新日本のマットに上がった外国人レスラーたちの試合を紹介します。「藤波辰爾、木戸修 vs SS・マシン、トニー・ホーム」「ノートン、ホーム vs ヘルレイザーズ（IWGPタッグ選手権）」「ロン・シモンズ vs トニー・ホーム」の三試合です。
①藤波辰爾、木戸修 vs SS・マシン、トニー・ホーム
（内容）木戸とホームがどんな試合をするのかが興味深いカード。まずは木戸とマシンでスタート。マシンの弓矢固め、木戸のヘッドロック、アームホイップ。藤波のマシンへのドロップキックは自爆（お約束？）。ホームが藤波にボディアタック、ボディスラムからのエルボードロップ。藤波がホームにバックドロップ。ホームが木戸にアトミックドロップ、ネックハンギング、滞空時間長めのブレーンバスター。痛めつけられる木戸。ホームが藤波にボディブロー。マシンが藤波にトップロープからのダイビングヘッドバット。藤波がマシンにバックブリーカーからのドラゴンスリーパー。木戸がマシンにネックブリーカー、ワキ固め。ホームにもワキ固め。しかしやはり体の大きさでは不利な木戸。ホームのギロチンドロップ、エルボードロップ二連発で３カウント。勝敗よりも「木戸がホームにワキ固めを決めることができるかどうか」が興味のポイントだったので（個人的に）、コレでよかったと思う。
②スコット・ノートン、トニー・ホーム vs ヘルレイザーズ
（IWGPタッグ選手権）
（内容）いつの間にかタッグ王者になっていたノートンとホーム。ホーク・ウォリアーと佐々木健介（パワー・ウォリアー）の「ヘルレイザーズ」が挑戦。先制攻撃のヘルレイザーズ。そしてホークがノートンにクローズライン。ホームはホークにパンチ、ボディアタック（効果無し。技をかけられてもスクッと立ち上がるホーク）。ホームがパワーにネックハンギング、滞空時間長めのブレーンバスター、バックフリップ。ノートンがパワーに凄まじいタックル、チョークスラム、パワースラム（ちょっと失敗）。パワーはホーム、ノートンにパワースラム連発。そして最後はヘルレイザーズが合体クローズラインでホームから３カウント。パワーファイターがガツンガツンぶつかりあった試合。テクニックよりも力技。会場で観たファンは熱くなれたのでは？
③ロン・シモンズ vs トニー・ホーム
（内容）シモンズはWCW王座を獲得したり、後にWWFで活躍する選手。しかしちょっと期待はずれ。まずは力比べ。デカいホームの方が上。ホームがボディブロー、ボディアタック、エルボードロップ、サイドバスター、ブレーンバスター、パワースラム。受けまくるシモンズがパワースラムで反撃。最後はシモンズが得意のスパイン・バスターで３カウント勝利。ぎこちなかったシモンズ。技をキレイに決めることができず、下手なレスラー、というイメージが残った。後に来日したときは迫力のあるパワースラムを決めていた。この日は調子が良くなかったのかも。
(YouTube)「ロン・シモンズ vs. トニー・アトラス」（WCW Main Event 93）
新日本プロレスと外国人（17）
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