新日本プロレスと外国人（34）「世界のレスラー：プロレス専門ブログ」|「世界のレスラー：プロレス専門ブログ」

新日本のマットに上がった外国人レスラーたちの試合を紹介。「ムッシュ・ランボー、マイク・イーノス vs 蝶野正洋、橋本真也」「ヘルレイザーズ vs 蝶野正洋、橋本真也」「イートン、ランボー、イーノスvs 飯塚、野上、中西」の三試合です。

①ムッシュ・ランボー、マイク・イーノス vs 蝶野正洋、橋本真也

（内容）パワーが売りのランボー組。ランボーと橋本でスタート。ランボーは荒っぽいキック。イーノスが蝶野にフロントスープレックス、蝶野はケンカキック二発。ファンのブーイングにエキサイトするランボー組。イーノスと橋本のチョップ合戦。橋本がイーノスに水面蹴り、ハーフボストン。蝶野もイーノスにハーフボストン（STFにいくのかと思ったら、いかなかった）。イーノスが蝶野にネックブリーカー、スタンガン、ギロチンドロップ（首を集中攻撃）。橋本がランボーにニールキック、イーノスにキック連発。イーノスが橋本にトップロープからのヘッドバット。橋本がイーノスにDDT、蝶野がトップロープからのタックル。イーノスは蝶野にパワースラムを決めるが、蝶野の延髄斬り、STFでギブアップ。激しいぶつかり合いだった試合。イーノスと橋本がチョップを打ち合って、互いにタフさをアピールしたシーンが印象的。イーノスはスープレックスも使えるし、アピールしながら試合を進めるWWF仕込み（？）のパフォーマンスも良かった。

②ヘルレイザーズ vs 蝶野正洋、橋本真也

（内容）興味深いカード。タッグ王者ヘルレイザーズ（ホーク・ウォリアー＆パワー健介）と蝶野、橋本（ノンタイトル戦）。特にホークと蝶野、橋本に期待。パワーと橋本でスタート。力比べ、橋本のキック、パワーのラリアット。ホークが蝶野をリフトアップ、フィストドロップ。蝶野のケンカキックにホークはカウンターキック、花道をダッシュしてダイビングタックル、張り手。橋本にボディアタック、クローズライン。橋本はホークにキック連発、ニールキック。パワーが蝶野にブレーンバスター、パワースラム、蝶野はケンカキック二発。ホークが蝶野にギロチンドロップ、パワーがストラングルホールド。ヘルレイザーズのダブルインパクト（合体ラリアット）を阻止する橋本。ホークが場外で鉄柵へ。橋本がパワーにDDT。最後は蝶野がパワーから変形STFでギブアップ勝ち。ゴツゴツしたぶつかり合いの試合。ヘルレイザーズはいつもの勢いで押すパターン。フィニッシュに蝶野が使った技が個性的。大技を使うレスラーが増えたためか、昭和プロレスのスター、ホーク・ウォリアーも平成時代はキツイ試合が多くなっていった（ような気がする）。

③ボビー・イートン、ムッシュ・ランボー、マイク・イーノス

　　　　　　　　　　　　　　　　　vs 飯塚孝之、野上彰、中西学

（内容）パワーが売りのランボーとイーノス。イートンはテクニック。イートンと中西でスタート。中西がフロントスープレックス、飯塚と野上がツープラトンのフェイスクラッシャー。イーノスが野上にフロントスープレックス。飯塚がイートンにドロップキック連発。ここから捕まってしまう中西。ランボーとイーノスがツープラトンのバックドロップ、イーノスが場外でマットをはがしてボディスラム、イートンがトップロープからのギロチンドロップ、ランボーがサイドバスター、イーノスがネックブリーカー。中西がランボーに水車落とし。野上がイートンにバックドロップ、トップロープからのボディプレス。イーノスが野上にネックブリーカー。最後は野上がジャーマンでイートンから３カウント。連携技が目立った試合。個人的にはイートンのファンなのでトップロープからのギロチンドロップが観れて良かった。パワーでは外国チーム、特にイーノスが良かった。中西はパワーはあるけどスピードが。飯塚と野上は軽い。勝ったけど。

(YouTube) The Road Warriors & Paul Ellering