新日本プロレスの新星、武藤敬司。有名レスラーとのタイトル戦「vs. アーン・アンダーソン」「vs. リック・フレアー(二試合)」を紹介します。
①グレート・ムタ vs. アーン・アンダーソン
(内容)赤いロングをはいたムタ。黒のペイント。「WCW世界TV王座」を懸けた防衛戦。セコンドにはケンドー・ナガサキと小柄な男。ムタがアンダーソンを挑発、緑の毒霧。バック、腕、足を取り合う展開、力比べ。小技が巧いアンダーソンはブレーンバスター、パンチ、マンハッタンドロップ、スパインバスター。ムタは手刀、キック、フラッシングエルボー、場外での鉄柵攻撃、トップロープからのダブルスレッジハンマー、スペースローリングエルボー、固め技、ソバット。ムタのセコンドが試合に介入し、三対一といった感じに。ムタがシュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。ムーンサルトをヒザでブロックしたアンダーソンが必殺のDDTで3カウント勝利。アンダーソンがやられながらも最後に逆転するパターンで王座奪取。個人的にはアンダーソンのファンでもあるのでスパインバスターとDDTが観られて満足。乱入があったりするなど、アメプロっぽい試合、結末だった。
②グレート・ムタ vs. リック・フレアー
(内容)ムタが入場。赤い頭巾の忍者スタイル。毒々しいペイント。緑の毒霧。セコンドにはゲリー・ハート、黒いスーツのケンドー・ナガサキ。WCW王者のフレアーはブルーのガウン。試合開始(王座が懸けられているのかどうかは不明)。フレアーがヘッドロック、腕を取るレスリング、ニードロップ、マンハッタンドロップ、ケンカ殺法(パンチ、キック、逆水平)。ムタは逆水平、ソバット、ハーフボストン、インディアンデスロック、鎌固め、弓矢固め、アキレス腱固め、場外乱闘。そしてフレアーが四の字。ナガサキが介入。フレアーの反則勝ち。場外でナガサキにも四の字を掛けるフレアーだが、ムタの毒霧、ツープラトンのブレーンバスター、ムーンサルトを食らう。コレもアメプロっぽい結末。二人の戦いはまだまだ続きます、といった感じ。互いに個性を出し合った試合。この二人はいろんなパターンで試合したら面白いと思う。完全に決着をつける形のフィニッシュじゃなくてむしろよかったという感じがした。
③グレート・ムタ vs. リック・フレアー
(内容)ムタが入場。黒の忍者スタイル。白と黒のペイント。TV画面には「(英語で)スターケード89」。そしてNWA王者のフレアーが派手なガウンで入場。速いテンポの試合。ムタが先制攻撃。キック、パンチ、スペースローリングエルボー、フラッシングエルボー。フレアーはチョップ、キック、マンハッタンドロップ、ニークラッシャー、四の字。ムタがシュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。ムーンサルトをフレアーはヒザでブロック。スモールパッケージでフレアー勝利。両陣営のセコンドが場外でやり合う中、フレアーがアッサリ試合を決めた。速すぎる試合。もう少しいろいろな展開が観たかった。
グレート・ムタ:WCW時代(4)
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