2023年1月30日月曜日

アントニオ猪木:特集(22)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」猪木の名勝負。タッグ戦「vs. ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、上田馬之助」ほかを紹介します。

アントニオ猪木、長州力 vs. ハルク・ホーガン、ポール・オンドーフ

(1980年11月6日)

アントニオ猪木:特集(22)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)注目のタッグ戦。赤いガウンの猪木が入場。長州は青いタオル。リング上には先に入場のホーガン組。ホーガンは黄色、オンドーフは赤いタイツ。セコンドにはステッキを持ったフレッド・ブラッシー。「45分3本勝負」。まずは長州とオンドーフでスタート。パワーがあるオンドーフ。アームホイップで長州を投げる。ホーガンはハンマーパンチ、ボディスラム。猪木とホーガン。ホーガンが腕を取る動きを見せて、アッサリ交代。その後、長州が足を取ったり、ブレーンバスターを見せたりするが、捕まる。オンドーフがサイドスープレックス、ニードロップ。ホーガンはニードロップ、パンチ、ラリアット(下手)、バックブリーカー。二人がかりでやられる長州。ブラッシーが場外から攻撃。反則で猪木組が一本目を先取。二本目は猪木とホーガンでスタート。猪木がヘッドロック。ホーガンが長州にブレーンバスター、ギロチンドロップ。猪木がホーガンにアリキック連発、(当たっていない)ドロップキック(ホーガンが場外に転落)。最後は猪木の得意技トップロープからのニードロップでオンドーフから3カウント。2-0で猪木組勝利。ツッコミどころがあった試合。ホーガンがヒゲを黒く染め、鉄柱攻撃や二人がかりの攻めでヒールな動き。特に目立ったのが「ヘタさ」。中途半端なラリアット。当たっていないドロップキックでふっ飛んだのもオーバーなアクションだったのではないかと。さらに「同士討ち」というタッグマッチによくある「ベタな展開」。髪が短く、体格的に小さい長州が「グリーンボーイ」に見えたのも印象的だった。


アントニオ猪木、ボブ・バックランド vs. スタン・ハンセン、ハルク・ホーガン

(1980年12月10日)

アントニオ猪木:特集(22)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)「第1回 MSGタッグリーグ優勝決定戦」として行われた「時間無制限1本勝負」。ホーガンは黒のタイツに「一番」。猪木とハンセンでスタート。粗いハンセン。ホーガンはスリーパー、バックブリーカー。バックランドはオーバーな動きでドロップキック、ボディスラム。ホーガンを意識したアピール。猪木がハンセンの足を攻めて動きを止めようとする(シングル戦のときと同じ戦法)。ホーガンが猪木にジャンピングニー、ショルダーブリーカー、エルボードロップ、「当たっていないドロップキック」で倒れる。ホーガンがバックランドにブレーンバスター、ベアハッグ、パンチ、ギロチンドロップ。逆にバックランドはヘッドバット(結構キツい感じの当たり)、パイルドライバー。ハンセンのラリアットがついに猪木に炸裂、そしてブレーンバスター。猪木にアバランシュホールドを決めたホーガンだが、逆さ押さえ込みされて3カウント。負けたハラいせにハンセン組は猪木を試合後も痛めつけて、サッサと退場した。最後はちょっとカウントが速かったような気もするが猪木組が優勝。バックランドがホーガンに食らわしたヘッドバット、ハンセンのラリアットがインパクトだった試合。バックランドのオーバーアクションは個人的には嫌いだが、パワーと技を持っているところを見せた。 


アントニオ猪木、キラーカーン vs. タイガー・ジェット・シン、上田馬之助

(1981年3月27日)

アントニオ猪木:特集(22)「80年代」「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)猪木はシン、上田と因縁が。特に上田には「日本プロレス追放」というシリアスな感情があったはず。紫(紺色?)に花がデザインされたガウンの猪木がカーンと入場。カーンのコスチュームには胸のところに「日の丸」が(モンゴル人なのに)。キレイなおねえさんたちから花束贈呈。そしてシン、上田が観客席を蹴散らしながら入場。なかなかリングインしない両者にイラついたか、猪木がシンを捕まえ、鉄柱攻撃&パンチ。しかし、シンは猪木にコブラクロー、上田はカーンに竹刀攻撃。早くもカーンが流血するなど、試合は大荒れ。猪木がイスで上田を「ガツン」。なぜかレフェリーのミスター高橋にもイス攻撃。試合を決めたのはカーン。上田にアルバトロス殺法(トップロープからのニードロップ)、アルゼンチンバックブリーカーでギブアップ勝ち。乱戦で凶器攻撃が多く、プロレスの技は少な目(猪木のコブラツイスト、ほか)。ある程度予想できた内容ではあったが、「猪木のイス攻撃」にはインパクトがあった。上田に食らわしたのはよくわかる。ミスター高橋はちょっと気の毒な感じ(高橋が暴露本を出したのはコレが原因?)。

リンク

特集(21)「70年代」
スタン・ハンセンとの四試合

特集(23)「80年代」
タッグ戦「vs. ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン」、「vs. マスクド・スーパースター」「vs. バッドニュース・アレン」

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