新日本プロレスの武藤敬司。「グレート・ムタ」として活躍。そしてNWOから勧誘される。「vs. パワー・ウォリアー」「vs. 越中詩郎」「vs. 蝶野正洋」を紹介します。
①グレート・ムタ vs. パワー・ウォリアー
(1997年1月4日、東京ドーム)
(内容)おなじみドーム大会。まずは鉄仮面をかぶったパワーが入場。次いでムタ。赤いコスチュームにドクロの面、赤と黒のペイント、赤い毒霧噴射。場外戦では互いにテーブルを使い、ムタはイス攻撃、パワーは鉄柱攻撃。ムタがフラッシングエルボー、花道でフェイスクラッシャー&ラリアット、スペースローリングエルボー(キャッチされた)。そしてムタがイスでパワーを「ガツン」。パワーがラリアット、毒霧をイスでブロック、お返しのイス攻撃、パワースラム、ラリアット、パワーボム。ムタが毒霧、ムーンサルト(返された)、テーブルをコーナーに立ててスペースローリングエルボー、雪崩式フランケンシュタイナー、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(盛大に自爆)。最後はパワーがテーブルの上にノーザンライトボムで3カウント勝利。イスとテーブルが目立った試合。テーブルにムーンサルトしてしまったムタはどのくらいダメージを負ったのだろう? 昔はキレイに決まっていたムタの得意技がよくかわされた、という印象が残った試合。
②グレート・ムタ vs. 越中詩郎
(1997年4月12日、両国国技館)
(内容)ムタが黒いペイント、赤いロングのコスチュームで登場。越中が雪崩式ブレーンバスター、スリーパー、ドラゴンスープレックス(ブリッジが崩れる)、ヒップアタック、トップロープからのミサイルキック、ジャーマン(これもブリッジが崩れ、毒霧を浴びる)、グランドコブラ。ムタはキック、エルボー、(場外で)スペースローリングエルボー、バックドロップ、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(返され)、パワーボムを切り返してフランケン。テーブルを持ち出すムタ。テーブルの上に雪崩式フランケン、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルトで3カウント。越中のスープレックスがイマイチ決まらなかった試合。ムタはパワー戦のようにテーブルを使い、まるでインディの試合のような感じになった。試合後はNWOの蝶野、ノートン、バグウェルがムタをNWOに勧誘。返事することもなく去っていくムタ。NWOと平成維震軍が小競り合い。NWOが注目されていた頃の懐かしい映像。
③グレート・ムタ vs. 蝶野正洋
(1997年6月22日、東京ドーム)
(内容)NWOのシャツを着て蝶野が入場。次いでムタ。黒いコスチューム、青と黒のペイント、青の毒霧。まずはムタがソバット、蝶野がケンカキックで「挨拶」。ムタがソバット、フラッシングエルボー、スプレーで蝶野の背中に「NWO」&毒霧、花道でブレーンバスター(ラリアットは失敗)、雪崩式ブレーンバスター、スペースローリングエルボーからのフェイスクラッシャー、テーブルにスペースローリングエルボー(自爆)。蝶野はパンチ、マンハッタンドロップ、ネックブリーカー、バックドロップ、パイルドライバー、トップロープからのタックル。最後はシュミット式バックブリーカーからのムーンサルトでムタが3カウント勝利。試合後、天山とヒロを蹴散らしたムタが蝶野と対峙して握手を求める。互いに定番の技を使った試合(蝶野はSTFは無かったがケンカキックが迫力だった)。注目はムタがNWO入りを決意したシーン。チームプレーには向かないムタが軍団加入。どんな試合をすることになるか?
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