新日本のマットに上がった外国人レスラーたちの試合を紹介します。「ベイダー、ビガロ vs ノートン、マサ斉藤」「藤波辰爾 vs リチャード・バーン(異種格闘技戦)」「マサ斉藤 vs クラッシャー・バンバン・ビガロ」の三試合です。
①ビッグバン・ベイダー、クラッシャー・バンバン・ビガロ vs スコット・ノートン、マサ斉藤
(内容)抗争中のマサとビガロがタッグ戦で激突。まずはノートンとビガロでスタート。ビガロがノートンに延髄斬り。ベイダーがマサにクローズライン、ボディアタック。マサがベイダーにバックドロップ、ボディスラム。ビガロを挑発するマサ。シングル戦のときのように噛みつき攻撃。ノートンとベイダーのパワー合戦。ノートンがベイダーにタックル(迫力)、ネックブリーカードロップ、トップロープからのダイビングタックル。ベイダーはノートンにラリアット連発。ビガロがマサにDDT。ベイダーはマサにボディプレス、アバランシュホールド、ブレーンバスター。ノートンがベイダーにバックドロップ、パワースラム。マサがベイダー、ビガロにバックドロップ連発。最後はビガロがトップロープからのダイビングヘッドバットでマサから3カウント。この四人ではマサが一番小さい。そのマサがドカドカやられながらも、デカい相手をバックドロップ、ボディスラム。レスラーってスゴイ。個人的にはフィニッシュのダイビングヘッドバットが好き。ビガロがWWFで使っていた決め技。日本でも見せてくれてよかった。
②藤波辰爾 vs リチャード・バーン
(異種格闘技戦)
(内容)3分1ラウンド制の試合。グローブをつけたバーンはキックボクシングのスタイル。(ちょいと軽めの)キック、延髄斬り、パンチ、後ろ回し蹴り(まあまあの迫力)。藤波は足を取ったり、腕を取ったりして、フロントスープレックス、ドラゴンスリーパー、腕ひしぎ。グローブのことで何やらクレームをつけるバーン。3Rからは藤波もグローブをつけてパンチ攻撃。4Rには場外乱闘(異種格闘技戦なのに)。5R、足を痛めた様子のバーン。藤波がブレーンバスター、トップロープからのニードロップ、そしてヒザ十字固めでギブアップ勝ち。「異種格闘技戦」だけど「プロレス風の格闘技戦」。でも意外と藤波ってパンチが上手い。レスリングでは藤波の方が上(当たり前?)。バーンは後ろ回し蹴りが迫力があって良かった。
③マサ斉藤 vs クラッシャー・バンバン・ビガロ
(内容)再び戦うマサとビガロ。ビガロがブレーンバスター、ヘッドバット連発。マサもブレーンバスター(重たいビガロを投げて、逆にダメージ)。ビガロの延髄斬り、マサのバックドロップ。場外戦での鉄柱攻撃でマサが流血(前回はビガロが鉄柱攻撃で流血)。リングに戻ってマサがコーナーにビガロの頭をぶつけ、噛みつき攻撃でビガロも流血。チョップとパンチの応酬。最後はマサがレフェリーのタイガー服部を突き飛ばして反則負け。決着後もやり合う二人を若手が止めに入る。何がやりたいのかイマイチよくわからない抗争。反則で終わる、というパターン。アメプロっぽい感じ。当時リアルタイムで観ていたファンはこの二人の試合をどういうふうに見ていたのだろう? 小柄なマサが巨大なビガロをブレーンバスター、バックドロップで投げるシーンはすごかったけど。
(YouTube)「レーザー・ラモン vs. バンバン・ビガロ」(WWF「RAW」)
新日本プロレスと外国人(7)
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