ホントかどうかわからない話が多いプロレス界。有名なエピソードばかりですが、レスラーたちの素顔を少しばかり紹介(注:関係者の話をまとめたもの。真実ではない話もあるかも)。
力道山
「木村政彦(37歳)vs. 力道山(30歳)」「昭和の巌流島の戦い」。
(力道山が圧勝した試合。試合前、木村から八百長の申し入れがあったという。引き分けにしよう、という内容だったそうだ。しかしながら、力道山はこれを無視。その理由はどうやら「ファイトマネーの配分」にあったようだ。勝った方が多くもらえる、ということで、力道山は引き分けではなく勝ちを狙ったという。勝てるのであればワザと引き分けて相手にカネをくれてやることはない、ということか。死後、力道山は「ケチだった」など周囲の人間にボロカス言われた。若い弟子である猪木にイヤなことを言って悩ませた話も有名。「戦後のヒーロー」だが、「力道山」ってのは一体何だったんだろう?)
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フレッド・ブラッシー
噛みつき攻撃をテレビで観たファンがショック死。
(西洋人が日本のレスラーに噛みついて流血させた。それを観たファンが死亡。そのファンからすればブラッシーは「吸血鬼ドラキュラ」に見えたに違いない。ヤスリで歯を磨いて鋭くした、というのも有名な話。でも、その歯は「入れ歯」。ブラッシーが入れ歯を外すところを見たことがある人によると、「老人のような顔だった」という。)
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アンドレ・ザ・ジャイアント
プロレスラーになる前はきこりだった。
(これはアンドレを売り出すための作り話。実際はその巨体を生かして家具運送会社に勤務していたという(コレもウソじゃないだろうね?)。アンドレのエピソードは結構残念なものが多い。WWFでキラー・カーンがアンドレの足を折った、というのもウソ。実際はドジってケガしたアンドレにカーンが技を食らわして「カーンにやられた」ということにしたのが真相。日本でも何度もアンドレとカーンの「因縁の試合」が行われた。他にも「ヒップドロップ」を得意技にしていたのもあって、ケ○に関するエピソードも。)
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テリー・ファンク
ヒザを痛めて1983年に引退したテリー。その後、カムバック。
(映画界に進出したが失敗したためリングに戻った、というのが真相らしい。日本では若い女性に人気があったが、カムバック後はサッパリ。アメリカWCW、日本のインディ団体でのデスマッチでそれなりに活躍。)
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スタン・ハンセン
恐怖のウエスタンラリアットでブルーノ・サンマルチノの首の骨を折った。
(実際はボディスラムを失敗してケガをさせた、ということらしい。「ニューヨークの帝王」をケガさせてアメリカマット界から追放されたハンセンは路頭に迷ったというが、新日本プロレスが拾ってくれたおかげでスターになった。)
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ラッシャー木村
「こんばんは、ラッシャー木村です」
(国際プロレスが崩壊。ラッシャーが新日本に参戦することに。その前に猪木に対戦アピール。猪木としてはラッシャーに気合いの入ったアピールをしてもらいたかったところ、この気の抜けるような挨拶。「新国際軍団」としてラッシャー、アニマル浜口、寺西勇にチャンスが与えられたが、「猪木の引き立て役」に終わった。)
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マシン軍団
若松マネージャーに率いられた謎の軍団。
(全盛を過ぎた猪木を倒すために現れた軍団。その一号である平田淳二。元々、平田は「マシン」ではなくマンガ「キン肉マン」のマスクをかぶる予定だったという。しかし、権利関係の問題でボツに。それでよかったと思う。技を競い合うストロングスタイルの新日本にマンガキャラは似合わない。後にマシン軍団はメンバーを増やして行くが、もし「キン肉マン」だったら何のキャラが登場していただろう? 「ラーメンマン」「ロビンマスク」「テリーマン」?)
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UWF
格闘技プロレス「UWF」。
(元々はプロレスの新しいTV番組の予定だった「UWF」。猪木やホーガンといった当時のトップも参加する予定だったという。それがつぶれてボツ企画に。猪木らよりも先にUWFに行っていた前田日明らは「新日本から出ていった連中」みたいな扱いに。その後、猪木が前田との対戦を避けたのは、その時の怒りで前田から何されるかわからない、と不安に思ったからだという。)
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個性派ばかりのプロレス界。しかも、「ガチとヤラセ」の問題もある。ホントかどうかわからない話、未だに謎の出来事。ホントのことを知ってしまうとシラけてしまうのもまた事実。あまり真実を追及しない方がいいと思いますが、いかがでしょうか?
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