新日本プロレスの新星。プエルトリコWWCに遠征した「ニンジャ(武藤)」。当時のライバル、白いマスクマンとの試合を紹介します。
①ニンジャ vs. マスクマン
(内容)プエルトリコWWC。共にジーンズとシャツ。どうやら「ストリートファイト形式」の試合らしい。ニンジャ(武藤)の顔にはちょっとしたペイント。ニンジャがチャンピオンベルトでマスクマンを攻撃。そしてパンチ、キック、場外戦(鉄柱、イス攻撃、チョーク)、(蹴るのではなく)シューズを脱いでそれで殴打、ギロチンドロップ、シュミット式バックブリーカーからのムーンサルト(返された)、スリーパー。マスクマンはブレーンバスター、パイルドライバー。ブリーフケースでマスクマンを攻撃しようとするニンジャ。逆に奪われて「ガツン」。ニンジャが3カウントを取られて敗北。場外戦が印象的だった試合。ニンジャが反則攻撃したら逆に同じことをやられる、というパターンも見ていて妙に面白かった。
②ニンジャ vs. マスクマン
(内容)いつものマスクマンと金網戦。「場外へエスケープした方が勝ち」というアメプロでよくあるルール。ヒールのニンジャ。キック、マスクはぎ、噛みつきなどの荒っぽい攻撃。そしてブレーンバスター、クローズライン、スリーパー。しかし逆に金網に叩き込まれて流血。ニンジャの蹴りを食ったマスクマン。吹っ飛ぶような形でそのまま場外へ。優勢に攻めていたニンジャの敗北。思わず笑ってしまうような結末。ニンジャが場外に出ようとするたびに足を引っ張られるシーンも面白かった。激しく攻撃し合いながらも「楽しいシーン」が見せてくれるのがプロレスのいいところ。
③ニンジャ vs. マスクマン
(内容)いつものマスクマンと勝負(いつも同じ相手だったのだろうか? 体格とか動きがちょっと違うような気も)。ニンジャがソバット、足攻め、シュミット式バックブリーカー。マスクマンはアームホイップ、ブレーンバスター、ネックブリーカー、トップロープからの回転式セントーン(失敗)。最後はニンジャがスモールパッケージで3カウント勝利。共にバックや腕の取り合いといった器用な動きを見せた一戦だった。
武藤敬司:武者修行特集(3)
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