新日本プロレスの新星、武藤敬司。アメリカWCWで人気上昇中。「vs. レンジャー・ロス」「vs. ボビー・フルトン」「vs. スティーブ・ケイシー」ほかを紹介します。
①グレート・ムタ vs. ?
(内容)忍者コスチュームのムタ。胸に「忍者」、背中に「伊賀」。赤のペイント。TV画面には「(英語で)レッスルウォー89」とある。相手(名前がわからなくて申し訳ない)はボディアタック、クローズライン、エルボー、タックルといった攻撃。ムタはキック、緑の毒霧噴射、場外で鉄柱攻撃、フラッシングエルボー、スペースローリングエルボー、ショルダークロー、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(ヒザに負担が掛かりそうな着地タイプ)、プランチャ。最後はシュミット式からのムーンサルトでムタが3カウント勝利。一回目のムーンサルトは逃げられてしまった。ちょっと仕掛けるのが早かったか。
②グレート・ムタ vs. レンジャー・ロス
(内容)星条旗を持ち、制服姿の黒人ロス(見た目がカッコいい。WWFのサージャント・スローターのようなキャラ)。ムタが拍手とブーイングの中、入場。赤と緑の半々のペイント。忍者ポーズ、緑の毒霧噴射。ロスがボディアタック(失敗気味)、ドロップキック、エルボー。ムタは荒っぽいチョップ連打、場外で鉄柱攻撃、腕を取り合う攻防、ネックブリーカー、フラッシングエルボー、ショルダークロー、スペースローリングエルボー(逃げられた)、ソバット、赤の毒霧噴射。最後はムタがムーンサルト。ロスがどんな技を使う選手なのかに期待したが、それほどでもなかった。ムタは技をかわされたり、ムーンサルトで飛びすぎたり(ヘッドバット気味に落下)。ムタ、武藤のムーンサルトはコーナーと相手との距離が微妙に近いとうまく決まらないことがよくあった。一番キレイに決まるのは、相手がリング中央あたりにいるとき。
③グレート・ムタ vs. ボビー・フルトン
(内容)フルトンは「ザ・ファンタスティックス」というタッグチームで有名な男。体格は小柄だが、経験と技を持っている。ベルト(WCW世界TV王座?)を巻いて入場するムタ。赤いペイントで、頭巾は無し。バックを取ろうとするムタをフルトンが腰フリでおちょくる。小技が上手いフルトンは腕を取ったり、回転エビ、ドロップキック、トペ(失敗)、ヘッドロックを見せる。ムタはカンガルーキック、チョップ、フラッシングエルボー、バックドロップ、スペースローリングエルボー、ソバット、プランチャ。最後はムタがトップロープからのボディアタックで3カウント勝利。相手がテクニックのある選手だったため、ムタも多彩な攻撃。ムタのバックドロップが迫力だった試合。
④グレート・ムタ vs. スティーブ・ケイシー
(内容)ムタは忍者コスチュームで水色のペイント。忍者ポーズ。そして、緑の毒霧を相手に噴射。見た目がレックス・ルガーっぽいケイシーはアームホイップ、クローズライン、エルボー、ドロップキック。ムタはチョップ連発、スペースローリングエルボー、スリーパー、カンガルーキック、ミサイルキック、ショルダークロー、ソバット、場外の鉄柵でスペースローリングエルボー。最後はムタがシュミット式バックブリーカーからのムーンサルトをキレイに決めた。相手は二線級ではあったが、ムタらしい動き、技が見れた試合。
グレート・ムタ:WCW時代(3)
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