新日本プロレスと外国人（45）「世界のレスラー：プロレス専門ブログ」|「世界のレスラー：プロレス専門ブログ」

新日本のマットに上がったWCWレスラー。「スタイナーズ vs ノートン、ペガサス」「ロン・シモンズ、ネイルズ vs 武藤、馳」「ロード・スティーブン・リーガル、マイク・イーノス vs スコット・ノートン、木戸修」の三試合を紹介。

①スタイナーズ vs スコット・ノートン、ワイルド・ペガサス

（内容）リック＆スコットの兄弟、スタイナーズ。スタイナーズとノートンはかなりの筋肉マンで、ペガサスはジュニアヘビー級。スコットとノートンでスタート。ノートンの強烈なタックル、クローズライン。スコットはあのノートンを軽くスープレックスで投げる。ペガサスがリックにジャーマン、回転エビ固め。ノートンがスコットにバックフリップ。ペガサスが捕まる。スコットのフロントスープレックス、STF、サソリ固め、パンプハンドル・スラム、投げっぱなしドラゴンスープレックス、リックのスープレックス、キャメルクラッチ、投げっぱなしジャーマン。スコットがノートンに投げっぱなしジャーマン、ツープラトンのブレーンバスター。ノートンがスコットにパワースラム。ペガサスがスコットに雪崩式フランケン、トップロープからのボディプレス。やっぱり最後はスタイナーズ。スコットがペガサスをトップロープからフロントスープレックス、スタイナー・スクリュー・ドライバーで３カウント。「ワイルド・ペガサス」ことクリス・ベノワ。ジュニアではかなりのパワーファイターだけど、やっぱり生粋のヘビー級には敵わない。後にアメリカで王者になったけれど、かなり無理をしていたのではないか？

②ロン・シモンズ、ネイルズ vs 武藤敬司、馳浩

（内容）シモンズは元WCW王者で、後にWWFでは「ファルーク」の名でトップクラスの選手になった男。ネイルズは「囚人キャラ」。荒っぽい攻撃をする。シモンズと馳でスタート。シモンズのタックル、リフトアップ、クローズライン。馳はブレーンバスター。ネイルズのストンピング、チョーク、かみつき、クローズライン、バックブリーカー。武藤がシモンズにローリングソバット、ネイルズにフラッシングエルボー。シモンズが馳にスパインバスター、ヘッドバット、スリーパー、パワースラム。武藤がネイルズにスペース・ローリング・エルボーからのフェイス・クラッシャー。そしてシュミット式バックブリーカー。ムーンサルトを阻止したシモンズは武藤にパワースラム。最後は武藤が再びシュミット式バックブリーカー。そしてムーンサルトでネイルズから３カウント。ネイルズはやっぱりダメだ。レスリングができないうえに、ダラっとした試合ぶり（キャラなのか、ホントにヤル気がないのか）。シモンズが良かった。黒いコスチューム（後にWWFで活躍するときのスタイル）で、パワフルな攻撃。黒人レスラーのことはあまり詳しくはありませんが、ボボ・ブラジルやブッチャーと比較されるような存在だと思う（彼らよりも上かも）。

③ロード・スティーブン・リーガル、マイク・イーノス vs. スコット・ノートン、木戸修

（内容）テクニシャンとパワーファイターがそれぞれタッグを組んで勝負。個人的にはリーガルと木戸の対決に注目。リーガルと木戸でスタート。互いに腕を取り合うレスリング。リーガルのエルボースマッシュ。ノートンがリーガルにタックル。イーノスとノートンの力比べ。イーノスがノートンにフロントスープレックス、バックドロップ、パワースラム、場外でスローズラインとイス攻撃。ノートンはイーノスにサソリ。木戸がリーガルにワキ固め。イーノスが木戸にネックブリーカー、ノートンにツープラトンのパイルドライバー。リーガルがノートンにロイヤルストレッチ。最後はノートンがパワースラムでリーガルから３カウント。ノートンはパワーはスゴイけど、技が不正確。木戸やリーガルの方が良いレスラーだと思いますが、興行的にはパワーファイターの方が客のウケがいいのかな。リーガルと木戸のシングル戦が観たかったですね。

(YouTube)「ロン・シモンズ vs. トニー・アトラス」（WCW Main Event　93）