新日本vs.WCW。「ヘルレイザーズ vs 橋本真也、中西学」「ロン・シモンズ、ネイルズ vs 飯塚、野上」「ロード・スティーブン・リーガル、マイク・イーノス vs 橋本、中西」「ヘルレイザーズ vs スコット・ノートン、木戸修」の四試合を紹介。
①ヘルレイザーズ vs 橋本真也、中西学
(SGタッグリーグ戦Ⅳ)
(内容)ヘルレイザーズ(ホーク・ウォリアー&パワー健介)と新日本のパワーコンビ。パワーと橋本でスタート。力比べ(この二人はいつもコレをやっているような気がする)。ホークが橋本にクローズライン、フィストドロップ、カウンターキック。橋本はブレーンバスター、ニールキック。パワーがいつものフェイスクラッシャーを中西にかけようとして失敗(相手が合わせてくれないとうまくいかない技?)。ホークが橋本&中西にWクローズライン、橋本にギロチンドロップ。パワーが橋本にDDT。橋本もDDT。中西がパワーに水車落とし、アルゼンチンバックブリーカー。ホークが中西にパワースラム、パワーがツームストン、ストラングルホールド。最後はパワーがパワースラムで中西から3カウント。見た目の迫力、力は素晴らしかった中西。しかし、動きがぎこちない感じもした(後にWCWでホークを負傷させたのはそれが原因?)。
②ロン・シモンズ、ネイルズ vs 飯塚孝之、野上彰
(平成6年10月21日:長崎県総合体育館:SGタッグリーグ戦Ⅳ)
(内容)アメリカンプロレスのシモンズ、ネイルズ。新日本の飯塚、野上。ネイルズと野上でスタート。ネイルズのチョーク攻撃、バックブリーカー。飯塚をリフトアップ。飯塚がシモンズにブレーンバスター、野上がトップロープからのミサイルキック。シモンズが野上にクローズライン、ヘッドバット。野上がシモンズにトップロープからのボディプレス、飯塚が裏投げ。最後はシモンズがパワースラムで飯塚から3カウント。技が軽い飯塚&野上。シモンズは技を受けながら、最後は軽く切り返した。ネイルズは相変わらずチョーク。ウケてないことに気付かないんだろうか?
③ロード・スティーブン・リーガル、マイク・イーノス vs 橋本真也、中西学
(SGタッグリーグ戦Ⅳ)
(内容)リーガルと中西でスタート。腕の取り合い、力比べ。イーノスが橋本にフロントスープレックス。中西がイーノスにボストンクラブ。イーノスはギロチンドロップ、スタンガン。中西がリーガルに水車落とし。リーガル組が橋本をツープラトンのブレーンバスター、橋本は二人にDDT。中西がイーノスをアルゼンチンバックブリーカー。しかし最後はイーノスがパワースラムで中西から3カウント。個人的にはリーガルの活躍に注目していたのですが、この試合は「中西がどこまでやれるのか?」というものだったらしい。中西はゴツいけど、イーノスはもっとデカい。世界は広い。
④ヘルレイザーズ vs スコット・ノートン、木戸修
(SGタッグリーグ戦Ⅳ)
(内容)ノートンと木戸の珍しいタッグ。ヘルレイザーズと対決。パワーと木戸でスタート。パワーのリフトアップ、エルボードロップ、キッチンシンク、フェイスクラッシャー、パワースラム。木戸はワキ固め、ネックブリーカー。元気いっぱいのノートンはタックルとクローズラインでパワーを吹っ飛ばす。ホークにDDT、パイルドライバー(すぐに立ち上がってクローズラインで反撃するホーク)。ホークが木戸にサイドスープレックス、タックル、フィストドロップ。木戸が仕留められるのかと思ったら、スモールパッケージで木戸がホークから3カウント。「負け」に納得できないホークは木戸にバックフリップ。引き上げるときも永田と大谷に八つ当たり(迷惑)。大物に勝利して喜ぶ木戸。とても良いレスラー。「テクニックで勝つ試合」も魅力的だった、かつての新日本プロレス。いい試合でした。
(YouTube) The Road Warriors & Paul Ellering
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