2021年12月26日日曜日

武藤敬司:新日本若手時代(4)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

新日本プロレスの新星。外国人との戦い。「vs. コンガ・ザ・バーバリアン」「vs. ジェリー・グレイ」「武藤敬司、越中詩郎 vs. 藤波辰巳、ジョージ高野」を紹介します。

武藤敬司 vs. コンガ・ザ・バーバリアン

(昭和62年2月9日)

武藤敬司:新日本若手時代(4)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)パワーファイターのバーバリアンとの一戦。武藤が「610」のコスチュームで入場。おねえさんから花束贈呈。バーバリアンはチェーンを振り回し、観客を蹴散らしながら入場。武藤が先制攻撃。パンチ、スペースローリングエルボー。そしてボディアタック(キャッチされ、バックブリーカーを食らう)、ドロップキック、ラリアット、スリーパー、首四の字、ネックブリーカー、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(着地タイプ)。バーバリアンはパワフルな攻撃&笑い。逆水平、スパインバスター、ヘッドバット、場外戦(鉄柵攻撃)、ドロップキック、スリーパー、リフトアップ、ギロチンドロップ、アバランシュホールド、トップロープからのヘッドバット(自爆)。最後は両者フェンスアウト。引き分けではあるが、武藤がパワーで押され気味だった試合。バーバリアンはヘッドバットを(ワザと?)自爆したりするなど、ユーモラスなところも見せた。「楽しいシーン」を見せるのも一流レスラーの条件。

武藤敬司 vs. ジェリー・グレイ

(昭和62年3月2日)

武藤敬司:新日本若手時代(4)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)ジェリー・グレイはフロリダのレスラー、とのこと。ヒョウ柄のコスチューム(ワイルドなイメージを出そうとしているのだろうが、ちょいとダサい感じもする)。武藤はヒゲ姿。最初はバックや腕を取り合う攻防。グレイがスタナー(後にスティーブ・オースチンが使うタイプのもの)、アームホイップ、ストレッチ技、エルボースマッシュ、場外での鉄柵攻撃、ブレーンバスター、(緩い)サソリ、パイルドライバー、コブラツイスト。武藤はカンガルーキック、スリーパー、ドロップキック、回転エビ、スペースローリングエルボー、ジャーマン、シュミット式バックブリーカー。雪崩式ブレーンバスターを決めた武藤を襲うマスクマン。いわゆる「海賊男」が乱入して棒で武藤を攻撃。試合終了。テクニックを競い合うのが新日本プロレス。アメプロ風の乱入劇を演出。ちっとも客にウケず大失敗。グレイは後にレスラーとしてブレイクせず。悪い選手ではなかったけど表情が地味すぎた。

武藤敬司、越中詩郎 vs. 藤波辰巳、ジョージ高野

(昭和62年3月18日)

武藤敬司:新日本若手時代(4)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

(内容)「IWGPタッグ王座決定リーグ戦」として行われた試合。ゴング前、「海賊男」が乱入して藤波が左腕を負傷。武藤組がその左を腕ひしぎ、キーロックなどで執拗に攻撃。捕まり続ける藤波。ようやく高野にタッチ。ツープラトンのパイルドライバーを食った高野だが、トップロープからのフットスタンプ、ブレーンバスター、ギロチンドロップ、四の字、ミサイルキック。藤波は張り手、パイルドライバーで反撃。武藤はブレーンバスター、回転エビ、スペースローリングエルボー、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。越中はボストンクラブ、ヒップアタック、ジャーマン。最後は藤波がバックドロップで越中から3カウント。左腕を攻められ続けた藤波が逆転勝利。海賊男は一体何がしたかったのか? 試合自体は四人の個性が出ていて良かった。 

武藤敬司:新日本若手時代(5)

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