2023年2月4日土曜日

アントニオ猪木:特集(25)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負。タッグ戦「vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー、バッドニュース・アレン」、シングル戦「vs. ラッシャー木村」を紹介します。

アントニオ猪木、長州力 vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー、バッドニュース・アレン

(1981年10月16日)

アントニオ猪木:特集(25)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)「黒い軍団」ブッチャー&アレン。猪木、長州の「師弟コンビ」と対戦。「60分3本勝負」。試合開始数分後からの映像。長州が痛めつけられる。ブッチャーのクロスチョップ&カラテのポーズ、アレンとのダブルヘッドバット。アレンはボディプレス。猪木がリングイン。ブッチャーに「出てこい」アピール。ブッチャーが地獄突き、タックル、ブレーンバスター、「凶器シューズ」でストンピング。長州はアレンにブレーンバスターを仕掛けようとして失敗、場外で流血、そしてアレンのオクラホマスタンピードで3カウント。一本目(?)は猪木&長州はいいところなし。二本目(だと思う)は猪木がブッチャーにドロップキック、コブラツイスト(ブッチャーがデカすぎて不完全な体勢)。ここでハプニング。アレンのビール瓶攻撃がブッチャーに誤爆(ちょっとわざとらしい「誤爆」だったような気も)。猪木がアレンに延髄斬り。そのまま観客席にブッチャーとアレンが退避して試合終了。なんだかよくわからない終わり方。「3本勝負」だけど、公式裁定は結局何だったのか? ブッチャーは個性的キャラではあるが、誰が相手でもやることは同じ。だから、1本勝負だろうが3本勝負だろうが関係なし。長州が(後に自身が得意技にする)オクラホマスタンピードでやられたシーン、猪木の延髄斬り、ブッチャー組の「ありがちな同士討ち」が見せ場だった試合。


アントニオ猪木、坂口征二 vs. アブドーラ・ザ・ブッチャー、バッドニュース・アレン

(1981年10月30日)

アントニオ猪木:特集(25)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)「黒い軍団」ブッチャー&アレン。今度は猪木、坂口の「新日トップ」と対戦。まずは坂口とブッチャーでスタート。力比べから腕を取る坂口だが、ブッチャーの地獄突き、アレンのハンマーパンチ、ブッチャー&アレンのダブルヘッドバットを食らう。猪木はアレンのフルネルソン、トーキック、ブッチャーのタックル。しかし、地獄突きはブロック。場外戦では猪木が放送席のテーブル、ブッチャーが鉄柱に突っ込む。その後は猪木組が挽回。猪木がブッチャーにアリキック、ハイキック(「ドテーン」と後ろに倒れるブッチャー)。坂口がアレンにジャンピングニー、ハーフボストン。ブッチャーがビール瓶でレフェリーのミスター高橋を攻撃、反則負け。そしてまたしても「同士討ち」。アレンのビール瓶攻撃がブッチャーに誤爆、ブッチャーが観客席に退避(同じパターン)。プロレスはテレビでは放送されない地方巡業が多い。当時、ブッチャーはあちこちで同じパターンをやっていたに違いない(違う?)。猪木の「延髄斬り風ハイキック」&「ドテーン」が面白かった一戦。


アントニオ猪木 vs. ラッシャー木村

(1981年11月5日)

アントニオ猪木:特集(25)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)再びラッシャーが猪木とシングル戦。今回は「時間無制限1本勝負」で「ランバージャックマッチ」(場外に落ちたらすぐにリングに戻らなければならないルール)。猪木は紫、ラッシャーは白のガウンで入場。ラッシャーが先制攻撃。ヒザ蹴り、腕ひしぎ、チョップ、ヘッドバット、パンチ、(前に落とすタイプの)パイルドライバー、ブルドッキングヘッドロック、スリーパー、ボストンクラブ。猪木は足を固めたり、張り手、場外で鉄柱攻撃をしようとしたり(未遂。「ランバージャックマッチ」では場外乱闘はできない。基本的に)。受けに回るシーンが多かった猪木が一気に爆発。畳み掛けるように張り手、アリキックからの延髄斬り。ダブルアームスープレックス、ボディスラムからの腕ひしぎ、額に蹴り、鉄柱攻撃(場外乱闘)、延髄斬りからの腕ひしぎ、アームブリーカーからの腕ひしぎ。ギブアップしないラッシャー。セコンドからタオル投入(丁度、猪木の額の部分にタオルが落下。思わず笑ってしまう瞬間だった)。「タオル投入」に怒りのラッシャー。「オレはギブアップしてない!」といった感じで寺西勇らにエルボー。そんなラッシャーのアゴに猪木がハイキック。リング上は騒然としてしまったが、両者互いに健闘を称えるような雰囲気で終了。「腕ひしぎ」が特に目立った一戦。1981年10月8日の試合では猪木がロープブレイクせずに反則負け。そのときの技も「腕ひしぎ」だった。 

リンク

特集(24)「80年代」
「vs. スタン・ハンセン」「vs. タイガー戸口」「vs. ラッシャー木村」

特集(26)「80年代」
シングル戦「vs. ハルク・ホーガン」、タッグ戦「vs. スタン・ハンセン、ローランド・ボック」ほか

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