)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負(84年)。「猪木、前田 vs. ホーガン、マイク・シャープ」「vs. 維新軍」「vs. バッドニュース・アレン」を紹介します。

アントニオ猪木、前田明 vs. ハルク・ホーガン、アイアン・マイク・シャープ

(1984年2月3日)

アントニオ猪木:特集(39)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)「シャープ兄弟」の弟の息子アイアン・マイク・シャープ。ガッチリした身体をしているがラフなタイプで、動きはもっちゃりしている。猪木を狙うホーガン。コブラツイストを仕掛け、そして前田を痛めつける。ジャンピングニー、ブレーンバスター、ギロチンドロップ、ショルダーブリーカー、アックスボンバー(前田がよけなかったため、マトモに入った)。ここから猪木が反撃。ホーガンとシャープに延髄斬り。ブレーンバスター、コブラツイスト、延髄斬りでシャープから3カウント。前田がやられ役で猪木がフィニッシュするわかりやすい展開だった試合。面白かったのが前田の「思い切りの良さ」。相手の技を逃げずに食らう。そうやってレスラーはタフになっていく。猪木がアックスボンバーをよけたのも印象的。IWGPではマトモに食らってしまったが、今回はよけることができた。技をよけたり、受けたり。いろんな理由があるのだろう。


アントニオ猪木、藤原喜明、前田明 vs. 長州力、アニマル浜口、谷津嘉章

(1984年2月9日)

アントニオ猪木:特集(39)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)タイトルマッチ直前の長州を花道で襲撃した藤原。以来「テロリスト」として存在感がアップ。維新軍がまず入場。群がるファンを小突く長州。次いで猪木組。長州、藤原は共に頭を負傷しており、長州は包帯、藤原はテーピングを頭にしている。花束贈呈。選手のコール&紙テープ(トイレットペーパーを投げ込むけしからん奴も)。藤原とアニマルでスタート。ヘッドバットを見せる藤原だが、維新軍はタッチが速く、ツープラトン攻撃(おなじみ「太鼓の乱れ打ち」も)。アニマルがネックブリーカー、トップロープからのエルボー、藤原のキズにパンチ連打。谷津はフロントスープレックス。前田はキック、ブレーンバスター。猪木はパンチ、ダブルアームスープレックスなどを使う。長州が猪木にサソリ。しかし、アニマルにラリアットを誤爆。猪木がチョップ&キックで大暴れ。小林邦昭、寺西勇が乱入して、試合終了(両者反則?)。長州と藤原の因縁が中心だった試合。猪木の出番は少な目だったが、パンチ連発などに見応えがあった。「維新軍の6人タッグ戦」は目まぐるしく、どこを見ていいのかわかりにくいことがよくあったがこの試合では個人的に長州のラリアット誤爆が妙に楽しかった(アニマルのやられっぷりが最高)。 


アントニオ猪木 vs. バッドニュース・アレン

(1984年2月11日)

アントニオ猪木:特集(39)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)バッドニュース・アレン。本名は「アレン・ジェイムズ・コージ」(「コージ」というのが気になる。日本人の血が流れているのだろうか?)。モントリオールオリンピックの柔道で銅メダル獲得(生前、「柔道じゃ食っていけない」というようなことを言っていたとか)。プロレスラーに転向。スキンヘッドでヘッドバットを食らわすラフファイターに(「売れるレスラー」を目指すため、柔道スタイルを捨てたようだ)。この猪木戦。「5分経過」したところから映像がスタート。アレンがエルボー、パンチ、コーナーに猪木を逆さにしてストンピング、ブレーンバスター、オクラホマスタンピード、場外でギロチンドロップ。しかし、当時抗争中だったラッシャー木村に乱入され、ラリアットを食らう。アレンのラフファイトに張り手やハンマーパンチで応戦していた猪木だが、デッドリードライブ、トップロープからのニードロップで反撃。結局、レスラーとしてはやっぱり猪木が上。畳み掛けるようにブレーンバスター、延髄斬り、卍固めでギブアップ勝利。試合後はラッシャーが猪木に何やらアピール、またしてもアレンを攻撃。アングルのため、ラッシャーがちょいちょい登場した試合。今となってはちょっと邪魔なような気がするラッシャーの乱入劇。しかし、猪木とアレンでは大体結果は見えているからこの展開で良かったのかも。最後の猪木の畳み掛けるフィニッシュが見応えアリだった。

特集(38)「80年代」
「vs. ダスティ・ローデス」「猪木、藤波 vs. ローデス、ローズ」「vs. ホーガン、マイク・シャープ」

特集(40)「80年代」

「猪木、藤波 vs. 長州力、アニマル浜口」「vs. 長州力」「vs. マスクド・スーパースター」 

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