新日本プロレスの新星。凱旋帰国。「武藤敬司、ジョージ高野 vs. ケンドー・ナガサキ、ミスター・ポーゴ」「武藤、藤波 vs. ナガサキ、ポーゴ」「vs. カネック」を紹介します。
①武藤敬司、ジョージ高野 vs. ケンドー・ナガサキ、ミスター・ポーゴ
(昭和61年12月10日)
(内容)タッグ戦。コブラのマスクを脱いだ高野と組む。相手は武藤とプエルトリコでも一緒だった「ペイントコンビ」のナガサキ&ポーゴ(剣道スタイルでセコンドにはワカマツ)。メガホンでワカマツが何かを叫んで試合スタート。ナガサキは足を取る動き、ボストンクラブ、マンハッタンドロップ。ポーゴはチョップ、スリーパー、ボストンクラブ。高野はミサイルキック、ブレーンバスター。武藤はドロップキック、首四の字、回転エビ、ミサイルキック、スペースローリングエルボー、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。場外戦。竹刀で武藤をしばくナガサキ。反則負け。ドタバタした感じもあった試合。ツープラトンのパイルドライバーを見せたり、乱戦に持ち込んだりして、ナガサキ組の方が印象が良かった。武藤はキレイなムーンサルト。高野は白のショートタイツ一丁で地味な感じに。高野と平田はマスクマンの時の方が迫力があった、と思う。
②武藤敬司、藤波辰巳 vs. ケンドー・ナガサキ、ミスター・ポーゴ
(昭和61年12月)
(内容)タッグ戦。ナガサキ組のセコンドにはワカマツ。まずは武藤とナガサキでスタート。両チームともバックや腕を取るレスリング。ナガサキはバックブリーカー、ギロチンドロップ。ポーゴはチョップ、スリーパー。藤波はドロップキック、ボストンクラブ。武藤は回転エビ、エルボー、ハーフボストン、弓矢固め、ミサイルキック、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。場外戦。ワカマツが武藤にイス攻撃。しかし最後は武藤がボディアタックでポーゴから3カウント。ヒールのナガサキ組は試合中はマジメな戦いぶりで、最後は乱戦。武藤が頑張った試合だった。
③武藤敬司 vs. カネック
(昭和62年1月)
(内容)猪木や初代タイガーらとの試合でおなじみのカネックとシングル戦。マント姿で入場するカネック。武藤は「610」のジャンパー。カネックが先制攻撃。エルボー、場外戦でイス攻撃。そして、パワーを見せつける攻め。ラリアット、ベアハッグ、リフトアップ、ギロチンドロップ、スリーパー、チョーク、トペ、トップロープからのボディアタック、パンチ、アルゼンチンバックブリーカー。武藤はスペースローリングエルボー、首四の字(「チョーク」扱いされて黒人レフェリーからカウントを取られる)、足固め、プランチャ(トペをやられたお返し?)、バックドロップ、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト。最後は武藤がジャーマンで3カウント勝利。勝ったのは武藤。しかし、カネックのパワー&荒っぽさを感じた一戦。若手に花を持たせた、といったところか?
武藤敬司:新日本若手時代(4)
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