2020年11月4日水曜日

新日本プロレスと外国人(10)「世界のレスラー:プロレス専門ブログ」

新日本のマットに上がった外国人レスラーたちの試合を紹介します。「佐々木健介 vs リック・ルード」「蝶野正洋 vs リック・ルード」(第二回、G1クライマックス)、「藤波、ライガー vs ナイドハード、ペガサス・キッド」の三試合です。

佐々木健介 vs リック・ルード

(第二回、G1クライマックス)

新日本プロレスと外国人(10)「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)ダイジェストで観た試合。健介はスリーパー、チョップ、ブルドッキングヘッドロック、バックドロップ、パワースラムといった「パワー系の技」を使う。ルードは腰をいやらしい感じで動かしたり、当たっていない(と思われる)急所攻撃を大袈裟に痛がる、いつものパフォーマンス。しかしながら、雪崩式ブレーンバスター、トップロープからのニードロップ二連発はなかなかの迫力。勝ったルードを美人マネージャー(メデューサ)が祝福。妙なアピールをしながら試合を進めるルードは典型的なアメプロの選手ですが、器用でパワフル。個人的に好きな選手です。


蝶野正洋 vs リック・ルード

(第二回、G1クライマックス)

新日本プロレスと外国人(10)「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)G1の決勝戦。復活した「NWA世界ヘビー級タイトル」の王座決定戦でもある試合。会場にはアントニオ猪木、ダスティ・ローデスら。蝶野のセコンドには長州、武藤ら新日勢。ルードには美人マネージャーのメデューサ(ホントに美しい女性)。蝶野がクローズライン、腰フリ(ルードのマネで挑発)して、レスリングを仕掛ける。ルードはクロスチョップ、ヘッドバット。ルードの足を攻撃する蝶野(ニードロップ対策?)。そして四の字、腕ひしぎ。ルードがキックで反撃して、パイルドライバー、腰フリ、トップロープからのミサイルキック、DDT、スウィング式ネックブリーカーなど、蝶野の首を攻撃。蝶野とルードがそれぞれ雪崩式のブレーンバスター。ツームストンの体勢に入るルード。切り返して蝶野がツームストン。蝶野がショルダースルーからSTF(ロープ際。群がるカメラマン)。ルードが二発目のパイルドライバー、トップロープからのニードロップ。蝶野が再びショルダースルーからSTF。そして延髄斬り、グランドコブラ。最後は蝶野がトップロープからのタックルで3カウント。蝶野の勝利と同時にリングに上がって、蝶野の手を上げる武藤と橋本(蝶野と同じくらい目立ってる)。「NWA世界ヘビー級タイトル」にはクラシカルなイメージがある。昔ながらのレスリングも得意な蝶野に似合うベルトだと思う。ルードは負けてしまったけど見せ場をちゃんと作ったから良かったんじゃないかな。


藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー vs ジム・ナイドハード、ペガサス・キッド

新日本プロレスと外国人(10)「世界のプロレス紹介:自由なブログ」

(内容)ヘビーとジュニアの混合タッグ戦。ライガーとペガサスでスタート。パワー比べはペガサス。ナイドハードが藤波にタックル。藤波はナイドハードにインディアン・デスロック。ペガサスがライガーに高速ブレーンバスター、ツームストン。ライガーが場外のペガサスにスライディングキック。ナイドハードとペガサスが連携プレーを見せる。ペガサスがライガーにネックブリーカードロップ、トペ、藤波にボディプレス。ライガーがナイドハードにトップロープからのボディアタック。藤波がペガサスをターゲットに。ショルダースルー、バックブリーカー、ボストンクラブ。そして最後はドラゴンスリーパーでペガサスがギブアップ。基本、ヘビーはヘビー、ジュニアはジュニアと対決。ジュニアの選手がどこまでやれるのか、というのがこういう試合のポイントだと思うけど、やっぱり結論としては、ヘビーとジュニアでは勝負にならん、といったところ。 

 (YouTube)ダイジェスト「リック・フレアー vs. リック・ルード」(WCW Fall Brawl)

新日本プロレスと外国人(11)

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