2023年2月8日水曜日

アントニオ猪木:特集(28)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負。シングル戦「vs. ラッシャー木村」「vs. ワフー・マクダニエル」、タッグ戦「vs. ブッチャー、アグアイヨ」を紹介します。

アントニオ猪木 vs. ラッシャー木村

(1982年2月9日)

アントニオ猪木:特集(28)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)過去、数度行われたカード。完全決着なるか? まずはガウン姿のラッシャーがアニマル浜口、寺西勇と入場。次いで赤いガウンの猪木。花束贈呈。花束を無視するラッシャー。猪木がキック、パンチで先制するが、ラッシャーが実況席前で猪木の腕を鉄柵で攻撃。腕を狙うラッシャー。腕にヘッドバット、首元を踏み付け、チョップ、腕ひしぎ(過去にやられた仕返しか?)。猪木が反撃。インディアンデスロック風に足を固め、腕ひしぎ、アームブリーカー、腕に蹴り、場外の鉄柵で腕を攻撃、コブラツイスト。場外でうるさいアニマルにイラついたか、猪木がアニマルに鉄柱攻撃、パンチ。リングに戻ってラッシャーに延髄斬りからの卍固め。しかし、レフェリーのミスター高橋はラッシャーの手を上げ、勝利を告げる。どうやら猪木のリングアウト負けの様子。それに不満の木村健吾が高橋を胸元チョップで張り倒した。不透明な結末に終わった試合。「やられたら同じことをキッチリやり返す」というパターンがちょっと面白かった。ウッカリ油断したラッシャーが延髄斬りを食らったシーンに「キラー猪木」の緊迫感があった。


アントニオ猪木 vs. ワフー・マクダニエル

(1982年2月11日)

アントニオ猪木:特集(28)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)ネイティブアメリカンのワフー。羽根飾りをかぶって入場。次いで猪木が赤いガウンで入場。古い時代の試合のような展開。ワフーがフェイスロック、チンロック。猪木は足を固め、バックを取ったり、ヘッドロック。互いにチョップ。猪木はパンチ。ワフーが何度か猪木の顔にチョップを打っていたが、ついに伝説のトマホークチョップを猪木の胸板に。しかし、チョップ一発で「世界の猪木」が負けるワケにはいかない。最後は猪木がアリキックからの延髄斬りで3カウント勝利。負けたワフーはサッサと退場。猪木の延髄斬りが迫力だった。


アントニオ猪木、藤波辰巳 vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー、アグアイヨ

(1982年2月14日:メキシコ)

アントニオ猪木:特集(28)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)メキシコでのタッグ戦。「時間無制限3本勝負」。リングサイドでは藤波の奥さん(伽織さん)が観戦。赤いガウンの猪木。藤波は青いジャンバー。アグアイヨはソンブレロ。ブッチャーはアラブ風の黒い衣装。レフェリーは二人。藤波とアグアイヨでスタート(3本全てこの二人からスタートだった)。バックや腕を取り合う展開。ブッチャーは猪木に地獄突き、ヘッドバット、ブレーンバスター、藤波にも地獄突き、タックル、ネックハンギング。藤波がアグアイヨにドラゴンスクリュー。アグアイヨが猪木にチョークスリーパー。猪木は「お返し」として鉄拳制裁、インディアンデスロック。アグアイヨはチョップとボディブローが力強い印象。ブッチャーにアリキックを連発する猪木だが、共に場外へ。なぜか藤波とアグアイヨがリングインし、藤波がブレーンバスターで1本目を先取。「試合の権利」は猪木、ブッチャーのはずだが、それが「メキシコのルール」か?  2本目はブッチャーの凶器攻撃で藤波が出血(うつむく伽織夫人)。アグアイヨがセントーンで3カウント奪取。3本目も藤波が苦戦。猪木が頑張る。ブッチャーに延髄斬り、アグアイヨに取り上げた凶器で攻撃、レフェリーにも攻撃、反則負け。2-1でブッチャー組勝利。試合後もやり合う両チーム。猪木組のセコンド、グラン浜田も出血(もらい事故)。タッチが多かったタッグ戦。ブッチャー組の「同士討ち」、狂乱殺法が目立った。最後は猪木が頑張りすぎた(やりすぎ)。ブッチャーだけではなくアグアイヨにも延髄斬りを食らわしておけば勝っていたかもしれない。 

特集(27)「80年代」
タッグ戦「vs. アンドレ、グレイ」、シングル戦「vs. ローランド・ボック」「vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー」

特集(29)「80年代」
「vs. 藤波辰巳」「vs. スコット・マギー」「vs. カネック」

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