2023年4月15日土曜日

アントニオ猪木:特集(35)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負(83年)。「vs. ハルク・ホーガン(IWGP優勝戦)」「vs. ディック・マードック」「vs. ラッシャー木村」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ハルク・ホーガン

(1983年6月2日)

アントニオ猪木:特集(35)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」
アックスボンバー&混乱

(内容)IWGP優勝戦。両者にとって極めて重要な試合。まずは黒いガウンのホーガンが入場(背中には「一番」「サンダーリップス」)。次いで猪木が赤いガウンで入場。それぞれリングインの前に花束を受け取る。選手のコール&大量の紙テープ。リングサイドには坂口征二、木村健吾、後藤達俊ら。ホーガンがグラウンドを仕掛け、猪木が切り返す。その後はホーガンが受けに回るシーンが続く。猪木が腕ひしぎ、張り手、インディアンデスロック、弓矢固め、バックドロップ、アリキック、延髄斬り、ドロップキック(「当たっていないドロップキック」でホーガンがリング下に落ちる定番)。ホーガンがコブラツイスト、アックスボンバー(一発目)、エルボードロップ、パンチ、ジャンピングニー、ブレーンバスターからのギロチンドロップ、足抱え式バックドロップ。猪木がホーガンを担いで両者場外へ。背後からホーガンがアックスボンバー(二発目)。猪木は鉄柱に突っ込む。そして伝説のシーン。エプロンサイドの猪木にホーガンが三発目のアックスボンバー。場外に落ちたまま動けない猪木。本来なら「リングアウト負け」になるところだが、坂口らが猪木をリングに戻す(セコンドが手を貸していいのか?)。猪木はうつぶせのまま舌を出してKO。ホーガン優勝。坂口が猪木をリングに戻さなければ「リングアウト負け」だったのに余計なことして「KO負け」に(人間不信)。未だにいろんなウワサがある試合。「本当に猪木は失神したのか?」など。この試合は「事件」と言ってもいいかもしれない。ただ、試合自体は「ホーガンの時代到来」といった内容だった。


アントニオ猪木 vs. ディック・マードック

(1983年9月8日)

アントニオ猪木:特集(35)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)ホーガンにやられた猪木だが、人気は健在。赤いガウンで入場。花束贈呈。試合は一進一退。ややゆっくりした試合ペース。マードックがヘッドロック、足攻め、エルボー、ニードロップ、パンチ、バックブリーカー、オクラホマ・スタンピード、カーフブランディング、マードック式垂直落下式ブレーンバスター。猪木は弓矢固め、アリキック、腕ひしぎ、タックル(二発目はエルボーで阻止された)、スリーパー(前歯が無いマードック)、鉄拳制裁(パンチ、エルボーで反撃された)。そして猪木。延髄斬り二連発からの卍固めでギブアップ勝ち。マードックが引き立て役だった試合。いつ見ても面白いのが「カーフブランディング」という技。「相手の協力」が必要。そのためマードックの試合はどこかコミカル。「マードック式垂直落下式ブレーンバスター」は(マードックの)ヒザが崩れるような落とし方。橋本真也の「垂直落下式」(危険すぎる)とは落とし方が違う。


アントニオ猪木 vs. ラッシャー木村

(1983年9月21日)

アントニオ猪木:特集(35)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)過去に何度も行われているカード。「新国際軍団」の黒いコスチュームでラッシャーが入場。苦い表情。セコンドには寺西勇。猪木はファンにもみくちゃにされてイラつきながら入場。ラッシャーが投げた花束が目に直撃。試合開始前、レフェリー(ミスター高橋)とモメるラッシャー。そしてラッシャーがヘッドバット連発、チョップで先制攻撃。場外では寺西が手を出してくる。ここまでいいところなしの猪木。ついにキレる。パンチ、張り手、キックで主に額を攻撃。延髄斬り&鉄拳制裁でラッシャーが流血してダウン、KO。猪木がラッシャーを制裁した試合。ガンガンやられてラッシャーがあっという間に情けない表情になってしまったのが印象的だった。 

特集(34)「80年代」
「vs. 前田明」「vs. アンドレ・ザ・ジャイアント、カネック、ビッグ・ジョン・スタッド、ハルク・ホーガン」

特集(36)「80年代」
「vs. 長州力、アニマル浜口、谷津嘉章」「vs. 谷津嘉章」「猪木、ホーガン vs. マードック、アドニス」 

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